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2018年07月04日(水)更新
ウエチン
肉とマンガと広島カープと旅行をこよなく愛するアラフォーライター(独身)。
多忙で有名なテレビ番組制作業を17年もやっているのに、寸暇を惜しんで旅に出過ぎた結果、「無職なの?」と言われること多数。旅先では最低でも1日5食は食べるため肥満ぎみ。
「ねぇみやもん…」
「はい……」
「私たち、しがないフリーランスは人生が五里霧中ですよね…」
「ええ、手に入れたと思ったものが、すぐに雲散霧消しちゃいますね…」
「私たちの人生……」
&
「お先真っ白だよ~!!!!!」
というわけで、本日は箱根に来ております!!箱根にはPassMe!を使って巡れる施設がいっぱい☆本日はおトクに3つの施設をめぐっちゃおうという欲張りツアーに来たんですけども………
「みやもん、どうやらここに、芦ノ湖があるらしいよ!」
「こ、これが芦ノ湖…!遊覧船の船着き場が、あの世への門みたいになってるよ!!」
こんな霧にまかれた状態で最初にやってきましたは、芦ノ湖畔にある箱根関所 旅物語館!あの有名な関所に隣接するスポットです!!
「ウエチン、いるの!?いないの!?」
「ここです!私はここにいます!!」
「やばい、ウエチンまでこの世ならざる者の雰囲気を……」
「生きてます!生きてますよ!」
「ようこそいらっしゃいました~!あいにくの天気ですが、悪天候でもできる体験もありますので、楽しんでいってくださいね!」
霧が晴れるような明るさで話しかけて下さったのは、本日ご案内くださいます西島さん!
ウエチン「悪天候でも楽しめる!?五里霧中の人生の道標になるような言葉、ありがとうございます!」
「こちらでは、『和』の体験を気軽にお楽しみ頂けるんです」
「和!?」
そう!ここ『箱根関所 旅物語館』では、好きな着物を選んで着付をしてもらい、着たままお抹茶体験をすることができるんです。正に和を満喫!!
さっそくPassMe!で購入していたチケットを利用!!
お抹茶体験は200円、そして着物着付体験はなんと600円もお得になるんです。すごい割引っぷりじゃありませんか!!
「まずはここで着物を選んでください。あ、秋冬は着物なんですけど、今の季節は浴衣になります」
「わ~!!すごい沢山ある!」
「こんなに色々な柄があると、女子旅でキャッキャと選ぶのも、デートで彼氏に選んでもらうのも楽しそう!」
「デートする人の気持ちが分かるかのようなコメント!」
「ギクッ……太古の記憶を掘り起こしたんだよ!」
「帯も小物も合わせて選んでくださいね!」
「うわあ、組み合わせ無限大ですね!どうしよう、目移りしちゃう!どれがいいと思います?」
「えー、青系も可愛いけど、黄色もインパクトあって可愛いかも?」
「いや、あえてこの紺系でかっこよく決めるのも」
「キャッキャウフフしてる…!女子会かよ!」
「あ!男性物のご用意もありますんで、良かったら…」
「え、いいんですか!?和服は結婚式でしか着たことなないんだけど!え~、どうしよう、目移りしちゃう!」
「特に男性のお客様は、普段なかなか着れないような柄を選んだりする方が多いです」
「確かに、こんな大胆な柄はこういう機会がないと着れないですねっ!」
「女子会かよ!!」
そんなこんなで楽しく着物や帯を選び、支度部屋で西島さんが丁寧に着付をしてくれて、お着替え完了~!!
「はい、チーズ!」
着物体験をすると記念でチェキを2枚撮ってもらえます!1枚は旅物語館に飾り、もう1枚は記念で持ち帰ることができるんです。飾ってある写真はどれも笑顔があふれる素敵な写真ばっかり!私たちのも貼ってもらいました!
