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おでかけNote お出かけ便利帳

2018年05月30日(水)更新

高齢者も安心して楽しめる、3・4世代一緒の家族旅行・お出かけプラン|PassMe!お出かけNote

難波 有紀子

子育て卒業間際のアラフィフ。調子乗りのおっちょこちょいのくせに説教好き。「うちのホームページなんとかして〜」と言ってる中小零細企業のホームページをなんとかするお手伝いをしています。みずがめ座、土星人−(霊合星人)、O型。演劇オタク。

●目次
1.高齢者と一緒の旅行を成功させるために注意するべきポイント

1.1 移動による疲れや環境の変化などによる体調不良を予防しよう
1.2 持病の有無と常備薬、かかりつけ医への確認
1.3 転倒などによる怪我を予防しよう
1.4 車椅子でお出かけする場合の注意点
2.高齢者の旅行やお出かけは計画や準備が肝心
2.1 若い世代がプランを立てる際の注意点
2.2 事前にリサーチしておくべき3つのポイント
2.3 交通手段は車?電車・バス?どっちにする?
3.シニアに人気の旅行目的からプランを立ててみよう
3.1 シニアに好まれる旅行プランその1「温泉」
3.2 シニアに好まれる旅行プランその2「観光」
3.3シニアに好まれる旅行プランその3「食事」
4.タイプで選ぶ高齢者と一緒のおでかけプラン
4.1 のんびり過ごしたいタイプの高齢者なら
4.2 体験重視型のアクティブな高齢者なら
4.3 みんなでガヤガヤするのが苦手なタイプの高齢者なら
5.おまけ:車いす貸出可能施設を集めてみました!

 

イラスト/ワダシノブ

1.高齢者と一緒の旅行を成功させるために注意するべきポイント

1.1 移動による疲れや環境の変化などによる体調不良を予防しよう

 高齢者との旅行やお出かけを考えるときに、一番気になるのは本人の体調についてです。せっかくの楽しい時間を体調不良で台無しにしないために、気をつけておきたいことがあります。

 行程はゆったり、詰め込みすぎず、混雑は避ける

歳を重ねても元気な高齢者は大勢いらっしゃいますが、それでも年齢による体力の衰えからは逃れきれません。若い人の感覚ではちょうどいい滞在時間や移動時間でも、高齢者にとっては非常にタイトな行程に感じられることもあるでしょう。高齢者に配慮したお出かけプランを考える場合には次のようなことに気をつけましょう。

 ■盛りだくさんな行程を楽しむのではなく、少ない行程を丁寧に味わうプランにする

■適度に休憩を挟み、疲れていないか様子を伺う

■疲れても、周りに気遣い無理をする可能性がある。「大丈夫」という言葉は鵜呑みにしない

■混雑することが予測される場所や時期は避ける

中には「若い人より元気なお年寄り」なんて方もいらっしゃいますが、体力は確実に衰えています。長時間にわたる旅行や人混みへのお出かけとなるとスタミナは保てないと考えておきましょう。

暑さ・寒さ対策に気を配る

 

若い人は、暑い季節でも寒い季節でも快適に感じる温度はほぼ一定です。しかし高齢者が感じる快適温は、暑い季節は高め、寒い季節は低めになる傾向がみられます。

高齢者は、暑さ、寒さを感じる能力が低下しており、また体温を調節するからだの反応が充分でない傾向があるため、熱中症や、からだが冷えきってしまう低体温症にかかりやすくなります。

暑さ、寒さにうまく順応するために|高齢者の体温|体温と生活リズム|テルモ体温研究所

高齢者になると暑さや寒さを感じにくく、体温調節も難しくなります。本人は平気でも、体に熱がこもってしまったり体が冷えすぎてしまったりすると、体調不良の原因となります。できれば気候の穏やかな時期を選んで計画を立てることが好ましいでしょう。

また、お店や施設に入ったときに、冷暖房が効きすぎていることがよくありますので、体温調節のしやすい衣服を選んだり、体温調節用のアイテムを荷物に入れておいたりするなど、持ち物にも気をつけましょう。

 暖かい時期から暑い時期にかけての体温調節アイテム

■日傘

■熱冷まし用冷却シート

■薄手のカーディガンなど

■ストール

 

涼しい時期から寒い時期にかけての体温調節アイテム

■マフラーや厚手のストール

■携帯用カイロ

■手袋

■帽子(耳が隠れるもの)

■マスク

 

こまめな水分補給を心がける

 

 

