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難波 有紀子
子育て卒業間際のアラフィフ。調子乗りのおっちょこちょいのくせに説教好き。「うちのホームページなんとかして〜」と言ってる中小零細企業のホームページをなんとかするお手伝いをしています。みずがめ座、土星人−(霊合星人)、O型。演劇オタク。
楽しいプールへのお出かけ。カワイイ水着を着て、お弁当を持って、仲良しグループみんなで大きなフラミンゴのフロートに乗って、インスタ映えする写真をとるぞ~!
と、はりきって出かけたのはいいものの、実はプール施設には持ち込み禁止アイテムや禁止事項がたくさんあるとご存知でしょうか。お出かけ先でがっかりしたくないけど、施設によってOKなものとNGなものが違って、何が禁止されてるのか分からない。
そこで人気のプール施設の持ち込みOKアイテムや禁止事項などを調べてみました。ホームページに掲載のない項目は電話でも問い合わせてみましたのでこれを見れば準備も完璧ですね!
イラスト/ワダシノブ
まずはほとんどの施設が禁止している持ち物、行為があります。常識的に考えてもこれはダメでしょう、という内容ですが、これくらいならいいかな?と思って違反してしまうことがあるかもしれません。念のため最初にチェックしておきましょう。
* 危険物(ガラス製品、尖ったもの、刃物類、火気類、劇物・毒物)
* 無線機(トランシーバー、ラジコン、ドローン)
* 非常に大きな遊具(浮き輪・フロート・ボート・オール等)
* その他、一般的に公共の場での使用が禁じられているもの、施設に不適切だと判断されたもの
危険物の中でも、つい気が付かず持ち込んでしまいがちなのが、ピアスやネックレス、ブレスレットなどのアクセサリー。万が一水中に落とした場合、探し出すことが難しく、誰かが踏みつけてしまった場合には怪我をしてしまうかもしれません。
また、メガネは基本的にはスポーツ用などのメガネバンド着用が必須、もしくは飛び込み禁止。スポーツ用のメガネバンドをしていてもお断りという施設もありました。
メガネといえばシュノーケリング用の水中メガネ(水中ゴーグル)の使用やシュノーケル、水中スコープは、いずれの施設でも禁止されていました。
一方、大きな浮き輪やフロートなどの遊具の持ち込みもほとんどの施設が禁止していますが、明確に禁止サイズを決めている施設は少数派でした。施設によっては「込んでいなければ黙認し、混雑し始めたら使用をやめてもらう」という、比較的ゆるめのところもあれば、浮き輪類の持ち込みは一切禁止でレンタルのみ、という施設もあり、混雑具合や施設の広さにも関係があるようでした。
ほかにも持ち込みたい遊具としてウォーターガン(水鉄砲)があります。しかし、ポンプタイプなどの強力なウォーターガンはもちろん、小さい水鉄砲に関しても多くの施設で禁止されていました。
また、ドローンは手のひらサイズの手軽で小さなものもあるので、ついレジャーに持って行きたくなるような気もしますが、どの施設でも一切禁止されています。
* 保護者が監督をせず子供だけで遊ばせる行為
* 大声で騒いだり、集団でダンスをするなど他のお客様への迷惑となる行為
* 広いスペースを何らかの形で占有する行為
* 露出度の高い水着、全裸または下着での遊泳
* 泥酔状態での利用
* 指定された喫煙場所以外での喫煙
* プールサイドを走る行為
* 潜水、肩車、投げ込み、飛び込み用プール以外での飛び込み
* プール内でのシャンプー、ボディーソープ等の使用
* その他迷惑、危険行為(チカン、盗撮、喧嘩その他)
禁止行為に関しては、すべての判断基準は「ほかのお客様に危険があったり迷惑になったりしないかどうか」。他のお客様に迷惑がかかって不快な思いをさせたり、けがをするようなことがあってはこまりますし、それによってトラブルが起こると楽しいレジャーも台無しです。
すべての施設において「その場で見て不適切だと判断されたもの」の持ち込みは断られたり、「不適切な行為があったと判断された場合」は退場を余儀なくされたりしますので、「自分たちが楽しければそれでいい」というような行動がないように注意したいですね。
実はカメラの持ち込みそのものが明確に禁止されている施設は多くありません。意外にも持ち込みOKなところが多いです。もちろんスマホの持ち込みもOK。
ただし、水中での撮影は厳禁なので水中カメラは持ち込み禁止です。当然ですね。とはいえ今は防水仕様のスマートフォンなどがあり、完全に禁止するのは難しいという事情もあるようです。
※すべての施設でカメラを持ち込める訳ではありません。厳密に禁止している施設もあるので事前にご確認ください。
カメラ持ち込みOKのほとんどの施設では、SNSへの投稿も特に禁止はされてはおらず、施設によっては「どんどん投稿してください!」というところもありました。
ただし、どの施設からも口を揃えて「プールという場所柄、水着を着用するという極めてプライベートな状況になる場所なので、周囲にいる無関係な人が写り込まないように、壁などを背景にして撮影するように配慮してほしい」「家族や友達だけが写るような形で撮影してほしい」との注意がありました。
