このサービスはスマートフォンから利用できるサービスですので、もしよければ、お使いのスマートフォンからアクセスください。 楽しいイベントをぜひ体感してください!
推奨環境:iOS 6.0以上、Android 4.0.3以上
緒方 慎之介
主夫ライター。妻の海外赴任についていくため、13年間勤めた会社を辞めて専業主夫に。カナダとアメリカで合計4年半を過ごして帰国、今は小さな会社で事務員をしつつライター業と主夫業にも勤しんでます。趣味は旅行やカメラや陶芸など薄く広く。最近はウエイトトレーニングがブームのカープファン。
◯最新情報(2019.11.11更新)
2019.11.11
・那須ハイクリスマス2019!
おもちゃを持ってきてくれたら入園無料!今年はちょいワルブラックサンタもやってくる!
開催期間:2019/11/30~12/25・お得に「那須をたのしむ!キャンペーン!!」開催中
提携店舗で、1回のお会計で条件を満たすお会計をした方に、那須ハイランドパーク内で使用できる金券の優待券をプレゼント!
開催期間:2019/8/5~2020/1/52019.8.6
・ボルダリング施設「NOBORUNGMA(ノボランマ)」における死亡事故について
2019年8月5日の事故を受けまして、再発防止策が完了するまで「NOBORUNGMA(ノボランマ)」の営業を休止することといたしました。亡くなられたお客様とご家族の皆様には心からお詫び申し上げます。2019.4.5
・VRスカイサイクルOPEN!
38年前にできたスカイサイクルが世界初!自走式VRに生まれ変わって登場です。3月20日からプレビュー版がスタート、4月下旬から本格OPEN予定。那須ハイでしか体験できない非日常世界をお楽しみ下さい!
那須ハイランドパーク(以下「那須ハイ」)に行こうかな、とこの記事を開いてくださった皆さんは、来年8月で開業40周年を迎えるこの老舗テーマパークに対しどんなイメージをお持ちでしょうか?
よく「ジェットコースターがいっぱいあるところ」と言われる方が多いのですが(実際、那須ハイにはローラーコースターが8個もあります)、那須ハイはジェットコースターだけのテーマパークではございません。
広さ約15万坪(約50万㎡)の敷地に47個※ものアトラクションが詰め込まれているだけあって、ローラーコースター以外にも楽しめるアトラクションがいっぱい。友達同士はもちろん、カップルも家族連れもワンちゃんも楽しめて、おまけに屋内アトラクションも充実しているため雨が降っても安心という懐の深ーいテーマパークなのです!(※ドッグランや渓流体験ゾーンなどの施設も含みます)
今回はそんな那須ハイランドパークの魅力を徹底的に調べ上げ、那須ハイについて調べたいときに便利な【情報編】と、雰囲気を筆者の主観を交えてお伝えする【現地レポート編】に分けて、どこよりも詳しくご紹介いたします!
●目次
1. 施設
「那須って名前はよく聞くけどどの辺?長野?」という方もおられるかと思いますので確認しておきましょう。那須は栃木県で、東京から行くと東北自動車道で日光の少し先にあります。
住所:栃木県那須郡那須町高久乙3375
那須ICを降りて30分ほど、那須岳の麓にあります。
季節によって営業時間が異なります。休園日もありますので必ず公式サイトの情報をご確認ください。11月26日の週から12月17日の週までは平日は休園(週末は営業)、また1月7日から2月末まで冬季休業しますのでご注意ください。
ハイシーズンは春休み、ゴールデンウィーク、お盆とやはり連休はどうしても混んでしまいます。逆に空いているのは上記以外の特に平日。ちなみに筆者は11月11日の日曜日に行ってきましたが、あまり混んでいませんでした。
混んでいる時間帯はお昼前後。オープン直後は空いているので、楽しむなら朝一番から行くのがおすすめです。
小さい子ども向けアトラクションも多い那須ハイは設備もしっかり備わっています。
写真のようなベビーシートが下のマップの点滅しているトイレにあります。
上のマップの点滅しているところ、入場口近くのトイレにあり、給湯設備もあります。また、レストランでもスタッフに相談いただければお湯は用意してもらえます。
1台600円で借りられます。入園ゲート通過時にスタッフに声をかけてください。
残念ながらオムツの販売場所はありませんので、十分な量を持参するようにしましょう。
全体の半分以上、25個ものアトラクションで小学生未満のお子さんが楽しむことができます。対象のアトラクションについてはこちらをご覧ください。ただし、3歳未満のお子さんや身長100cm未満のお子さんは参加できないものもあります。詳しくはこちらの表を参考にして、どのアトラクションが可能かご確認ください。