年配の方は「トイレに行きたくなったら困るから今は飲まない」などと水分補給を嫌がることがあります。

しかし年齢を重ねるにつれ、前述の通り体温調節機能が低下したり、腎臓機能の低下、喉の渇きを感じにくくなる、高血圧や慢性心不全の治療薬などの利尿作用が影響するなど、様々な理由で脱水症状が起こりやすくなっています。

【参考】

【医師監修】高齢者が脱水症状を起こしやすい理由 

 

旅行中でなくとも十分な水分補給は必要ですが、外出先で脱水症状を起こしてしまうのは避けたいところですので、しっかりと水分補給してもらわなくてはいけません。

水分補給を行うタイミングは「のどが渇く前」が理想的です。その際、一度に多量に水分を摂取すると、大部分は吸収されず排出されてしまいます。生活リズムに合わせてコップ1杯程度の飲料を1日8回程度に分けて飲むなど、こまめな水分補給が望ましいと考えられます。

脱水症(熱中症)― 正しいメカニズムの理解と適切な水分補給: The Coca-Cola Company

 一度にたくさん水分を補給するのではなく、食事の際や休憩時のこまめな水分補給が望ましいわけですね。ちょっとしたタイミングで喉を湿らせるくらいなら尿意に対する不安も感じにくいのではないでしょうか。

 

トイレに関する不安の解消

 

 

 トイレが近くなったことに悩んでいる高齢者は少なくありません。そんなときは道中にあるトイレの場所や施設でのトイレ事情などを事前にチェックしておき、次に行けるタイミングを告知しておくと安心できるのではないかと思います。

尿もれに悩んでお出かけに消極的な方も少なくないと思いますが、これを機に尿もれパッドなどの尿ケア製品を試してみるのも一つのアイデアです。また車でのお出かけの場合は渋滞に巻き込まれる恐れがありますので、携帯用のトイレと、目隠し用のラップタオル(巻きバスタオル)が必須でしょう。

 

1.2 持病の有無と常備薬、かかりつけ医への確認

 

 高齢者の旅行やお出かけの際、最も気をつけたいことの一つに持病があります。本人は元気なつもりで、または心配をかけまいとして「平気だから」と体調についての関与を嫌がる場合もあると思います。けれど持病については必ず確認しておくべきでしょう。

 

高齢者のお出かけで確認しておきたいこと3つ

 ■持病の有無や病名と日々の状態

■日頃飲んでいる薬の種類や数と時間

■かかりつけの病院はどこか

病気によっては禁忌があることもあります。旅行のプランを立てたら一度かかりつけ医に行程を確認してもらうと安心でしょう。

 

当日必ず持っていくもの3つ

 ■健康保険証(後期高齢保険証)

■常用薬(いつも飲んでいるお薬)

■お薬手帳

万が一旅先で体調を崩した場合、お薬手帳がなければ適切な投薬が出来ないこともあるでしょう。また、保険証なしでお医者さんにかかると、当日は全額自己負担になります。後日、かかった病院または健康保険窓口で手続きをすれば保険負担分は返金されますが、忘れずに持って行くようにしましょう。

 

1.3 転倒などによる怪我を予防しよう

 

「東京消防庁ホームページ 救急搬送データからみる高齢者の事故」によると、平成24年からの5年間、日常生活の中における事故(交通事故を除く)により救急搬送される65才以上の高齢者は年々増加しています。平成24年からの5年間で救急搬送された高齢者の状態を初診時程度別で見ると、4割以上が入院の必要がある中等症以上と診断され、その割合は高齢になるにつれて増加しています。

そして、それら事故の中で8割を占めるのが「ころぶ」事故となっています。

 

 【参考・画像引用】

東京消防庁<安全・安心><トピックス><救急搬送データからみる高齢者の事故>

 

また、「平成27年版 高齢社会白書(全体版)」では、高齢者が「要介護」となる主な原因の4番目として「骨折・転倒」が挙がっており、全体の12.2%となっています。

【参考】

3 高齢者の健康・福祉|平成27年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府

 

高齢者の転倒事故は、治療のための安静によって筋力が衰えてしまい、その後の寝たきりなどにつながる可能性もあるので軽視できません。楽しい旅行を後悔の原因にしないためにも転倒を予防する対策を行いましょう。

履きやすい靴を選ぶ

 

 転倒防止には、靴選びが非常に重要だと言えます。自分の足にフィットし、滑りにくく歩きやすい靴、楽に脱ぎ履きできるかどうかもポイントです。

厚生労働省のホームページによると、「つまずき」は、靴底の構造によって、ある程度の予防効果を出すことができるとのこと。転倒しにくい靴の性能についても掲載されていましたので引用します。職場での転倒災害防止がテーマですが、高齢者の靴選びにも参考になるでしょう。

