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2017年03月06日(月)更新
ウエチン
肉とマンガと広島カープと旅行をこよなく愛するアラフォーライター(独身)。
多忙で有名なテレビ番組制作業を17年もやっているのに、寸暇を惜しんで旅に出過ぎた結果、「無職なの?」と言われること多数。旅先では最低でも1日5食は食べるため肥満ぎみ。
「おはようございまする!」
「おはようございまする!」
「モノ消費」から「コト消費」へ消費者の意識が変わってきているらしい今日この頃ですが、いかがお過ごしですか?アラフォーというよりむしろただのフォー、ライターのウエチン(40歳)です。今日は、そんな時代の流れに抜群に乗りまくっている凄い施設をご紹介すべく、カメラマンのコータさん(アラフォーとアラフィフの間)と一緒に栃木県日光市までやってまいりました~!
そう、究極の体験型施設、EDO WONDERLAND 日光江戸村に来たのです!!
オープンから今年で30年を迎える超有名施設!今、ここがものすごーーーーーくアツいって、皆さんご存知でした?
「さっすがお客さん、お目が高い!」
「えーーーっと、まさか、今日ご案内下さいます広報の木村さんですか?」
「なぁに言ってるんでい!お侍じゃあるめえし名字なんて持ってねえでございやすよ。あっしは和吉と申しやす。以後、宜しくお見知りおきを!」
「おお、あなたがあの和吉さんですか!今日は宜しくお願い致します!」
「(ちょっと…設定飲み込むの早すぎない…?)」
と、言うわけで、本日ご案内下さいますのは広報ご担当の木村さんかと思いきや、江戸の遊技場を取り仕切らせたら天下一品!生粋のギャンブラーの和吉さんです!
「和吉さん、こうもガチだとちょっと不安になってきたんですけど、この江戸で『スマホ』とか『PassMe!』って使えますかね…?」
「『PassMe!』でやんすね?あちらの券売所にいる町娘にご提示お願いしやす(あっさり)」
なんと、お江戸だというのにスマートフォンにもバッチリ対応!『PassMe!』を使えば、すべての劇場や資料館の入場をお上にお許し頂ける一日通行手形(つまりフリーパス券)が、通常4,700円のところを4,230円に!なんと500円近く割引になるのです!
通行手形をゲットしてウキウキ気分が高まってきたところに、突然、本丸からたくさんのお侍さんが出てきました!
「和吉さん、これは一体…」
「へい、これは毎朝行われる開門の儀でございやす。定刻になりやしたらこの門をお侍様が開けて、お客さんを中にお招きするのでございやす。」
いよいよ定刻の9時半(夏季は9時開門)。
「定刻にござりまする。かいもーーーーーーん!」
重々しい太鼓の音と共に、開門の儀が始まりました!
「超!かっこ!いい!!」
「さあ、さっそく門の先の関所で手形を見せて江戸に向かいやしょう。」
「宜しくお願い致しまする!」
「江戸の町を散策する前に、どうしてもご案内しなくてはならない所がございやす。」
「ぜひお願いします」
「お客さん方には、ぜひともここで、身も心も時空を超えて頂きとうございやす。」
という訳で、まずご案内頂いたのは、「変身処 時空」!江戸時代の衣装を貸してくれる超重要スポットなのです。もちろん着付けもしてくれます!
「ちょっと和吉さん!ここにも江戸とは思えない最新機器が!」
「これを使って好きな衣装を選べるでやんすよ!着たイメージの動画も見れますので、異人さんにもひと目で分かってもらえるのでございやす」
「異人さん?あれ、江戸って鎖国は…?」
「(スルー)サイズもたくさん取り揃えてございやすんで、老若男女、お国も問わず、ほとんどの方に着て頂くことができやす!」
「ねえ、だから鎖国は?」
「(あくまでスルー)女性の方に人気は町娘。あとは姫君の衣装も人気でございやすね!男性に人気はやはりお侍です。」
「すごい種類の多さ!全部着てみたい!」
江戸に入れば江戸に従え。私たちも江戸人に変身させて頂くことに…… というわけで、変身完了!
「って、おい!さっき、和吉さんが女性に一番人気は町娘って言ってなかった?」
「何言っておるんじゃお主は。町娘や姫君の恰好などでは動き辛いではないか、無礼者!」
「いや、あの、その口調は面倒だからやめない?」
「う!確かにすぐにボロが出そうですね…と、とにかく、今日はアクティブな取材をしなくてはならないので、おしとやかな衣装を選ぶことは無理なのです!だってここ江戸ワンダーランドは、こーーーーんな素敵なロケーションなんですよ!?」
「うおおお!確かに、これは半端なく江戸~!!!」
そう。ここ江戸ワンダーランドでは、徹底的に作りこまれた町並みを衣装で歩き回れるのです!あっという間に江戸の住民気分に!!
「まずはお侍様にぜひご挨拶させて頂きたいと申す者がおりますので、こちらへお越しくだせい。」
「え、誰だろ…って、なっ!!そのお顔!あ、あなたはまさか!!」
「お侍様、ひとつこれでよしなに…」
「ふふふ、越後屋、お主もなかなか悪じゃのう!」
「(だから、設定飲み込むの早すぎない…?)」
こちらは江戸ワンダーランドで商店を営んでいらっしゃる越後屋文左衛門さん!そして、先ほどお渡し頂きました「これでよしなに」というお菓子は、江戸の町に実在する「越後屋」などで購入することができます。ちなみに「お主も悪よのう」というお菓子もありますので、渡し合いをして絆を深めるのも一興ですね!
「越後屋さん、やっぱり悪いんですか?」
「さあ、どうでしょうか、ふふふふ」
「とにかく、すごく悪い顔ですね!」
「(どさくさで凄く失礼だよね…)」
「ぶっちゃけで聞いてしまいますが、一応ここの会社員の方なんですよね?」
「(設定飲み込むのも早いけど、壊すのも早過ぎない?)」
「そうですね、会社員です。役者として入社して、数年前からは越後屋をやらせて頂いております。」
「朝、出社されて、まずはやはり…」
「着替えます」
「やっぱり!」
「出社して最初に各々自分で着替えてメイクをします。だいたい30分弱でしょうか。」
「江戸の言葉も社員教育の一環として習うんですか?」
「言葉、メイク、着付け、身のこなしなどは、役者として入りましたので一通り…」
「そういうベースがあるからリアルな江戸が出来上がるんですねえ。越後屋さん的に、一番お客さんに楽しんでもらいたいところはどんなところですか?」
「30年前は、江戸のショー舞台を見てもらうことが中心の施設でした。しかし、最近ではもっとお客様に江戸そのものを楽しんでもらう『体験』をメインでやっております。」
「越後屋さん、お主、全然悪くない感じになってきましたね!」
「江戸の衣装を身にまとったお子さんが、江戸時代の職業体験をご両親と楽しむ、一緒にやってきたおじいちゃんとおばあちゃんが花魁ショーを見ながら待っているなど、親子3代で楽しんで頂けるのが自慢でございますよ。」
「それは本当に楽しそう!時空も世代も超えて遊べますね!」
「ぜひ、非日常感を楽しんでもらえたらと思います。」
「ありがとうございました!じゃあ、早速体験してきます!!」