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推奨環境:iOS 6.0以上、Android 4.0.3以上
◯最新情報(2019.11.14更新)
2019.11.14
・開園20周年記念シンポジウム「ズーラシア樂会」【前編】
台風19号の影響により延期になっていた開園20周年記念シンポジウム「ズーラシア樂会」【前編】が開催されます!
開催日:2月22日(土) 13:00~15:00 (受付は12:30~)
・ふれあい動物園
毎年大好評をいただいている「ふれあい動物園」を、今年も開催します!
開催日:10月19日(土)~11月24日(日)の土曜, 日曜
10/22(火) ,11/ 4(月)
開催日:2019年10月26日(土) 、10月27日(日)
※この記事の内容は2019年6月現在のものです。最新の情報はズーラシア公式ウェブサイトでご確認ください。
「次の週末に動物園に行こう」となった時に、ネット検索をすると関東近郊で必ず「おすすめ上位」に表示される動物園の1つが、よこはま動物園ズーラシアです。
1999年4月の開園から、ちょうど20周年を迎えました(2019年6月現在)。インスタ映えする撮影スポットもたくさんできています。
1999年の開園から、2003年「アフリカの熱帯雨林ゾーン」、2015年「アフリカのサバンナゾーン」と拡張を重ねており、「ユーラシア大陸のように広大」という意味を込めたズーラシアの名前の通り、45.3ヘクタールの広さを誇る動物園です。ちなみに、お隣の東京にある上野動物園は14.3ヘクタール、「とにかく広い」と言われる多摩動物公園が52.4ヘクタールです。広さへの覚悟が必要です。
実際に現地に行って来園されている皆さんの動きを見ると
・正門から入って番号通りに歩き始めてみるも、途中で疲れてしまい全ゾーンを回れない
といったケースが多いように思います。
また、「ひき馬体験」や「台所見学ツアー」など、たくさんのイベントがあるのですが、
・イベントに参加しようとしても「募集が終わっていて参加できない」
といったケースも見られます。
「よし、これから行こう!」と現地に行って「出たとこ勝負」で楽しむのもアリですが、ズーラシアを100%楽しむためにはイベントなども考慮した「事前の計画づくり」が大事なポイントになります。
Pass Me!徹底攻略としては、この事前の計画づくりの参考になるよう、対象別に通常・季節のおすすめイベントを挙げながらモデルコースをご提案したいと思います。
対象は次の4つです。
1.日中遊びまわっても元気いっぱいな小学生など「キッズと家族」
2.初めての動物とのふれあいのきっかけにしたいベビーカーに乗った「ベビーと家族」
3.植物をはじめとして趣味や憩いの場所として楽しみたい「シニアの方々」
4.デートや遊び場として動物園を選ぶ高校生や大学生などの「カップルやグループ」
自分の当てはまる対象別に見ていただければ、おすすめのイベントを押さえて確実に回れるコースをご紹介します。一通り読めば、皆さんオリジナルの事前の計画を作る参考になるはずです。
まずは、どんな皆さんにも当てはまる共通の情報からお伝えします。
マップでいうと、左下に正門があります。
正門近くには植栽もあります。よく見ると動物の形をしていて、これからどんな動物に会えるのか期待が膨らんできますね。
正門近くには車いすとベビーカーのレンタルもあります。
車いすは無料、ベビーカーは600円です。
敷地内は、一部を除いてほぼ段差はないのでベビーカーや車いすでも安心して移動できます(ぱかぱか広場から風の丘へ登るところ、自然体験林には階段がありました)。
入園券売り場も正門のすぐ手前にあります。
入園料金は大人800円、高校生300円、小中学生は200円です。
毎週土曜日は高校生以下は無料です!(要学生証等)
Pass Me!なら10%割引になるのでおすすめです!