 

1. 靴の屈曲性

靴の屈曲性が悪いと、足に負担がかかるだけでなく、擦り足になり易く、つまずきの原因となります。 

 2. 靴の重量

靴が重くなると、足が上がりにくくなるため、擦り足になり易く、つまずきの原因となります。靴が重く感じられる重量には個人差がありますが、短靴では900g/足以下のものをお勧めします。

3. 靴の重量バランス

靴の重量がつま先部に偏っていると、歩行時につま先部が上がりにくく(トゥダウン)、無意識のうちに擦り足になりやすく、つまずきを生じ易くなります。

4. つま先部の高さ

つま先部の高さ(トゥスプリング)が低いと、ちょっとした段差につまずき易くなります。高年齢労働者ほど擦り足で歩行する傾向があるため、よりつまずき易くなります。

 5. 靴底と床の耐滑性のバランス

滑り易い床には滑りにくい靴底が有効ですが、滑りにくい床に滑りにくい靴底では、摩擦が強くなりすぎて歩行時につまずく場合があります。靴底の耐滑性は、職場の床の滑り易さの程度に応じたものとする必要があります。

職場のあんぜんサイト:STOP!転倒災害プロジェクト:転倒防止に有効な安全靴 

手元は自由な状態に

 

 手元が荷物でふさがっていると、急に足元が不安定になった場合に手すりなどに捕まることが出来ません。カバンは斜めがけのショルダーバッグやリュック、ウエストポーチなどににし、両手が自由に使えるようにしておきましょう。また、旅行先ではいろいろとお土産を購入することも考えられますが、できるだけ高齢者に持たせることのないように配慮したいものです。

 

杖を使用してみる

 普段はシャキシャキと歩く年配者でも、坂や階段を上り下りする場合や長距離を歩くことになる場合は杖を使うことをおすすめします。足腰にかかる負担や疲労がずいぶん軽減され、歩行も安定しますので転倒防止に役立ちます。

スタンダードなT字杖ならデザインもさまざまなものがあります。アルミ製などの軽量折りたたみタイプならカバンの中に入れておけるのでおすすめです。

  折りたたみ式トレッキングポール 杖 アルミ 軽量 コンパクト ステッキ 長さ 5段階 調節 安全 登山 軽快 ハイキング (茶) | BRIGHTENING | トレッキングポール

 歩行に不安のない高齢者でも疲れると足が上がらなくなってくるので、少しの段差でのつまずきのおそれが出てきます。適度な休憩を入れながら、ゆっくり、ゆったりしたペースで歩けるように配慮しましょう。

 

1.4 車椅子でお出かけする場合の注意点

 

 せっかくの旅行やお出かけ、車椅子のおじいちゃんやおばあちゃんも一緒がいいですよね。しかし車椅子での外出は注意するべき点も多いのです。車椅子に乗っている高齢者はもちろん、介助者にとってもできる限り負担が少なくなるような工夫で楽しい旅行にしましょう。

車椅子の怖さや速さに配慮する

車椅子に乗ったときの視線の高さはおよそ1m。低くなった分だけ遠くが見えにくくなり、近づいた地面が早く流れるように見えるために、立って歩く健常者に比べて体感スピードは速くなります。

また、歩行者に上から見下されているような感覚を持ったり、見えない後ろからの追い抜きに驚いたり、建物に圧迫感を感じたりと、健常者が気付かないさまざまな恐怖心に襲われます。

他にも動き出す、曲がる、止まるという動作が急だとビックリしてしまいますので、声掛けなどのコミュニケーションをしっかり取ることが重要です。

 なるべく段差や凹凸のない道を選ぶ

 補助に慣れている方なら当然ご存知でしょうが、健常者なら気にも留めないようなほんの小さな段差が車椅子にとっては大きな障害になります。

散歩に良さそうな広い公園などであっても、敷石があったり砂利や石畳になっていたりするとガタガタと体中に振動が伝わります。長く続くと車酔いをしたように体調が悪くなることもありますので、できれば避けて通りましょう。前輪を少し上げた状態で押すと、振動も少しは軽減されるようです。

雨天用のプランを考えておく

 

 

車椅子の旅行・お出かけで最も困るのは雨ではないでしょうか。介助者は両手がふさがっていて傘が持てませんし、乗っている側が傘をさすと前が見えません。両方がレインコートを着ても車椅子はずぶ濡れになりますし、車いすごとかぶせるフードタイプの雨具は蒸れたり、車輪に引っかかる気がするなどの理由から嫌がる方もいるでしょう。