身長制限があるアトラクションでは前にウーピーと身長チェックの看板がありますので、そこでチェックすることもできます。
那須ハイは階段があるところはほぼ全ての場所にきちんとスロープが設置されていて、どこにでもアクセスできますので車椅子の方も楽しむことができます。ただし坂道が多いため、電動車椅子ではない場合は移動が大変になります。ご注意ください。
下記マップに表示されている園内各所に設置されています。ただしオストメイトは対応していません。
通常時は10台用意されていますが、繁忙期は適宜増やして対応しています。
1台500円(身体障害者手帳提示で無料)で貸し出しています。ただし数に限りがありますのでご注意ください。
残念ながら車椅子に座ったまま楽しめるアトラクションはありません。付き添いの方と相談して、各自でご判断ください。ただし、渓流ゾーンのBBQコーナーへはスロープが設置されており車椅子のままアクセスできます。
乗用車・バスなどの車種問わず一律1日1,000円です。(二輪車は無料)入園時にゲートでチケットをとっての後払いですが、何時間いても料金は変わらないため入場口前の精算機で先に精算を済ませておくことをおすすめします。
4,000台収容可能で、とても広いです。小さいお子さんとは手をつないで急に走り出さないように気をつけるとともに、逆にお子さんが飛び出てくる可能性を考慮して慎重に運転してください。
ありません。
那須ハイは愛犬と一緒に楽しむことができる、ドッグフレンドリーなテーマパークです。ドッグランやドッグカフェはもちろん、一部アトラクションも一緒に乗ることができます。さらには優待DAYやイベントも。実際、小型犬はもちろん大型犬を連れたお客さんもかなりいらしてました。家族にワンちゃんがいる方は是非一緒に来園してください。
詳細は「わんこはかぞく」でご覧ください。また ワンちゃんを連れて来場の際には必ずリードをつけ、同意書の規約を確認、記入した上で当日お持ち下さい。
入場+屋外ドッグランのみの場合は無料です。アトラクション(ティーカップ、カルーセル、ポップンスマイル、大観覧車)と小型犬(10kg未満)専用室内ドッグランを利用する場合は別途「わんっダフルパス」の購入が必要です。
・わんっダフルパス:1,000円
一緒に楽しむことができるアトラクションにはその旨がわかりやすく表示されています。
なお、ティーカップとポップンスマイルは30kg以上の大型犬は利用できませんのでご注意ください。
園内には複数箇所に水飲み場が設置されていますので、暑い日も安心です。また、ドッグカフェが併設されていますので、ワンちゃんと一緒に食事を楽しむことができます。
上の同意書にも記載されていますが、狂犬病の予防接種、伝染病、感染症の予防接種(3種以上)を1年以内に接種している必要がありますので接種時期を確認してください。また、各病気、ノミ・ダニ・フィラリア等の寄生虫に感染しているワンちゃんは入園できません。
園内はとても広いため、迷子になったら探すのも大変です。その際はスタッフに声をかければ園内放送を流してくれます。
園内入り口近くに救護室があります。スタッフに声をかければ案内してくれますので、無理をせずすぐに相談しましょう。
スタッフに相談してください、調べて対応してくれます。
園内にはありません。
園内にはありません。不安な場合にはモバイルバッテリーを忘れずに持参しましょう。
入園チケット売り場とショップ(ウーピーズキングダム)で利用額1,000円以上から、下記カードが使用できます。
MUFG CARD・AMERICAN EXPRESS・JCB・VISA・Master Card・NICOS・MILLION CARD・DC
レストランや売店では使用できませんので、現金も忘れずに持ってくるようにしましょう。
園内2箇所(入り口すぐ右側とヘルシップ横)にあります。料金は中サイズが300円、大サイズが400円です。
那須ハイは次項で紹介する乗り放題パスも販売していますが、入園だけしてアトラクションは見るだけ、あるいは追加料金を払って少しだけ楽しむということもできるようになっています。実際に現地ではおじいちゃんおばあちゃんが一緒に来園して、アトラクションには乗らずに孫の楽しむところを眺めている姿をたくさん見かけました。
アトラクション別の料金は下の表をご確認ください。
乗り物券は園内にある販売機で都度購入することができます。
ファンタジーパスを購入すると、全てのアトラクションが乗り放題になります。入園してから購入することもできますが、公式サイトのWeb割引チケット、またはPassMe!で購入すると大人400円、小人300円の割引が受けられます。
PassMe!なら当日入園間際でもスマホから簡単に購入することができますよ!
