10:00〜17:00
(4/1~10/31)10:00~17:00 (11/1~3/31)10:00~16:00
美術館・レストランとも12/29~1/3。
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ふらので日本の芸術を堪能!
十勝岳の麓に位置する北海道上富良野町。平成3(1991)年、北海道の厳しい自然に惹かれた日本画家・後藤純男は、道内取材の拠点として同所にアトリエを構え、これをきっかけに、平成9(1997)年9月、美術館が開館しました。
平成14(2002)年6月には新館が完成し、展示室が大幅に拡充されたほか、2階には十勝岳連峰を望めるレストランと資料室がオープン。新館と旧館を合わせ約600平方メートルある展示スペースでは、展覧会に出品される主要作品の多くを見ることができます。
美術館では、日本画をより深く理解し身近に接して頂くことを目的に「友の会」を設置、会員のみの特典がついた会員証を発行しています。また画集や個展の図録をはじめ、ポストカード・色紙・一筆箋などのミュージアムグッズも販売しています。
おすすめポイント
後藤純男がラピスラズリや珊瑚などの天然岩絵具で描く色鮮やかな作品をご覧ください。
日本画で使用する岩絵の具には天然石を精製して作るものと、人工的に作られるものがあります。天然石の中にはラピスラズリ(青い空の表現)・珊瑚(桜の花びらの表現)・牡蠣や帆立の貝殻から作る胡粉(雪の白の表現)等があります。また、金箔・プラチナ箔なども光の表現に用いられます。絵の具や箔には接着性はありませんので膠(にかわ)で溶いて筆で和紙に描きます。ぜひ日本画の繊細な表現をご覧ください。そして見る人たちに感銘を与え、長く心に留める後藤純男の作品をお楽しみください。
一日有効の入場券なので美術鑑賞後にはゆっくりと2階レストランでの食事をお楽しみ下さい。
併設するレストランふらのグリルでは画家がアトリエから望んだのと同じ十勝岳連峰を眺めながら、地元食材を使った食事やデザートが堪能できます。