目的地に屋外施設を選ぶ場合は雨天時のための別プランを考えておくか、無理をせずに別日程での仕切り直しを考えたほうがいいかも知れません。

 車椅子OKの施設を選ぶ

 車椅子での旅行の目的地に必要なのは、まずはトイレのバリアフリー対応ではないでしょうか。この記事の下の方では、高齢者との旅行やお出かけにオススメな施設をご紹介していますが、すべてバリアフリートイレがある施設となっています。

さらに車椅子のレンタルがある施設の一覧も掲載していますので、自力で歩くことは出来るけれど疲れた時には車椅子に乗りたい、という方にもご利用いただけるでしょう。ご参考になさってください。

行き先について事前に確認しておく

 行き当たりばったりの外出では、当日に大変な思いをすることがあります。事前にインターネットの口コミやレポートで行き先の情報を調べておきましょう。車椅子についての記載がない場合も、掲載されている写真などで判断できることもあります。

また、ホームページやパンフレットに「バリアフリー対応」との記載がある施設や店舗でも、完全なバリアフリーにはなっていない場合があります。可能であれば事前に電話などで確認しておくことをおすすめします。また、利用日時を伝えておくことで車椅子に対応できる準備をしてもらえたり、スタッフの方に介助をしてもらえたりする場合もあります。

 

2.高齢者の旅行やお出かけは計画や準備が肝心

 

(株)JTB総合研究所の「シニアのライフスタイルと旅行に関する調査」(2016年)によると、シニアには旅行に対して次のような意識があることが分かりました。

■今後時間やお金を使いたいことは、「家族とのおでかけ(宿泊)」「家族とのおでかけ(日帰り)」

■50 代ごろから計画や準備がおっくうになる気持ちが出てくる

■レジャーやお出かけの頻度が増えるきっかけとして「誘ってくれる人ができれば」「旅行の計画や準備をしてくれれば」

 

 つまり、「本当は家族との旅行やお出かけをしたいけど、自分で計画するのはおっくうで、誰かに誘って欲しい」と思っているわけですね。

 

2.1 若い世代がプランを立てる際の注意点

 年を重ねるにしたがいおっくうになる旅行やお出かけの計画や準備は、インターネットで情報を収集することができる若い世代が行うのがベストと言えます。

しかし、若くて元気な人の観点だけで計画を立ててしまうと、高齢者にとっては少し辛い旅行になってしまうかもしれません。家族みんなが楽しかったと言える旅行にするためには、いくつか気をつけたいポイントがあります。

子供重視にかたよらない

 

子供を含む3世代、4世代でのお出かけプランは、つい子供を中心にしたスポットばかりにかたよりがちです。

子供向けの刺激の強いアクティビティばかりのプランや、次から次へとスポットを移動するプランには高齢者はついて行けません。だんだん疲れてきてしまい、「ここで待ってるからみんなで遊んでおいで」となりかねません。

もちろん祖父母世代にとって、孫やひ孫たちを見ているだけでも楽しい時間になるとは思いますが、高齢者自身が楽しめる要素を入れておきたいところです。

高齢者重視にかたよらない

 

 反対に、高齢者ばかりを気遣ってしまうと子供には少しもの足りないお出かけになってしまう可能性もあります。特にはしゃぎたい盛りの元気な子供がいるときは、パワーを発散させてあげることも必要です。機嫌が悪くなり駄々をこねるようなことになると、せっかくの楽しさも半減してしまいます。

バランスを取るのは難しいことですが、おじいちゃん、おばあちゃんに楽しんでもらいたいということを理解させながらも、走り回れる公園を選ぶなど子どもたちがめいいっぱい楽しめる場面も作ってあげる必要があるでしょう。

急がせない、時間に余裕のある計画を

 

何をおいても高齢者の体調を崩さないこと、転倒などの事故を起こさないことが最も重要です。バタバタしたプランを立ててしまうと、高齢者は心身ともに疲労困憊してしまいます。移動時間や休憩時間には余裕をもって見積もりましょう。

 

2.2 事前にリサーチしておくべき3つのポイント

 

 目的地の坂や階段の有無を事前にリサーチ

 坂や階段は高齢者にとってはとてもキツイものです。しかし、風光明媚な観光地がひたすら坂を登った先にあることも少なくありません。お城の天守閣にも階段を登る必要があったり、エレベーターは上りしかなく下りは階段のみということもあります。

