南国ICより車で25分、土佐山田駅よりとさでん交通バスで20分
8:30〜16:30(12月~2月)、17:00(3月~11月末日)
行きたいに登録してる人
50人
行った人
198人
国の天然記念物史蹟の指定を受ける、1億7500万年の歳月と自然の芸術
昭和6年に全洞が発見され、昭和9年、国の天然記念物と史蹟の二重指定を受けている、龍河洞。東本洞、中央洞、西本洞の三つの本洞と沢山の支洞から出来ており総延長4kmにもおよび、そのうち東本洞1kmを観光コースとして一般公開しています。特徴としては総延長4kmと距離の長い事や支洞が多く、水流の変化に富み、多数の謳穴(おうけつ)がある事、鍾乳石、石筍、石柱の多い事等があげられます。また代表的な鍾乳石としては、11mもの高さを持つ洞内最大規模の天降石や、表面玉をつづり合わせた簾のような玉簾の滝など。出口付近には2000年前の弥生時代の穴居跡があり、世界で唯一とされる弥生人が水を受けるために置き忘れた「神の壺」と名付けられた弥生式土器が残っています。
おすすめポイント
幻想的で神秘的な世界を体感
龍河洞では体験学習として観光コースとは別に電気設備のない洞内をナビゲーターと共にヘルメットとヘッドライトを付けて進む冒険コースを開始しました。また新企画として電気設備を切り龍河洞の暗闇をちょうちんの灯りで進む龍河洞暗闇体験ツアーを毎月第二日曜日(8月を除く)午前10時から11時まで(最終入洞は10時40分)開催。龍河洞の付帯施設として龍河洞博物館と珍鳥センターを無料で公開しています。
天降石
洞内最大の鍾乳石で高さが11mあり、この鍾乳石が出来るのに15万年経過していると言われています。
玉簾の滝と神の壺
玉簾の滝は表面玉えお綴った廉のように見える滝状の鍾乳石。また、神の壺は2000年前の弥生人が水を受ける為に置き忘れた弥生式土器で、石灰華に抱かれ、化石のような状態になっています。