ファンタジーパスを購入して全てのアトラクションに乗ればもちろん元がとれますが、時間的に無理ですので現実的に考えてみましょう。
例えば親子3人の場合、入園料だけだと4,000円、ファンタジーパス(割引価格で購入)だと13,200円で、差額は9,200円です。
よほど混んでいない限り、ゆっくりまわっても7~8個のアトラクションが楽しめます。乗れるものがいちばん限られている3歳未満の小さいお子さんと一緒でも、観覧車(500円)とゴーカート(600円)だけで合計(500円+600円)×3人=3,300円になり、残りのアトラクションを6つ遊ぶと平均単価が350円ですので350円×3人×6回=6,300円、合計9,600円になります。
それより大きいお子さんや大人となると、ノボランマのボルダリングとジェットコースターに3、4つ乗るだけで元が取れてしまいます。 アトラクションを楽しむ予定がある方は、都度乗り物料金を買う手間も考慮すると最初にファンタジーパスを購入したほうが圧倒的にお得になります。
逆に、「乗っても1つか2つ」という方は入園料と乗り物券で分けた方が良いでしょう。
閉園2時間前からは大幅に割安なトワイライト料金で入園、ファンタジーパスの購入ができます。
周辺には他にも楽しい施設がたくさんあるので、そちらに行ってから最後に那須ハイを少し楽しむ、という方法もありかもしれません。周辺施設については9. 近郊アトラクションを参照してください。
愛犬と一緒に楽しむことができるのも那須ハイの素敵なところ。ワンちゃんは入園だけなら無料ですが、アトラクションも一緒に楽しむなら「わんっダフルパス」を購入する必要があります。
・わんっダフルパス:1,000円
ワンちゃんの入場にあたっては同意書の記入が必要になります。詳細は1.6 ペットと一緒に入園の項を参照してください。
ファンタジーパス(入園料+アトラクション乗り放題)2回分の料金でシーズン中に何度でも楽しめて、ファンタジーパスに加え駐車場料金も無料(初回のみ有料)になるパスがシーズンパスです。注意したいのは、「シーズン」であって「加入日から1年間」ということではありません。2019年シーズンのシーズンパスは2020年1月5日が有効期限です。
わんっダフルシーズンパスを購入された飼い主様は、期間中はペット同伴での場合に限り入園し放題です。また提携施設で受けられるサービスがあります。詳しくは下記サイトをご参照ください。
駐車時間、車種に関わらず一律で1日1,000円。詳細は1.5 駐車場の項を参照してください。
こちらの表で、アトラクション一覧と合わせて年齢や身長の制限を確認できます。 また、こちらから各アトラクションの詳細を確認することができます。
雨でも楽しめる屋内アトラクションは下の14個です。
・ダークキャッスル
・DINO SAFARI
・DINOWORLD
・NOBORUNGMA エクストリームラン
・NOBORUNGMA ボルダリングエリア(2019/08/05~休止中)
・レーザーミッション
・カルーセル
・アドベンチャーコースターSHINPI
・大観覧車
・ヘルシップ
・フラッシュダンス
・ウォーターコースター
・XDダークライド
・小型犬用室内ドッグラン
逆に、雨だと運休になるアトラクションは下の8個です。
・GiGaMo
・スカイバルーン
・ウーピーコースター
・パニックドライブ
・キャメルコースター悟空
・スーパーバイキング
・ビッグバーンコースター
・スペースショット
どちらの表にも当てはまらないものは「雨が降ったら濡れるけど乗ることはできる」アトラクションです。風邪を引かないように気をつけて楽しんでください。
※強風や低温などの影響で運休となる場合もあります
年齢や身長、体重によって楽しめるアトラクションが異なります。詳しくはこちらの表をご参照ください。
公式サイトで下記アトラクションの運行状況と待ち時間を見ることができます。
園内マップはこちら。手前(マップの下の方)から奥(マップの上の方)にかけて下り坂の傾斜があります。