インターネットを使えば、そのような情報も見つけることが出来ますし、目的の施設があれば問い合わせるといいでしょう。

足腰の健常な高齢者ご本人が望むなら坂や階段の多い行き先も選択肢の一つにはなりますが、早い時間に切り上げるようにしたり、帰りにゆったりできる温泉で休めるようなプランにして、疲れすぎないようにすることを考えましょう。

混雑具合も事前にリサーチ

 旅行やお出かけは、春休み、ゴールデンウイーク、夏休み、冬休みなどに集中します。春分の日、秋分の日やその前後の週末も気候が良いため行楽地では混雑する可能性は高くなります。

例年の込み具合や今年の予想などをリサーチしておけば、あまり混雑しそうな経路や目的地は避けることもできるでしょう。

交通事情も事前にリサーチ

 車で行くにしろ、電車で行くにしろ、交通事情も前もってリサーチしておかなければ当日になって右往左往することにもなりかねません。

公共交通機関を使う場合は電車やバスの発着時間、本数を調べておくのは必須ですし、車を使う場合は駐車場の有無はもちろんのこと、目的地が歴史ある街などの場合は車両の進入が禁止されていることもありますのでしっかり調べておきましょう。

 

2.3 交通手段は車?電車・バス?どっちにする?

 旅行やお出かけのプランを立てる時には、車にするか、電車やバスにするかも迷うことでしょう。車を使う場合と電車やバスなどの公共交通期間を使う場合のメリットとデメリットを挙げてみました。

 

車で行く場合のメリット

 

 ■ある程度荷物が多くなっても問題ない。お土産が増えてもOK

■必ず座れる

■乗り換えの時間などを気にする必要がない

■遠慮なくおしゃべりしたり、音楽を聞いたりできる

■飲食なども気兼ねない

■自分のペースで動ける。思いつきや不慮のトラブルでの予定変更も可能

■子供がいるとき、泣いたり騒いだりしても平気。

■DVDなどを流したりできるので、子供が退屈しない

■雨が降った時は移動が楽

■人数が多いほど交通費が安上がり

車で行く場合のデメリット

 ■運転は大丈夫だと思っていても結構疲れる。交代人数が少なければなおのこと大変。運転手以外が眠ってしまったときなど、ケンカになりかねない。

■渋滞に巻き込まれることがあり、時間を確実には読めない。

■渋滞時はトイレに困る

■行き先により、駐車場を確保できずに困ることがある

■長距離になると閉塞感を感じ、疲れやすい

■車酔いをする可能性がある

【勝手にランキング】車を選んだほうがいいパターンBEST5

以上のメリット・デメリットを踏まえ、車でお出かけした方がいいパターンBEST5を選んでみました!※このランキングは著者の独断と偏見によるものです

 

★1位 足の悪い高齢者がいる場合
電車・バスだと歩行距離が長くなり、本人にも周りにも負担がかかりやすい。車なら乗り換えの時間などを気にする必要がないので歩く際もゆっくり歩ける。

★2位 小さな子供がいる場合
電車やバスの中で長時間おとなしく座らせるのには大変な労力がかかる。車ならお気に入りのDVDを見せておくことができ、いくら騒いでも眠ってしまっても大丈夫。

3位 交通機関が不便な地域に行く場合
電車やバスの本数が少なかったり、目的地までのちょうどいい便がなかったりする場合は車が良さそう。

4位 人数が多い場合
公共交通機関の料金も家族全員となると意外と負担が大きい。ガソリン代や駐車場代は一定なので、人数が多い場合、車のほうが交通費は安くなりやすい。

5位 車での来場を想定している大型施設に行く場合
郊外にあることも多く、確実に駐車場がある。ただしGWやお盆など、ものすごく混雑する期間は膨大な待ち時間が発生する可能性あり。

 

車の場合、普通の自家用車ではなくキャンピングカーをレンタルするのもおすすめです。「キャンピングカー」というとキャンプをするための車のように聞こえますが、ベッドやテーブルが備え付けられていて寝泊まりが可能な車の総称です。室内がゆったりしていて車のデメリットでもある閉塞感もないですし、トイレ付きのタイプを選べばトイレが近い高齢者がいても、渋滞にはまってしまっても安心です。

レンタル料は少し高めですが、ほとんどが普通運転免許で乗れますので選択肢の一つとして考えてみてもいいかもしれませんね。

電車・バスなど公共交通機関で行くメリット

 