「スマホで何枚でも写真を撮れる時代だからこそ、こういうの嬉しいですね!」
「皆さんそうおっしゃいます!もちろんスマホでも、何枚でも撮影してくださいね!どこに撮りに行ってもらって大丈夫なんで」
「え?」
「どこでも?」
「はい!16時までにここに戻ってきて貰えれば、どこに行っても大丈夫ですよ!」
「え、敷地外にも?」
「もちろんです!眼の前に船着き場がありますので、お着物で遊覧船に乗って頂くことも可能です。あと、隣の箱根の関所では雰囲気あるお写真撮れますし、お茶屋さんで芦ノ湖を見ながら甘味を食べるのも人気です!車で5分くらいの箱根神社に参拝されるというのもオススメです!」
「お車で!?着物で車移動しちゃっても大丈夫なんですか!?」
「16時に戻って来て頂ければ、どこでお楽しみ頂いても大丈夫です!ちなみに、着物体験やっていただいたお客様には、ちょっとお得に遊覧船に乗船して頂くプランもありますよ!」
「まじですか!じゃあ、私ちょっと遊覧船乗りたい!!」
「ウエチンよ、忘れましたか?外はほら……」
「そうだった!!」
お分かりでしょうか。この写真の右側に、うっすら遊覧船が写っていることを…!!あいにくの濃霧のため、この日の遊覧船は欠航だったのです…!
「でも、でも、せめて着物で歩きたい…!着物でデートとかも来世に持ち越しだと思ってたので、せめて一人で妄想着物デート気分を味わいたい」
「デートで着て行かれるお客さま、とっても多いですよ!」
「よし、じゃあ妄想するから。まず、私は20歳の女子大生。彼と一緒に初めてのお泊りデートで箱根に来ました。彼はインドからの留学生でバーフバリ(インド映画の主人公)によく似たカリスマなの」
「すでにウエチン本人でもないし、バーフバリ実在しないじゃん!普通に仕事して!!」
「ちぇっ……」
「あ、あの…私、こちらで待っていますので、徒歩圏内のお茶屋さんまでお散歩など、いかがでしょうか?」
「はい!そこ行ってきます~!」
西島さんオススメのお茶屋さんに向けて、意気揚々と着物で出発したのですが……
「お茶屋、どこ!?」
「なんか、関所を抜けられなくて朽ち果てた女の亡霊みたいだよ!!」
「ねえ、近くからチャポンチャポンと音がするんだけど……ここも芦ノ湖……!?」
「はたまた関所を抜けられなくて湖に身を投げた女の亡霊みたいだよ!!」
「ある意味 雰囲気ある良い写真じゃん!」
「謎のポジティブ発揮してきた!!」
「あ!あった!芦ノ湖を感じさせる分かりやすいの、あった!」
「これじゃ着物写らないじゃん!!」
「た…確かに……あ、お茶屋さんここじゃない!?」
ここ、御番所茶屋では、お団子やアイスなど、いろんなスイーツを頂くことができます。関所の隣で、目の前に広がっている(はずの)芦ノ湖を見ながら甘味を頂けば、昔の旅人の気分を味わえちゃうかもしれません!
今回は、大人気というみたらしだんごアイスを注文!
ソフトクリームにたっぷりとみたらしがかかっている上に、ちゃんとお団子まで乗っている1度で2度美味しいすぐれもの!!