施設によっては「撮影用の場所を用意しているので、その場所に限り撮影OK、ほかの場所ではご遠慮ください」というところもありました。
SNS投稿をする際には、無関係な人が写り込んでいないことをよく確認して投稿しましょう。他人の水着姿をSNSなどで公開することはプライバシーの侵害にあたる可能性もあります。くれぐれも気を付けなければいけませんね。
ほとんどの施設では、普通の紙おむつを付けての入水は禁止されていました。そのかわり、水遊び用おむつ(水遊び用パンツ)を付ければOKという施設が多数。売店で販売している施設もあります。
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しかし、「水遊び用のおむつの上からさらに水着を着用すること」が条件というちょっと厳しめの施設があったり、「おむつ離れをしていない幼児は入水禁止」という施設もありますので、水遊び用おむつをしているからといって必ずプールに入れるとは限りません。お出かけ前に必ず確認しましょう。
また、小さい子供だと飽きるかもしれないから、じょうろなどの水遊びセットを持って行こうかな?なんて思うことがあるかもしれません。ところがこれらは禁止されている施設の方が多数派です。理由としては「放置されたものを踏む可能性があること」だそう。ケガをする可能性を少しでもなくすための配慮なんですね。
飲食物の持ち込みに関しては施設によって対応はバラバラです。レストランや軽食売店でうどんや焼きそばなどを販売している施設の多くが持ち込み禁止となっているようです。とはいえ、売店があっても持ち込み可能な施設もあります。
一方、売店のない施設では持ち込みOKのところが多いです。
しかし、飲食物の持ち込みはOKだけれど、クーラーボックスなどの持ち込みは不可だったり、「缶・びん」の持ち込みが禁止のためアルコールの持ち込みは不可など、その施設によっていろいろと制約がありますので、事前の確認は必須でしょう。
お弁当の持ち込みに関しての問い合わせの際に、「うちは持ち込み禁止ですが、離乳食やアレルギー食に関しては配慮します」とおっしゃった施設もありましたので、ミルクや離乳食が必要な乳幼児やアレルギーを持つ子供さんがいるときは、まず相談してみるといいですね。
また「プールは屋外なら炎天下、室内なら高温多湿で食品がとても傷みやすい環境になります。できれば売店やレストランで食べていただいた方が安心ですし、もしどうしてもお弁当にしたい場合はとにかく傷みにくいものを用意してほしいですね」とアドバイスをくださった方もいました。
プールの売店で食べる食事は独特の楽しみでもあります。売店がある場合は上手に利用したほうが安心できるかもしれませんね。お弁当を持参の場合はとにかく傷みにくいものを用意しましょう!
参考)
夏のお弁当を120%楽しむ5つのコツ?素材選びや味付け調理法の秘訣?|PassMe!お出かけNote
簡易式のテントやタープ、パラソルを持って行っていいかどうかも迷うところですね。
実はこれらの持ち込みに関しても、施設によってOKのところとNGのところに大きく分かれました。飲食物の持ち込みが可能かどうかと同じように、施設として日よけになる場所を用意しているかどうか、また施設の大きさ、広さやなどにより対応が変わってくるようです。
「場所がないので禁止」という場合もあれば、「日陰がないので必ず持ってきてください!」というところも。禁止はしていないけれど混雑具合や天候(風の強さなど)によって対応を変えるという施設もありました。レジャーシートなどで場所取りをしてもよいかどうかも施設ごとにバラバラでしたので、施設のホームページを確認したり、問い合わせてみる必要があります。
今回調査した12の施設については以下に一覧を作りましたので参考になさってください。
シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ ホテル&スパリゾート フェアリーフォンテーヌ は、プールだけではなく、温泉、エステ、フィットネススタジオ、レストラン、バー、ショップなどがあり、結婚式や宴会利用もできる大型リゾートホテルです。JR札幌駅から車で約30分のところにあり、駅から無料のシャトルバスも運行しています。
ホテル内のプールであり宿泊者も利用しますので、基本的には外からいろいろと持ち込むことを想定していないような印象でした。
スパリゾートハワイアンズは日本一の長さを誇るビッグスライダーが楽しめる大型温水プールを始め、温泉、ゴルフ場を併設したリゾートホテルです。 東京ドーム6つ分あるという敷地をふんだんに使った超大型温泉テーマパークです。 飲食物やテント類など、持ち込みは概ね禁止されています。
桐生市新里温水プール カリビアンビーチはカリブ海の高級リゾートをイメージしてつくられたオシャレなプール。流れるプールや波のプール、ウォータースライダーなどさまざまなプールで楽しめます。正式名称は「桐生市新里温水プール」といい、ごみ処理施設「桐生市清掃センター」から出る焼却熱を利用して運営されているエコな温水プールです。
アクアパラダイス パティオはプールコーナーと花みどりコーナーという巨大な花壇のある多目的広場が併設された施設です。