■運転の必要がなく、特定の人が疲れすぎるなどの不公平感がない

■ゆったりリラックスできる

■車のような狭苦しさがない

■普段乗らない列車で、知らない駅を通るなど新鮮で楽しい

■経路を調べたり乗り換えの予定を立てたりするところから旅行が楽しめる

■お酒を飲んだり駅弁を食べるなどの楽しみ方もある 

電車・バスなど公共交通機関で行くデメリット

 ■荷物が多いと大変。お土産を買いすぎると最悪

■電車の時刻を気にする必要があり、乗り遅れる心配もある

■目的地によっては接続が悪かったり本数が少ないなど時間のムダが出る

■指定席がない場合、混雑して座れないことがある

■子供連れの場合、寝てしまうと移動が大変になる

■繁忙期はチケットが高くなり、しかも取りにくい

 

電車やバスを選んだほうがいいときBEST5

 こちらも公共交通機関を使うメリット・デメリットから、独断と偏見による電車・バスでお出かけした方がいいパターンBEST5を選んでみました!

 《1》 都市部など、駐車場の確保が確実ではないところに行く場合。駐車場を探してぐるぐるまわった思い出は作りたくない。そのような地域には市街観光バスや観光タクシーがあることも。

《2》 旧市街地や昔ながらの町並みで路地が狭いなど、車での移動に向かない地域に行く場合も電車やバスを使いたい。

《3》 運転手が一人で長距離を運転するなど負担が大きすぎると思われるとき。一人だけに運転をさせるのがかわいそうというだけでなく、疲労による事故のリスクも高まることを視野にいれておくべき。

《4》 小さな子供がおらず、道中や目的地でお酒やグルメを楽しむのが目的のとき。せっかくの楽しみを運転のためにガマンするのはもったいない。

《5》 非日常感を楽しみたいとき。車にも窓はあるけれど、見えるのは主には見慣れた車内。普段乗らない電車の車内や風景、アナウンスなどを楽しむのも旅の楽しみのひとつ。

高齢者といっても、元気で歩行や普段の体調にも不安がなく、お酒もしっかり楽しまれる方は大勢いらっしゃいます。そのような方にはいかにも旅行らしい電車やバスの旅のほうが楽しんでもらえるかも知れません。

車のメリットは電車・バスのデメリット、電車・バスのメリットは車のデメリットになっている場合が多いのが分かります。家族の事情や混雑の予想に合わせて決めるといいですね。

 

3.シニアに人気の旅行目的からプランを立ててみよう

 シニアが好む旅行をイメージすると、「温泉」「名所観光」「グルメ」 となるのではないでしょうか。高齢者と行く旅行プランを考えるのにあたって、これを参考に考えてみましょう。

 3.1 シニアに好まれる旅行プランその1「温泉」

 

どの世代でも楽しめる温泉ですが、やはりシニアの旅行といえば温泉というイメージもあります。ゆったりリラックスできるだけではなく、泉質によって高血圧やリウマチ、美肌などに効果があるなどとされ、健康増進にも役立ちそうです。

一言で温泉と言っても、昔ながらの温泉地から、大規模リゾート温泉施設までいろいろな温泉がありますので、それぞれの特徴や魅力を見てみましょう。

昔ながらの温泉地の魅力

 ■温泉地ごとに特徴的な風情があり街歩きの観光も楽しめる

■自然に囲まれた地方も多く、四季折々の風景も美しい

■その土地ならではの名産品を扱うお土産屋さんやグルメも多彩

昔ながらの情緒ある造りが楽しめる反面、バリアフリー対策が行き届いていない施設もあります。必要であれば事前に確認しましょう。(掲載施設にはバリアフリートイレが設置されています)

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如心の里 ひびき野
日帰り入浴プラン 1,080円 → 1,000円
  • 13:00〜15:00/スタンダードプラン・グレードアッププランは11:00~15:00
  • 0279727022
  • 〒3770102 群馬県渋川市伊香保町伊香保403-125
地図

 

日帰り温泉施設(スーパー銭湯・健康ランド)の魅力

■比較的都市部にあり、アクセスしやすい

■エステや岩盤浴、ゲームコーナーやコミックスペース、ショーや映画などがあることもあり、一日楽しめる

■施設も比較的新しいところが多く、広々として清潔感がある

気が向いた時に手ぶらで行ける施設が多く、気軽に楽しめるのが魅力です。遠出をせずに済むので高齢者にとっても負担が少ないお出かけできるスポットと言えそうです。

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神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部
大人 3,121円 → 2,440円
  • 24時間(施設により異なる)
  • メンテナンス休館日有り(4/4・10/3)
  • 0783714126
  • 〒6500044 兵庫県神戸市中央区東川崎町1-8-1 9階
地図

 