取材した土曜朝10時前に行列はありませんでしたが、待ちたくない人がほとんどだと思います。そんな方には、通勤や通学で使っているSuicaなど交通系ICカードでの入園がおすすめです。
Suicaなど交通系ICカードをかざせば入園チケットの購入は不要です。
ただし、園内での決済は現金中心です。最近は電子マネー決済が増えて、都会を中心に「スマホ片手に現金はほとんど持たないライフスタイル」の方も増えていると思いますが、飲食やお土産用、各種イベント参加費用の支払いには現金を持参してくださいね。
入園したら、すぐにマップを手に入れましょう。イベント情報の書かれた冊子も配られているので、併せて手に入れると参考になります。
ここで改めて地図を見てほしいのですが、世界の各地域を模した8つの大きなゾーンがあります。正門の近くから「アジアの熱帯林」「亜寒帯の森」「オセアニアの草原」「中央アジアの高地」「日本の山里」「アマゾンの密林」「アフリカの熱帯雨林」「アフリカのサバンナ」が続きます。言いかえれば、「世界一周の動物旅行」ができるんです。
さらに中央には、ひき馬体験などができる「ぱかぱか広場」や「自然体験林」などがあります。
動物園ですが、キッズが遊びまわったり、家族でレジャーシートを広げてお弁当を食べたり一休みできる「みんなのはらっぱ」「わくわく広場」「ころころ広場」「サバンナのあそび場」も充実しています。ゆっくり食事を楽しめる飲食施設として「ジャングルカフェ」「オージーヒルグリルレストラン」「サバンナテラス」、授乳やおむつ替えなどの設備も整った「ころこロッジ」「アマゾンセンター」などもあります。
動物にはマップ左下の①インドゾウから順に番号が振られています。最初にマップを手に入れると、この順番通りに回りたくなる方も多いと思います。
しかし、その順番で進むと30番台、40番台で疲れ切って回りきれない可能性が出てきます。例えば最後の53番にはエランド、キリン、グラントシマウマ、チーターと4つの動物名が書かれているのですが、これは日本で初めての「草食動物と肉食動物の4種混合展示」です。
「肉食と草食が一緒に展示されている???」
こんなズーラシアならではの「ぜひ見ておきたいポイント」を見逃さないためにも、さまざまなイベントと併せて事前に計画を立ておきましょう。
それでは、ここから対象別のおすすめの楽しみ方をご紹介します。まずはキッズ編です。
キッズ向け通常イベント
最初に、キッズが楽しめるイベントをピックアップします。
・キッズ向け通常イベント ぱかぱか広場のひき馬体験
馬は見るよりも乗ったほうが楽しい。でも、なかなか乗る機会なんてないキッズが多いと思います。ズーラシアには、スタッフが引いてゆっくりと歩く馬に乗れる「ひき馬体験」があります。乗馬の経験や特段の技術がなくても馬に乗る体験ができます。
まだ小さくて1人で乗るのが不安なお子さまでも、ママやパパと一緒に乗ることもできます。ただし身長などの制限があるので、事前に確認をしておきましょう。
ひき馬体験は12:00からと15:00からの2回で定員制です。当日予約のみですので、体験希望の場合は入園してすぐにぱかぱか広場に行って予約をしましょう。
・キッズ向け通常イベント 自然体験林でのひき馬体験
ぱかぱか広場でのひき馬体験では短くて物足りない!というキッズには、もっと長く乗れる「自然体験林でのひき馬体験」がおすすめです。こちらは体験できる曜日が限られ、事前予約が必要です。こちらのウェブサイトをチェックしてくださいね。
自然体験林でひき馬体験
・キッズ向け通常イベント 「アフリカのサバンナ」のラクダライド
アフリカのサバンナゾーンではラクダに乗ることができます!
「え、あんなに高いところにキッズが乗っても大丈夫?」と思いますよね。安心してください、ラクダライド用にきちんと設備が整っています。
こちらも定員制で、10:00~、12:30~、15:00~の3部制です。
いざ現地に着いても「定員になりました」と乗れないこともあります。絶対に乗りたいときには、正門から一番遠い「アフリカのサバンナ」ゾーンへ早めに到着をしておきたいところです。
※事前予約はできません。ご了承ください。
もちろん、乗れなくてもラクダを見ることはできますよ。この写真ではおいしそうにごはんを食べていますね。
・キッズ向け通常イベント 土曜日なら動物園の台所を見学しよう
来園日が土曜日なら「台所見学ツアー」がおすすめです。ズーラシアで暮らす動物たちの「えさ」がどのように準備されているのか、「動物園の台所」を見られる人気のツアーです。
ツアーは13:30からですが、開園の9:30から正門入園口を入ってすぐのところで受付をしています。午前中にひとしきり動物を見て、自分たちはお昼を食べた後に「動物園の裏側」を見ることができる素敵な企画なのですが、取材日の10:00過ぎにはご覧の通り、申込受付は終了していました。
すぐ定員になるので、ツアーに行きたい時は開園の9:30前後には現地に着けるようにしましょう。
キッズ向け季節イベント
ここまでは毎週・毎日定期的に行われているイベントですが、さらに季節ごとのイベントもあります。
・キッズ向け季節イベント 夜の動物園を楽しめるナイトズーラシア
普段は16:30の閉園時間が20:30まで延長される8月土日祝日のナイトズーラシア。この期間中は、普段は見ることができない夜の動物園を楽しめます(最終入園は19:00まで)。
例えば、「アフリカのサバンナ」ゾーンのグラントシマウマ。日中はこんな感じですが、
夜の雰囲気は一変します。
こんな様子を見られるのは、ナイトズーラシア開催期間中の8月(土日祝日)だけです。普段とは違う動物の様子を見るイベントとして、キッズも楽しめるはず!