「バニラとみたらしって、意外なほどよく合う!」
「甘しょっぱくて美味い!」
「これ食べながら目の前の芦ノ湖、見えたら最高だったなあ~」
「ここ、本当に芦ノ湖畔ギリギリに建っているね。晴天だったらさぞかし絶景だろうなあ」
「目の前の芦ノ湖見ながら、夏はこのアイス、冬は甘酒なんかを頂きながら着物でデート………いいなあああああ」
「落ち着け落ち着くんだ」
「はっ…!いけない、我を忘れるところだった」
「そういえば、久しぶりの浴衣で不安だったけど、歩いても全然気崩れたりしないね」
「確かに、霧の中を歩いたり顔ハメしたりと、割とはしゃいでいたけど全然だいじょうぶだ!これなら車で箱根神社行ったり、遊覧船に乗っても安心!」
濃霧で何も見えない割に、着物とソフトクリームですっかりレジャー気分が高まったところで……
「美味しいソフトクリーム食べたら、すっかりお腹が減ってきちゃった!」
「ちょっと、それおかしくない?」
「いやいや甘いものを食べたらしょっぱいもので向かい打ちたい、それが人間と言うものでしょう?」
「ちょっと何を言ってるのか全然分からないけど、ウエチンが痩せない理由は分かった」
「ちょっと何を言われているのか全然分からない」
そんな私の腹を満たすべく、次に向かいましたは旅物語館に併設しているお蕎麦屋さん、「箱根関所 旅物語館 そば処」
ここでは、自家製麺の十割そばを頂くことができます!ここはやっぱり「関所」ということで、冷たい関所そばと温かい関所そばを注文。お蕎麦に箱根名物の温泉卵と摩り下ろしたとろろが付いてくる、一見シンプルなお蕎麦ですが……
「とろろの粘り凄い!箸で全部いっきに持ち上げられるくらいのやつ!」
「とろろと温泉卵が、麺に絶妙に絡んできて美味しい~!」
「そっか。関所を超えるような旅人たちにとって、栄養たっぷりの十割そばと、滋養強壮ばっちりのとろろ&温泉卵は必需品!そんなイメージのお蕎麦なんだ!」
「それにしても、お蕎麦みたいにうっかり汁がはねてしまうような食べ物でも浴衣で食べに行っていいとは、本当に太っ腹だよね」
「確かに!あと、なんでだろう、帯でお腹を締め付けているからか、全然お腹がいっぱいにならない」
「それって完全に逆じゃね?」
「やっぱりしょっぱいもの食べたら甘いもので向かい打ちたい、それが人間と言うものでしょう?」
「さっきと全く逆じゃん!」
「しょっぱい⇔甘いって交互に行きたいの!女ってそういう生き物なの!!」
「そんな食欲インフレ・スパイラル、聞いたことないよ!」
「西島さん!お散歩めちゃくちゃ楽しかったです!霧でも全然楽しめました~!」
「それは良かったです!では、最後にもうひとつ、とっておきの和体験をしていってください」
「いよいよお抹茶頂けるんですよね!楽しみ~!」
「もちろん、お抹茶を飲んで頂くんですが、そのお抹茶を自分でたてるところからやって頂くんです」
「えっ…?たてるって、あの茶道のやつですか!?」
「気楽にやって頂けるように分かりやすい解説もご用意してますよ!」
「おおお、たてます!!自らたてて、自ら飲む!」
「こちらへどうぞ!」
ということで、スタンバイOK!
「宜しくお願いいたします」
「お手元にやり方が書いてある紙がありますので、その通りやって頂ければ完成します!」
「えっ、それだけ!?」
「横のテレビにもお茶のたて方の動画を流していますので、細かい動きなどはこちらをご覧ください」
「解説の用紙、シンプルですごく分かりやすいですね!」
「モニターの映像、英語、中国語、タイ語で字幕出てるよ、インターナショナル!」
「ウエチン、ちょっと肩に力が入りすぎてない…?」
「この茶せんで混ぜる作業、とってもやってみたかったの!け、けっこう、力技…!」
「できたー!!ご覧ください、この見事な泡立ち!」
「捏造だ!実はさっき、めちゃくちゃ西島さんに手伝ってもらってたじゃん!」
「内緒!内緒でお願いしますぅぅぅ!!割と器用だっていう印象操作くらい許してぇぇ!」
「一体何のための印象操作なのか、五里霧中だよ!」
というわけで、自力と他力でたてたお茶、さっそく頂きます!!もちろんお抹茶の飲み方のマナーもさっきの紙や映像で説明されているので、何も知らなくても大丈夫です!
「私ってば素晴らしいお手前!!一緒に頂く和菓子も美味しいし!」
「お楽しみ頂けましたか?」
「抹茶大好きなのに、自分でたてようという発想が何故かなかったので、本当に楽しかったです!飲むことができるレジャースポットは沢山あっても、自分でたてられるところはレアな気がします!」
「着物を着て外に出て頂くこともできますが、今日みたいな悪天候の日は、こうやって店内だけでも楽しめるようになっています!お天気を気にせず遊びに来てくださいね!」
「はい!次は着物で遊覧船に乗って富士山見に行きます!」
霧の先には天国が待っていた…!?究極フォトジェニックなチョコレートが登場!!