大規模リゾート温泉施設の魅力

■温泉と娯楽施設やプールなどが併設され、子供も大人も楽しめる

■ショーを始めとするイベントや大きなアトラクションなど飽きさせない工夫がある

■バリアフリー等の配慮が行き届いている場合が多い

小学生くらいの子供がいる場合、静かな温泉地ではもの足りないかも知れませんが、大規模温泉施設なら大満足すること間違いなしです。もちろん高齢者がゆったりできる温泉もありますので家族みんなで楽しめるのではないでしょうか。

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  • ユネッサンは9:00〜19:00/森の湯は11:00~20:00(ただし営業日により変動あり、要問合せ)、受付はそれぞれ閉館の1時間前まで
  • 不定休(要問合せ)
  • 0460824118
  • 〒2500407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
地図

 

 


3.2 シニアに好まれる旅行プランその2「観光」

 

体力に自身のある高齢者にオススメなのが観光です。いろいろな施設や美しい風景を楽しむことは脳と心に良い刺激をあたえる若返りの秘策でしょう。主な観光をタイプ別に分類してみました。

 

美しい大自然を楽しむ

 

山や海や高原などの美しい風景には大自然のパワーを感じますね。高齢者の観光なら、経路の整備されたコースでの自然散策がおすすめです。事前に高齢者でも歩きやすいコースがあるかなどを確認すること、暑さ・寒さ対策をすることをお忘れなく。

 

美しく手入れされた庭園を楽しむ

 

四季折々の花々が咲き誇る、手入れの行き届いた庭園を散策するのはとても気持ちのいいものです。カメラを片手に適度な運動を兼ねたお散歩もいいですね。子供がいても走り回ることができるので家族でのお出かけにぴったりです。

 

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花と泉の公園
大人(高校生以上) 800円 → 700円
  • 【4月~10月】9:00~17:00、【11月・3月】10:00〜16:00/電子チケットの受付は、ベゴニア館側発券所のみとなります。
  • 12~2月の全日
  • 0191824066
  • 〒0293103 岩手県一関市花泉町老松字下宮沢159-1
地図

その街らしい街並みを楽しむ

知らない地域の知らない街並みを観光するのは新鮮で楽しいものです。観光スポットを巡ったり、その街らしいお店で食事や買い物をしたり。事前にその街の歴史やオススメポイントをチェックしたり、移動距離や時間を確認しておくとよいでしょう、観光タクシーや人力車などの案内サービスならそれらをおまかせできるので、利用しててみるのもいいですね。

 

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えびす屋 関門
2名様利用券 4,000円 → 3,800円
  • 9:30〜日没 ※時間はシーズンにより異なります。
  • 台風等、著しい悪天候の場合のみ休業
  • 0933324444
  • 〒8010852 福岡県北九州市門司区港町2-14
地図

 

 

観光名所を楽しむ

 

名所を巡る観光旅行もシニアに喜ばれる旅行の楽しみ方ですね。近代的な観光施設から歴史ある施設までさまざまな名所があり、どこに行こうか迷うところです。お城や寺院、遺跡などはバリアフリー対応のないところもありますので事前に確認しておきましょう。(ご紹介している施設は一部を除きバリアフリーに対応しています)

 

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耕三寺博物館
一般 1,400円
  • 9:00〜17:00
  • 0845270800
  • 〒7222411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
地図

 

 


3.3 シニアに好まれる旅行プランその3「食事」

 

観光よりも何よりも、ご当地のグルメを楽しむために旅行に行くという方もいらっしゃると思います。また遠出が高齢者に負担になるようなら、地元のホテルや高級レストランなどに出かけ、交通費を使わなくてもすむ分だけ豪華な食事で楽しむというのも一つの考え方です。

 

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ヒルホテル サンピア伊賀
松花堂コース 3,980円
  • 10:00〜22:00
  • 無休
  • 0595247000
  • 〒5180809 三重県伊賀市西明寺2756-104
地図

 

4.タイプで選ぶ高齢者と一緒のおでかけプラン

 4.1 のんびり過ごしたいタイプの高齢者なら

 あまり予定を詰め込まず、旅先でものんびり過ごしたいタイプの高齢者なら、ホテルの温泉プランなどがいいでしょう。ホテルと言っても多くの場合は日帰りでも泊まりでも利用でき、入浴したり、近辺を散策したりするなどゆったりと過ごせます。子供も楽しめるよう工夫されている施設もあり、のんびり落ち着いた家族旅行が楽しめるでしょう。

PassMe!ではこちらがおすすめ!