・キッズ向け季節イベント 秋の大運動会
秋にはズーラシアの秋の大運動会があります。2018年には「アカカンガルーの立ち幅跳びに挑戦」や「ツシマヤマネコの垂直跳びに挑戦」などの企画がありました。
実は人間よりも高い運動能力を誇る動物たち。そのスゴさをカラダで感じられる貴重な機会です。
・キッズ向け季節イベント 冬限定 わくわく裏側ウォッチング
冬場は寒くて「屋外にある動物園に行く」という選択肢は少ないかもしれません。そんな時期だからこそズーラシアが提供しているのが「わくわく裏側ウォッチング」です。
例えば、普段は間近で見られないクロサイに近づいてえさをあげることができたりします。
寒い時期だからこそ見ることができる「裏側ウォッチング」は、12月から2月の日曜日に開催されています。
キッズの遊び場の紹介
元気いっぱいなキッズにとっては、動物を見て回るだけではもしかしたら物足りないかもしれません。ズーラシアには、そんな体力を持て余し気味のキッズにおすすめの遊び場がたくさんあります。
・キッズの遊び場 みんなのはらっぱ
噴水口から入ってすぐ北側に向かうと「みんなのはらっぱ」があります。
みんなで記念撮影もできます。
広場にベンチがありますが、座るだけでなく横から見てみると……ほら、オカピが隠れています。
・キッズの遊び場 ころころ広場
みんなのはらっぱから、さらに北側に進んでいくと見えてくるのがころころ広場です。
広大な丘は駆け回るのに楽しいですし、お昼時にはレジャーシートを広げてお弁当を食べる場所にもぴったりです。
・キッズの遊び場 わくわく広場
「アマゾンの密林」ゾーンから「アフリカの熱帯雨林」ゾーンに向かう途中にはわくわく広場があります。
登ったり滑ったり下りたり……大きな遊具がみんなを待っています。
・キッズの遊び場 サバンナの遊び場
「アフリカのサバンナ」ゾーンの手前にはサバンナの遊び場があります。近所の公園にはない巨大なアスレチックです。手前の黄色い滑り台は小さなお子さまでも楽しめますよ。
あいにく取材当日はチャレンジできませんでしたが、アスレチックの頂上から見下ろす「アフリカのサバンナ」ゾーンの眺望は素晴らしいです!
キッズのおすすめコース
さて、ここまで定期イベント、季節イベント、キッズの遊び場を紹介してきました。「うん、行くならこれに参加したいな」というイベントや遊び場が数多くあったのではないでしょうか?
そこで、全部の動物を見ることはできないけど、「ひき馬体験」や「ラクダライド」など、キッズなら体験したいイベントを押さえつつ、遊び場も満喫しながら、できる限り動物を見て回るコースをご提案します。
・土曜日なら台所見学ツアーの申し込みを
最初に正門を入ってすぐのところで「台所見学ツアー」の申し込みをしましょう。
開園してすぐに行けば、この写真のように「本日の受付は終了しました」にはならないはずです。
・次に目指すのはぱかぱか広場
正門を入ってマップを見ると、「よし、番号順に①インドゾウから見てみよう」とマップの左上に進みたくなるのをグッとこらえて、地図の中央にある「ぱかぱか広場」を目指しましょう。途中「みんなのはらっぱ」や「ころころ広場」を通過しますが、ここで遊びたくなる気持ちもこらえてズンズン進むと10分かからずにぱかぱか広場に到着します。
まずは「ひき馬体験」の申し込みをしてしまいましょう。ここではあえて「15:00~」の回の申し込みをしておきます。
・風の丘を登って「アフリカの熱帯雨林」ゾーンへ
ぱかぱか広場から、風の丘への階段を上り、マップの中央から右方向に進みます。まずは「アフリカの熱帯雨林」ゾーンの動物を見ていきましょう。
・「アフリカの熱帯雨林」40 アフリカタテガミヤマアラシ
まず現れるのがアフリカタテガミヤマアラシです。暗がりに隠れがちですが、ノソノソと歩く様子が見られます。
ヤマアラシといえば、体を覆うハリ。これ、実は毛が変化したものなんですよ。実物に触ることはできませんが、ヤマアラシの抜け毛は触れることができます。どんな感触か現地で触れてみてくださいね。
・「アフリカの熱帯雨林」41 オカピ
通説ですが、「世界三大珍獣」として知られている動物がいます。ジャイアントパンダとコビトカバ、そして「オカピ」です。1999年にズーラシアが日本で初めて公開した、キリン科に属する絶滅危惧種の動物です。
外側からも見ることができましたが、室内でえさを食べる様子なども見ることができます。
・「アフリカの熱帯雨林」42 ジャングルキャンプ
オカピに続いてジャングルの様々な動物たちが見られるジャングルキャンプがあります。
ボールニシキヘビや、
ニシムラサキエボシドリなどがいます。
・「アフリカの熱帯雨林」43 アカカワイノシシ
アフリカに生息するアカカワイノシシが見られます。
・「アフリカの熱帯雨林」44 チンパンジー
チンパンジーが森の中を器用に動く姿を見られます。
ガラス越しですが、私たちのすぐ近くに来ることもあります。
見ている私たちなど気にせずに、2頭で対話していますね。
・「アフリカのサバンナ」へ
アフリカの熱帯雨林に続いて「アフリカのサバンナ」ゾーンへ向かいましょう。もし時間と体力に余裕があれば「サバンナの遊び場」で遊ぶのも楽しいですよ!