NOBORUNGMA(ノボランマ)とリバーアドベンチャーが人気です。
ノボランマではデジタルボルダリングやクリッピンクライム(落っこちても死なないように腰に紐をつけて登るクライミング)を楽しむことができます。
※2019/08/05~休止中です。
リバーアドベンチャーは円形のボートに乗って川下りをするアトラクションで、動きの予想がつかず運が悪いと(良いと?)びしょ濡れになります。絶対に濡れたくない方向けにポンチョも販売されています(200円)。
・NOBORUNGMA ボルダリングエリア(2019/08/05~休止中)
・リバーアドベンチャー
筆者も体験してきましたので、詳しくは現地レポート 7. アトラクション感想もどうぞ。
2018年春にオープンしたばかりのXDダークライドがおすすめです。海外から日本で初めて導入されたアトラクションで、動く椅子に座り3Dメガネをかけて楽しむシューティングゲームです。最大16人まで同時にプレイでき、中間と最終で成績が顔写真とともに画面に表示されますので友達同士で行くと盛り上がること間違いなしのアトラクションです。
遊園地ですので「みんなで楽しんでいるところ」というのが何よりのインスタ映えなわけですが、その中でもこの場所が良いというところで3つ挙げておきます。
他にもスカイバルーンや観覧車からの絶景や渓流ゾーンでの散策など素敵なスポットがたくさんありますので探してみてください!
① 恐竜アトラクション「ディノワールド」
アトラクションだけでなく、園内のあちらこちらに恐竜の模型が置かれていて、中には動くやつも。
・大人気キャラクターショーを開催(2018年11月23~25日)
・からだのふしぎ大冒険2018(2018年3月3日~2018年6月17日)
フードコートは屋内約250席、屋外にも約250席とかなりの人数が座れます。 また、園内には屋台やフードスタンドもあり、軽食をとることもできます。
7大アレルゲン(卵、小麦、乳、えび、かに、そば、落花生)は表示されています。
那須豚のトロ天丼
那須の食材を使った地産地消メニューで、B級グルメでグランプリをとった一品です。こちらは筆者も現地で実際に食べてきましたが、間違いなく美味しい超オススメの一品です!
お弁当の持ち込みはOKですが、レストラン内への持ち込みはできません。園内のベンチで召し上がってください。食べられるスペースは屋根付きの場所も含めたくさんあります。
粉雪チーズタルト 常温保存可能なタルトケーキですが、濃厚なチーズの味わいを楽しめる本格的な味。実際に食べてみての筆者の感想は現地レポート編で。
園内は広く傾斜もあるため、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。
季節にもよりますが、11月の取材時では都心と比べると5℃くらい低くてかなり寒かったです。現地の天気予報を調べると那須塩原市内の気温が表示されますが、そこからも2、3℃低いと思っておきましょう。
那須は良質な温泉がとても多いため、せっかくなら帰り道に温泉に入って行くことをおすすめします。その際にはタオルと着替えの用意を忘れずに。
東北道 那須IC・黒磯板室ICから約25分
東北道 那須高原SAから約35分
東北道の那須ICからがいちばん一般的なルートですが、夏休みや連休中は渋滞するため、混雑状況に応じて那須ICの前後にある黒磯板室ICまたは那須高原SA(スマートインターチェンジが併設されています)で降りた方が良いこともあります。
那須ハイ公式サイトでは黒磯板室ICからの2つのルートを混雑時回避の推奨ルートとしています。
渋滞についてはこちらの記事も参考にどうぞ。
・渋滞にはまらない秘策集/PassMe!お出かけNote
土日祝日および長期連休中は東北新幹線那須塩原駅からバスが出ています。
平日は途中までバスで行きそこからタクシーとなります。
都心からバスツアーがいくつか出ています。リーズナブルな価格設定で、寄り道はできませんが渋滞に巻き込まれても運転しないで済むので安心して楽しめます。詳しくは那須ハイ公式サイトをご確認ください。
