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ミーナ
平成生まれ、シンガポール出身のハーフ。九州大学を卒業後、不動産、出版社を経て、ライターに。
少しでもお金が貯まると、すぐに航空券を買って失踪するほどの旅好き。現在は上京して以来止まらない体重増加に、強い危機感を覚えている。
みなさ~ん!どうもこんにちは、ミーナです。今日はカメラマンのみやもんと一緒に、こんなところにきています!
「鳥居がでっけーーー!なんだここは!思わず俺、座り込んじゃったよ」
「ここは茨城県にある「常陸国出雲大社」だよ。意外と知られていないんだけど、なんとあの島根にある出雲大社より御分霊を賜るスポットなのです。島根にまで行かなくても、関東の人はお参りできて超便利だよね~!ここまでのお手軽な婚活ツアーなんかもあるんだって」
「へぇ~!じゃあ島根の出雲大社が本社ならこっちは支社ってかんじなのかな?ってか神様っておすそわけできるんだね」
「なんかその表現、ちょっと違う気がするわ…」
ってことで、鳥居にびっくりしつつも神社の階段を登ってみると……
&
「な、な、なんだこれ!」
「注連縄が、超でかい!」
「どっひゃ~!びっくりしすぎて、俺ら分身しちゃったじゃん」
「最新の画像加工技術ってすごいのね」
さあ、これは思った以上にとっても大きな神社なようです。ってことで、ここでゲストをお招きしましょう、こちらの常陸国出雲大社で婚礼などを担当している加藤さんです!(パチパチパチ)
「どうもこんにちは、よろしくお願いします」
「よろしくお願いします!早速なんですけど、この注連縄っていったいどれぐらいの重さなんですか?」
「こちらの注連縄、実は6トンあるんですよ、日本でもなかなかこれほどのものはご覧になれないのではないでしょうか。今では数少なくなってしまいましたが、職人さんによる手作りなんですよ」
「6トン!?そりゃあなかなかお目にかかれませんわ…」
「こちらの神様っぽい大きいものはなんですか?これもなかなか大きな木でできていて、立派そう」
「神様っぽいものじゃなくて、神様ですね。だいこくさまという神様で、主に縁結びの神様として知られています。こちらは職人に彫ってもらったもので、三本の寄せ木造で出来ているんですよ」
「へぇ~。そういやなんでこの神様、縁結びの神様なんです?」
「ああ、それはねプレイボーイだったんですよ、この方は」
「神様が、プレイボーイ…?」
「だいこく様には多くのお子様がいらっしゃいます。その故奥様も大勢いらっしゃるとご理解頂けますでしょうか。神話の中では一番の美男子プレイボーイってわけです」
「だいこく様、モテモテ・・!ちなみにこちらの神社、超でかいですよね?人もいっぱいくるんじゃないですか?」
「東京ドーム2倍ほどの広さの敷地がありますね。年間35万人ほどいらっしゃいますが、正月だけで15万人ほどいらっしゃるんじゃないでしょうか」
「へぇ~!知らなかった!」
「そうそう。わたし、こういうところに来ると絵馬を覗いて、みんなの願いをこっそり覗くのが好きなんだよね~」
「(こいつ趣味悪いな)」
「いや~、中学生らしき子の片思いとか、アラサー女子の婚活への思いとか、いろいろ書いてあるなあ。全員が叶いますように!あれ、でもこっちはお金持ちになりたいとか書いてある」
「確かに出雲は縁結びの神様として知られていますが、実はだいこくさまはオールマイティーな神様なんですよ。恋愛系以外にも、無病息災や、商売繁盛など何でも祈ってOKです。この神様、いろいろなものに強いんですから!」
「へぇ、だいこくさまってば、ただのプレイボーイじゃないんだな…。あれ、ミーナ?何してんの?」
「げ!某モンスターを捕まえられるゲームをしようとしたら、ここでは禁止って書いてあるわ」
「あはは。ここは某モンスターだけでなく、神様もいらっしゃる大事な場所ですので、お控えいただけると幸いです」
「はーい」
「(こいつ、前の仕事でもこのゲームしようとしてたな…仕事しろよ……)」
「みやもん、心の声が聞こえてるよ?さて、お参りもしておくか~。まずはお賽銭のためのお金を出して…」
「え!ミーナ!それって…?」
「ん? 100円玉だけど…どうかした?」
「いや、そんな大金を入れるなんてお前リッチなんだな…ぐぬぬ…!」
「ほっほっほ!ひれ伏すがいいわ!」
「こういうのは金額じゃないですから……(この2人は何をやっているんだ)。それより、お二人ともそろそろお腹が減ってきた頃では?お昼ごはんなら、この敷地内にある食事処がおすすめですよ!」
ということで加藤さんにおすすめされて向かったのは、お食事処「ぷりえーる」。こちらでは稲葉うどんや常陸秋そばを楽しめるんだそう。
「きゃー!炊き込みご飯もついてるじゃん。いただきまーす!」
「うまっ!しっかりと味が付いていて、いくらでも食べられちゃいそう。しかも茨城県産のお米しか使わないんだって。ご当地グルメもお参りついでに楽しめるのね~」
「どれどれ…?」
「うひょー!そばもうまい!これも茨城県産なの?」
「(みやもん、顔がやばい…)うん、そうらしいよ。ちなみに茨城県の北部では、昔はそば打ちするのが花嫁修行だったんだって」
「茨城、意外とそばが有名なんだね。甘くて風味豊かだし、最高にうまいなこれ」
ってことで腹ごしらえも完了!
「さあ、お腹いっぱいになりましたか? こちらの常陸国出雲大社では、もうひとつの目玉がありまして。宮司さんがガラス職人なんですよ」
「え?宮司さんがガラスをやってるんですか? 宮司って、神社で一番偉いひとですよね」
「そうです。実は敷地内にガラス工房があって、吹きガラスを体験できるんです」
「吹きガラス!テレビでしか見たことないけれど、まさか神社で体験できるとは!ぜひぜひ、やらせてください!」