アフリカのサバンナゾーンに入ったら、ラクダライドを目指しましょう。時間は10:00~11:00、12:30~13:30、15:00~16:00でそれぞれ定員がありますので、先着に間に合うと楽しめます。
アフリカのサバンナでも、たくさんの動物を見ることができますよ。
・「アフリカのサバンナ」45 アビシニアコロブス
ルックスが非常に特徴的なオナガザルの仲間、アビシニアコロブス。
・「アフリカのサバンナ」46 アフリカンバードハウス
アフリカンバードハウスではアフリカのサバンナに生息する鳥類を見ることができます。
例えばフサホロホロチョウ、
ミナミジサイチョウがいます。
・「アフリカのサバンナ」 ピグミーゴート
ヒツジのようにも見えますが、小型のヤギであるピグミーゴートもいます。
・「アフリカのサバンナ」 ラクダ
ラクダライドが定員いっぱいで乗れなかったとしても、ラクダを見ることはできますよ。
・「アフリカのサバンナ」47 リカオン
アフリカのサバンナにいるリカオンも見られます。
私も誤解していましたが、リカオンはハイエナとは違うのですね。
・「アフリカのサバンナ」48 ケープハイラックス
ネズミのように見えるけど、ゾウに近い特徴を持つケープハイラックス。
・「アフリカのサバンナ」49 ライオン
百獣の王ライオンもいます。どうしても寝そべっている姿が多いですが、
タイミングが合えば、こんな様子も見ることができます(こちらは飼育員さんが撮影してブログにアップされていた写真)。
・「アフリカのサバンナ」50 ミーアキャット
ミーアキャットがすばしっこく動く様子も間近で見られます。
・「アフリカのサバンナ」51 チーター
ガラス越しですが、優雅に寝そべるチーターを見ることができます。
・「アフリカのサバンナ」52 ヒガシクロサイ
写真だと伝わりにくいかもしれませんが、体長が3メートルを超すヒガシクロサイにも会えます。
・「アフリカのサバンナ」53 エランド、キリン、グラントシマウマ、チーター
この写真ではキリンとシマウマしか見えませんが、実は日本で初めて肉食のチーターと草食のキリン、シマウマ、エランドの4種混合展示をしています。
キリンの背の高さを実感できるくらい近くで見ることができますよ。
・園内バスで「アジアの熱帯林」ゾーンへ
次は、これまで来た道を戻って引き続き動物を見て回ってもよいのですが、北門から園内バスに乗って移動してみましょう。
日によって乗降できるバス停が異なりますが、ここでは正門に向かい、そこから「アジアの熱帯林」ゾーンを回っていきましょう。
・「アジアの熱帯林」1 インドゾウ
最初に見えてくるのはインドゾウです。
・「アジアの熱帯林」2カンムリシロムク、カンムリセイランなど
アジアの熱帯林に棲む鳥たちとして、カンムリセイランなどがいます。
・「アジアの熱帯林」3 ボルネオオランウータン
ボルネオ島にいるボルネオオランウータンにも会えます。取材日はお休みしていましたが、
普段はこんな姿を見ることができます。
・「アジアの熱帯林」4 ボウシテナガザル
見た目に特徴のあるボウシテナガザル。ちょうど撮影した時は「飼育員のとっておきタイム」の楽しい説明がありました。
動物たちもえさをもらえるとわかっているのか、私たちの前に出てきてくれます。楽しい説明を聞きながらじっくり観察できるので、とっておきタイムはおススメです。
・「アジアの熱帯林」5 マレーバク
マレーバクもいます。
・ジャングルカフェでお昼ご飯
そろそろお昼の時間。ジャングルカフェにはフレッシュネスバーガーがあります。
ジャングルカフェ限定のズーラシアバーガーでおなかを満たすのもいいですね。
残りのアジアの熱帯林も見て回ってしまいましょう。
・「アジアの熱帯林」6 スマトラトラ
スマトラトラが歩く様子を見られます。
・「アジアの熱帯林」7 ウンピョウ