周辺には那須ハイ以外にも大人も楽しめるアスレチックパークnozaruやトリックアートミュージアムにサファリパーク、牧場などなど楽しめるところがたくさんあり、日帰りで来るにはもったいないところです。時間に余裕がある方はせっかくなら泊まりで来たいですね。
那須ハイと同じ藤和那須リゾートが運営しているオフィシャルホテルが那須高原TOWAピュアコテージです。那須ハイのすぐ隣にありますので、目一杯楽しんだあとにすぐホテルで休むことができます。もちろんオフィシャルホテルだけあり、宿泊すると那須ハイの入園料が無料になります(ファンタジーパスは別途購入が必要です)。
また、天然温泉の露天風呂と大浴場があり、那須ハイの入場券を提示すると日帰り入浴を半額で利用することができます。
NOZARUはオフィシャルホテル那須高原TOWAピュアコテージの敷地内にある、大人も楽しめる日本最大級規模の空中アスレチックパークです。
那須周辺はPassMe!を利用してお得に楽しめる施設がたくさんありますのでいくつかご紹介します。(リンク先はすべてPassMe!の施設紹介ページです)
① 遊ぶところ
B. 那須とりっくあーとぴあ
C. 那須サファリパーク
D. 那須昆虫ワールド
E. 那須ステンドグラス美術館
② 温泉
F. 那須高原ホテルビューパレス
G. ホテル・フロラシオン那須
H. 休暇村那須
③ その他
I. チーズガーデン那須本店
那須ハイから車で20分ほどのところに、見晴らしの良い展望台があります。こちら、恋人の聖地として100番目に登録された場所でもあります。 ここからの眺めや夜景も現地取材してきましたので現地レポート編の10. 那須展望台へもご参照ください。
那須町観光協会のオフィシャルサイトがありますので、周辺を観光するならこちらを参考にしても良いでしょう。
こちらは筆者が2018年11月11日(日)に実際に現地に行って見てきたこと、感じたことを中心にレポートいたします。まだ今まで行かれたことが無い方も、こんな場所なんだというイメージをつかんでいただきやすいようまとめましたので参考になさってください。
この日のオープンが9時半のため、余裕を見て朝の6時に都内の自宅を出発。途中道路が混んでいたり、SAで休憩を挟んだりしたらちょうど9時半に到着しました。那須ICを降りてから那須ハイまでの道のりは、途中まであまり標識がないので若干不安になります。カーナビやスマホの地図を用意しましょう。 アクアブルーの標識は一瞬「あれ、違う場所に来たかな?」と心配になりますが、ここで良いです、大丈夫です。
ゲートでは駐車券をとるだけで、支払いはありません。慌ててお財布を取り出す必要はないので安心してください。
ゲートを抜けると眼下に那須ハイランドパークの全景が広がります。「来た来たーっ!」とテンションが上がる瞬間。 駐車券はパーク入口の精算機で精算します。30分以内に帰る場合を除いて駐車時間に関わらず一律1000円ですので、先に精算しておきましょう。
この日はとてもよく晴れていましたが、車を降りてまず思ったことが「寒い!」。朝6時の東京より9時半の那須の方が全然寒かったです。慌てて上着の下に薄手のダウンを着込み、ニットキャップをかぶる完全武装をしました。油断せず、防寒具の準備はしっかりしておいてください。
ただし、歩き回ると暑くなりますので、脱ぎ着がしやすい格好にすることで調節できるようにしておくことをおすすめします。後述しますがノボランマの中はかなり暑いので、行く予定がある方はTシャツの上に重ね着するスタイルをおすすめします。
PassMe!でチケットを購入した方はゲートに行く前に総合インフォメーションでチケットを提示して入園券とファンタジーパス(リストバンド)を受け取ります。
ちなみにPassMe!ならAmazonPayやPaypalに対応しているため、スマホにAmazonのアカウントが紐づけされていればクレジットカードの情報入力も不要で、その場で簡単に買えちゃいます!