プールサイドへの食べ物の持ち込み禁止、アルコール禁止など大人にとっては少し規制が厳しめかもしれませんが、酔っ払いの大人がいない分、子供たちを安心して連れて行くことができますね。
御宿町営ウォーターパークは千葉県御宿町にある町営プールです。公式サイトには持ち物等に関する情報が全く乗っていなかったため、御宿町産業観光課の職員さんに根堀り葉掘りお聞きしたところ、とても丁寧にお答えいただきました。アルコール禁止やおむつが取れていない幼児が利用できないなどいろいろ規制があり、町営だけあっていろいろな方に対する配慮がされているのだなあと感じました。
リソル生命の森 ラク・レマンプールには、通年使える屋内プールと、夏季のみオープンする屋外プールがあります。屋外のプールは緑豊かなロケーションの大型プールで、ダイナミックに遊べそうですが、屋内プールはコースの一部がスポーツジムのプールとしても利用されており、遊具を持って入って遊ぶようなプールではなさそうです。
龍宮城スパホテル三日月は室内温水プールや全長250mの流れるプール、ガーデンプールなどが楽しめる大型リゾートホテルのプールです。夜にはイルミネーションやレーザーショー、光と音楽の噴水ショーなどのイベントのあるナイトプールも楽しめます。
ホテル内のプールなので持ち込みは概ね禁止となっているようです。
東京サマーランドは全天候型の室内プールと夏季限定営業の屋外プールを併設する大型プール施設です。入場時に手荷物の検査があるため規制が厳しいのかな?と思いましたが、他の施設と比べても特に厳しいということはなく、「他のお客様にご迷惑がかかるもの(こと)」が禁止されているのだなという印象を受けました。利用者の安全のために行われていることですので、きちんと協力するようにしましょう!
手荷物検査実施について
東京サマーランドでは園内を安全にご利用いただくために、金属探知機等を使用して全てのお客様の持ち物検査を実施しております。 その為、ご入園の際にお時間を要する場合がございます。 入園にかかるお時間を短縮するために、最小限のお荷物でご来園いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
よくある質問 | プールの東京サマーランド!屋外・屋内・流れるプールの遊園地!
としまえんは、波のプール、流れるプール、ナイヤガラプール、こどものプール、など7つのプールのある、夏季限定営業の大型プールです。ホームページに掲載されていない項目を電話で尋ねたところ、全体的に厳密に禁止するのではなく「他の方に迷惑がかからないように常識的な範囲で」という感じのスタンスでした。
恵那峡ワンダーランドは渓谷の美しい自然に囲まれた総合レジャーランド。アトラクションやイベントは子供向けのものが多く、お弁当も持ち込み可能ですので家族でのお出かけにぴったりです。ただしベビーカーやキャリーカートなどはプールサイドへの持ち込みが禁止されているので、手荷物として運べるような大きめのバッグがあるといいかもしれません。
つま恋リゾート彩の郷 ウォーターパークは、3つのスライダーと4つのプールでダイナミックに楽しめる、夏季限定営業のウォーターリゾートです。食べ物の持ち込みは禁止されていますがフードコートが用意されています。プール内の更衣室のシャワーはシャンプーや石鹸が使えないタイプ。しっかり洗い流したい方は別料金の温泉施設を利用できます。
姫路セントラルパークはサファリランドと遊園地に併設された、夏季限定営業のプール施設です。営業期間中はほとんど毎日、開園前から多くの人が場所取りのために並んでいるそう。日陰が一切ないとのことで、ポップアップタイプの小さなテント等は必須とのことでした。あまり大きなものを持ってきてもかえって設置するスペースが確保出来ないことがあるので小さめのものを持って行ったほうが良いそうです。全体的にあまり規制されておらず、今回調べた中で唯一ビン・缶の持ち込みの規制がありません。クーラーボックスに缶ビール等を入れて持っていってもOKとのことでした。
いろいろな施設の持ち込みOKと持ち込みNGについて調べてみましたが、お役に立ちましたでしょうか。このリストを基にして、持ち込めないのに余計な荷物を持って行ってしまうという残念な失敗をすることなくプールへのお出かけを楽しんでくださいね!
この情報は2018年3月末現在のものです。
特に夏期限定営業の施設については、まだ新年度についての正式な決定が発表される前の情報ですので、各施設ともに変更になる可能性がありますとのことでした。情報を参考にされる方はその旨ご了承ください。
今回、このリストを作るにあたり、公式ホームページには掲載されていない事項については電話で問い合わせを行いました。どの施設も「他のお客様のご迷惑にならないように」「すべてのお客様に快適に楽しく遊んでいただけるように」との心遣いからの制約を設けているのだなあと感じました。しつこく根掘り葉掘り質問をしましたが、各施設の窓口の方はみなさんたいへん親切にお答えくださいました。本当にありがとうございました。
皆さまもこれらの情報を参考に楽しくおでかけしてくださいね!