 

  

十勝川温泉第一ホテル豊洲亭 豆陽亭
大人 1,500円 → 1,400円
  • 13:00〜21:00
  • 0155462231
  • 〒800263 北海道河東郡音更町十勝川温泉南12丁目
地図

 


4.2 体験重視型のアクティブな高齢者なら

 せっかく旅行に行くからにはしっかり体感して楽しみたいというタイプの高齢者なら、手作り体験などのアクティビティをプランに織り込むのがおすすめです。「見る・遊ぶ・食べる」を満足させる複合施設なら、バッチリ楽しめるのではないでしょうか。

 

PassMe!ではこちらがおすすめ!

 

深山峠アートパーク
大人(大学生以上) 1,300円 → 1,100円
  • 9:00〜17:00
  • 12/1~3/31水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 0167456667
  • 〒0710508 北海道空知郡上富良野町西8線北33号
地図

 

 


4.3 みんなでガヤガヤするのが苦手なタイプの高齢者なら

 みんなで連れ立ってワイワイ、ガヤガヤと行動するのが苦手なタイプの高齢者なら、自分のペースを保って散策できる公園などが良さそうです。静かなところで心安らぐ時間が過ごせるのではないでしょうか。

 

PassMe!ではこちらがおすすめ!

 

室生山上公園芸術の森
大学生以上 400円
  • 10:00〜17:00(3月・11月・12月は~16:00)
  • 火曜(祝日の場合は翌日)、12/29~2月末日※天候により臨時休園する場合あり
  • 0745934730
  • 〒6330421 奈良県宇陀市室生181番地
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長きにわたって高齢者のお出かけを成功させるポイントや、バリアフリー対応のある施設をご紹介してきました。これらの情報を参考に、楽しい3世代・4世代旅行をたのしんでいただければ幸いです。

 

5.おまけ:車いす貸出可能施設を集めてみました!

 PassMe!に掲載されている施設の中から、車いすのレンタルを行っている主な施設をピックアップしてみました。各施設により貸出台数が異なるほか、予約ができる施設、できない施設があります。利用したいとお考えの場合は、必ず事前に問い合わせの上お出かけください。

(このエントリー内の情報は2018年3月末現在のものです)

 車椅子貸出可能リスト 

施設名 都道府県 URL
スパリゾートハワイアンズ 福島県 https://pass-me.jp/facilities/KS000064
那須ワールドモンキーパーク 栃木県 https://pass-me.jp/facilities/KS001847
EDO WONDERLAND 日光江戸村 栃木県 https://pass-me.jp/facilities/KS000558
としまえん 東京都 https://pass-me.jp/facilities/KS001777
横浜市立金沢動物園 神奈川県 https://pass-me.jp/facilities/KS000289
横浜・八景島シーパラダイス 神奈川県 https://pass-me.jp/facilities/KS000476
河口湖猿まわし劇場 山梨県 https://pass-me.jp/facilities/KS000281
山中湖 花の都公園 山梨県 https://pass-me.jp/facilities/KS001520
修善寺虹の郷 静岡県 https://pass-me.jp/facilities/KS001726
富士サファリパーク 静岡県 https://pass-me.jp/facilities/KS001855
富士花鳥園 静岡県 https://pass-me.jp/facilities/KS001416
伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(伊勢シーパラダイス) 三重県 https://pass-me.jp/facilities/KS001907
スパリゾート雄琴あがりゃんせ 滋賀県 https://pass-me.jp/facilities/KS001870
神戸市立須磨海浜水族園 兵庫県 https://pass-me.jp/facilities/KS000549
姫路セントラルパーク 兵庫県 https://pass-me.jp/facilities/KS001857
淡路ファームパーク イングランドの丘 兵庫県 https://pass-me.jp/facilities/KS000686
淡路ワールドパーク ONOKORO 兵庫県 https://pass-me.jp/facilities/KS000668
神戸どうぶつ王国 兵庫県 https://pass-me.jp/facilities/KS000350
水木しげる記念館 鳥取県 https://pass-me.jp/facilities/KS000488
松江フォーゲルパーク 島根県 https://pass-me.jp/facilities/KS001507
みろくの里 広島県 https://pass-me.jp/facilities/KS002036
耕三寺博物館 広島県 https://pass-me.jp/facilities/KS001452
高知市立龍馬の生まれたまち記念館 高知県 https://pass-me.jp/facilities/KS000639
ハウステンボス 長崎県 https://pass-me.jp/facilities/KS001873
長崎バイオパーク 長崎県 https://pass-me.jp/facilities/KS001598
くじゅう花公園 大分県 https://pass-me.jp/facilities/KS000221
OKINAWAフルーツらんど 沖縄県 https://pass-me.jp/facilities/KS000055
おきなわワールド 沖縄県 https://pass-me.jp/facilities/KS000097

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