リストバンドを受け取ったらゲート手前で係の方につけてもらいます。
そして入園券をゲート改札に通していざ入園!
入園してすぐの広場前でウーピーと記念撮影ができます。せっかくですので筆者も1枚。
もう少し足が長く見えるズボンをはいてくれば良かったです。。。
現地取材のために来ているので、人気アトラクションに飛び込みたい気持ちをぐっと抑えてまずは園内を一周しながら施設の写真を撮って回ります。
朝のうちは人が少なく映り込みにくいので、撮るスポットにもよりますが早い時間に撮る方が気に入った写真を撮りやすいです。
那須岳の麓という立地上仕方ないのですが、園内には結構な傾斜があります。傾斜といってもずっと坂道とかそういうことではなく、大きな段構造になっていてところどころに階段とスロープが設置されています。 手動の車椅子の方は移動が大変ですので、その心づもりが必要です。
なにせもうすぐ40周年を迎えるテーマパークですので、それなりに味のあるアトラクションもあります。ものによっては塗装が色あせているのもまた良し。個人的にはヘルシップのレトロ感がすごく好きです。
どうですか、この見るからに悪そうな海賊。うんうん、こういうのでいいんだよ。
広い園内を歩き回るとどうしても疲れますが、那須ハイにはいたるところに休憩スペースが設けられています。「アトラクションには乗らないけど一緒に園内を回りたい」というおじいちゃんおばあちゃんも気楽に座って休めるのが嬉しいですね。 屋根と風よけ付きのスペースもあるので、雨の日も寒い日も落ち着いて休憩できます。
那須ハイは愛犬と一緒に楽しむことができるテーマパークで、ただ園内を連れて歩けるだけでなく、ドッグカフェやドッグランが設置されていたり、あちこちに犬用の水飲み場も用意されています。ワンコ連れのお客さんも多かったです。
ぐるりと一回りしたところで、人気アトラクションを中心にいくつかチャレンジしてきました。どれも楽しくて、お世辞抜きに何回も乗りたくなるものばかりです。(ただし筆者はジェットコースターが苦手のため乗っていません、あしからず。。)
XDダークライドは2018年の3月に登場した、7Dシューティングアトラクションです。7Dというのは動くイスに座って3Dメガネをかけることでより臨場感を味わえる仕様で、さらに風まで出てきます。撮影禁止でしたので写真はないのですが、これ、面白いです。
イメージとしてはゲームセンターでゾンビとかが出てくるのを鉄砲で撃つゲームを7Dでやる感じ。ただ撃つだけでなく、中間と最後に顔写真付きで得点が表示されますので友達同士で行くと絶対に盛り上がります。ゲームもいくつか種類があるため、何度も楽しむことができます。
ノボランマも2018年に登場したばかりのアトラクション。ボルダリングエリアと、ボヨンボヨンの障害物の中を駆け抜けるエクストリームランの2つに分かれています。中は人の熱気もあって結構暖かく、寒がりの筆者でも半袖で十分でした。
まずはボルダリングに挑戦。1組ごとに25分ずつの交代制になっています。
並ぶ前に安全に関する利用上の注意と同意書を読んで署名。 前の組が終わるのを待っている間に安全用のベルトをつけてもらいます。
順番がきたら、インストラクターの説明を受けます。不特定多数の人が出入りする場所でどうやって安全を確保しているのか、よく考えてるなーと思いました。
筆者が最初に挑戦したのがリープ・オブ・フェイス。おもしろ探検隊でウエチンさんが果敢に挑戦して見事に失敗していたのを事前に読んで、やってみたくてしかたなかったやつです。
こちらは特別なベルトをつけるなど安全を確保するのに時間がかかるため、1組で4人までしか挑戦ができません。希望者が5人以上いた場合はじゃんけんで決めるのですが、幸いにしてちょうど4人だったので問題なく挑戦することができました。専用のベルトをつけてもらいます。
なんとか成功!
これ、めっちゃくちゃ怖いです。いくら命綱がついているといっても落ちたら大怪我だなと思える高さで、届くかわからない場所に飛び出すのはかなりの勇気がいりました。実は上の動画の前にかなり逡巡の時間があります。
終わったらその他のウォールも片っ端から登ります。登るのは楽しくて良いのですが、降りるときは毎度飛び降りる必要があり、これも実は怖かったです。 娘(写真左壁を登っている子)も登るのはスイスイいきましたが、飛び降りるのは怖くてできず、そのままもう一度ゆっくり降りてきてました。登ったり飛び降りたりして楽しんでいる間にあっという間に時間が経過して終了。
次はエクストリームランにチャレンジします。こちらは特にタイムを競ったりするものではないので、大人が一人で走ってもあまり楽しくありません。友達や子供と一緒に競争するのが良いでしょう。
大人なのにガチでスタートダッシュをかます筆者。あとで妻に大人気ないとのお叱りを受けました。
障害物の中には狭いところをくぐる箇所があり、ここは大人が圧倒的に不利。娘と2回チャレンジして2回ともここで抜かれました。結果2戦2敗。そして地味に疲れます。子供は楽しいと思うので、元気をもて余し気味のお子さんは是非チャレンジさせてあげてください。大人が座って待つスペースもあるので、本でも読んでればしばらく勝手に走り回っていてくれるはずです。
ちなみに筆者(42歳)は年甲斐もなくはしゃいだ結果、翌日筋肉痛になりましたので、皆様におかれましてはそのあたりも考慮して、無理のない範囲で遊んでください。
円形のボートに乗って川下りをする人気アトラクションです。並んでいる間、結構しつこく「濡れるかもよ」「思ってる以上に濡れることもあるよ」と警告が出てきます。「濡れるのは困るけど今そんなこと言われても」という方のために、ちゃんとポンチョも販売していますので、絶対に濡れたくない方はここで買っておきましょう。
ちょっと心配ながらも自分だけは濡れない、大丈夫と信じて乗り込みます。ボートは思ったより激しい動きで、写真を撮ってたら見事に水しぶきを浴びてズボンとパンツがビチャビチャになりました。本当に思ってた以上に濡れましたよ。。。
この寒い中、ビチャビチャズボンで歩くのやだなあと思っていたら、なんと、ちゃんと乾かすためのヒーターがあるではないですか。
これは気が利いているなあと感動いたしました。そんなわけですので、皆さんも安心して濡れてくださいね。
のんびり楽しめる遊園地の王道アトラクション、観覧車。園内の全てを見下ろすことができる眺望は絶景の一言です。 それだけでなく、ワンちゃんと一緒に乗ることができたり、強制的に並んで座ることになるカップルシートがあったりと楽しめる工夫がたくさん。
カラフルな観覧車は下から見上げるだけでも絵になります。
気球を模した乗り物に乗って高い所に上がるだけのものすごく地味な乗り物ですが、実は筆者イチオシのアトラクションです!
その理由は高い所からの眺望と、観覧車では得られない開放感!
観覧車をこの角度で見られる機会はなかなかありません。この日は天気もよく、紅葉も見頃で特別素敵な景色となりました。
アトラクションと言って良いのかわかりませんが、園内には渓流が流れていて、釣りをしたり散歩したりそれを眺めながらBBQしたりできるようになっています。夏はとても気持ちが良さそう!
BBQエリアには車椅子でもアクセスできるようにちゃんとスロープが設置されています。
釣竿は無料で貸りることができ、釣ったらすでに焼いてある魚と交換するシステムです(有料)。
「自分が釣った魚を食べる!」という醍醐味は薄れるものの、釣ってすぐ食べられるのは時間が限られたパークでの滞在を有効にしてくれるためありがたいところです。
散歩コースはさほど長くないのですが、雰囲気を味わうのにはちょうど良いくらいです。筆者が訪れたときは紅葉がきれいでしたが、新緑の春や夏の木漏れ日の下を歩くのもきっと気持ちが良いだろうなあと思います。ちょっとしたリフレッシュに散歩してみることをおすすめします。
フードコートで食べられる那須豚のトロ天丼はB級グルメグランプリを勝ち取った一品ということで、事前に広報さんからもおすすめメニューと伺っていました。そこまで言われたら、これは食べねばなるまい、食べずには帰れば何をしに来たのかわからないだろうとオーダーいたしました。
正直、思ったよりボリュームは少なめで、大食いの筆者には物足りなさを感じるサイズ。ですが、味はもう間違いなく美味しいです!個人的には、近所でこれを出すお店があったら週1で通うレベル。角煮の天ぷらは箸で切れるほど柔らかく、それでいて脂っこいという感じはしません。天ぷらの下に敷かれたかつおぶしの風味も良いですし、端に添えられた紅しょうがは口をさっぱりさせてくれて箸がどんどん進みます。これ余裕でもう1杯いけます。本当の本当におすすめです!
公式サイトではラーメンもおすすめされているのですが、こちらは(大変申し訳ありませんが)いわゆる普通のラーメン、といった印象。ただスープは濃厚で美味しく、冷えた体がポカポカ温まりました。
結論としましては「那須ハイに来たら必ず那須豚のトロ天丼を食べて帰る」と覚えておくと良いと思います。筆者はまた行っても絶対にこれを食べます。
また、那須ハイはお弁当も持ち込みOKです。フードスタンドもありますし、園内にはたくさんのテーブルとベンチが設置されていますので、天気の良い日にそこでピクニック気分で楽しむのも良いでしょう。
アトラクションをたっぷり楽しんだら帰りにお土産を。広報さんオススメの粉雪タルトを買って帰りました。
こちらは常温保存可能なタイプで、タルトと一緒に袋入り粉砂糖が入っています。粉砂糖を散らす前はこんな感じ。
粉砂糖はそのままふりかけるとダマになってしまうので茶こしでふるいながらかけます。美味しそう!
味はかなり濃厚、Theチーズタルト!という感じで美味しく、さすがおすすめの一品だけあります。チーズの香りが強いのでこの香りが苦手な人もいるかもしれませんが、試して損はないお味です。常温保存可能ではありますが、冷やして食べた方がより美味しかったです。濃いめの紅茶やコーヒーと一緒にどうぞ。
車でお越しの方は、那須ハイから20分くらいのところに那須展望台がありますので寄ってみられてはどうでしょうか。こちらは恋人の聖地として100番目に登録された場所で、眺めが良いこともありひっきりなしに人(主に若いカップル)が来ていました。 ただ、筆者の正直な感想を報告すると、夕暮れは綺麗で雰囲気がありますが夜景はちょっと迫力不足といったところ。まあネオン街などないので当たり前かもしれません。全身で自然を感じることができます。
那須の夜空はとても美しかったです! 展望台への道を上がってくるときはウネウネとした山道を通りますので、車酔いしやすい方はご注意を。また、硫黄臭が立ち込める温泉街を通ってきます。通り道には妖狐の化身、玉藻前が討伐されて石になったという伝説のある殺生石もありますので、歴史好きの方はこちらも立ち寄ってみたら楽しいかもしれません。
那須展望台への通り道以外にも、那須にはたくさんの温泉があります。那須ハイのオフィシャルホテル那須高原TOWAピュアコテージにある日帰り温泉は那須ハイのチケット提示で入浴料が半額になります。
情報編の9.3 PassMe!でお得に楽しめる施設にも紹介していますが、PassMe!で割引を受けられる温泉もありますし、他にも源泉かけ流しの湯の温泉もたくさんあります。せっかく那須まで来られたのなら、温泉に入って少し休んで行くのも一つの手だと思いますよ。翌日の予定にもよりますが、温泉でゆっくりして遅めに出発した方が渋滞に捕まらずラクに帰れることも。
その際はタオルと着替えを忘れずに。そして運転される方は温泉の後のビールはぐっと我慢してくださいね。
那須ハイでは自虐的とも言える「 #思ったより楽しかった 」というタグをキャッチコピーとして推しているのですが、本当に「思ったよりずっと楽しかった!」ので、皆さんも是非この記事で予習して那須ハイを目一杯満喫してください!