カラダの斑紋が雲のように見えるウンピョウ。
・「アジアの熱帯林」8 フランソワルトン、ドゥクラングール
フランソワルトンや、
アカアシドゥクラングールなどを見ることができます(現在、赤ちゃんはいません)。
「アジアの熱帯林」9 シシオザル
顔の周囲の体毛が特徴的なシシオザルもいます。
・「アジアの熱帯林」10 インドライオン
アフリカのサバンナのライオンとは別に、インドライオンが勇壮に歩く様子も見られます。
土曜日なら、そこからジャングルカフェまで戻って、朝に申し込みをした13:30からの台所見学ツアーに参加しましょう。
最後は予約していた15:00からのひき馬体験に参加します。
体力が続けば、「オセアニアの草原」ゾーンから動物の続きを見てもよいし、みんなのはらっぱやころころ広場で遊び倒しているうちに閉園時間の16:30になると思います。
以上がキッズ向けのおすすめルートです。
続いて、動物と初めて触れあうベビー向けのおすすめイベントやルートをご紹介します。
ベビーカーに乗っていたり、歩くとしても長距離が難しかったりするベビーにとっては、動物をただ見るだけでなく、「触れあう」機会を作ることがポイントになります。
ベビーにおすすめ通常イベント
まずは、ベビーにおすすめの通常イベントをご紹介します。
・ベビー向け通常イベント 馬の朝ごはん・エサやり
開園直後の9:30~11:00、お昼の13:30~14:30まで馬にえさやりができます。それぞれ料金は100円です。
馬のえさやうんちについて実際に触れてみた後は、
こちらで実際にえさをあげることができます。
ちょっと怖いかもしれませんが、手で渡して食べてもらうことができます。
・ベビー向け通常イベント モルモット・ネズミのおうちでのふれあい体験
ぱかぱか広場には、モルモット・ネズミのおうちがあります。
ベビーでも触りやすい小動物と触れあうことができます。
土日祝日は10:00~、11:10~、12:30~、14:00~、の4つの時間帯に分けて定員制で行われています。入場する前にぱかぱか広場前で整理券を受け取りましょう。
・ベビー向け通常イベント 「アフリカのサバンナ」にいるピグミーゴートとのふれあい体験
「アフリカのサバンナ」ゾーンにいるピグミーゴートは、10:00~と15:00~の2回に分けてふれあい体験に参加できます。
ベビーにおすすめ季節イベント
続いて、ベビー向けの季節イベントです。
・ベビー向け季節イベント 9月 秋のふれあい動物園
秋にはふれあい動物園の企画があります。
例えば2019年は「秋のふれあい動物園」として、イヌや小動物とのふれあいがあります。
・ベビー向け季節イベント 10月 ハロウィンイベント
ハロウィンの時期には、あのハロウィンカボチャ(ジャック・オ・ランタン)がさまざまな動物にプレゼントされて、戯れる様子が楽しめます。こちらはミーアキャットにプレゼントした時の様子。いつもと違ったかわいらしい姿を楽しめます。
ベビー向けモデルコース
それでは、ベビー向けのモデルコースをご紹介します。
・正門から園内バスで北門へ
正門を入ったらすぐに園内バスに乗って北門へ移動しましょう。ベビーカーでも安心して乗ることができますよ。
・北門から「アフリカのサバンナ」ゾーンへ
「アフリカのサバンナ」ゾーンにいるピグミーゴートとのふれあいに参加しましょう。 10:00~11:00に開催されています。
・「アフリカのサバンナ」ゾーンの動物たちを見て回る
アフリカのサバンナでも、たくさんの動物を見ることができますよ。
・「アフリカのサバンナ」45 アビシニアコロブス
見た目がとっても特徴的なオナガザルの一種、アビシニアコロブス。
飼育員さんのブログを見るとわかりますが、生まれたばかりの赤ちゃんは白いんですね(現在、赤ちゃんはいません)。
・「アフリカのサバンナ」46 アフリカンバードハウス
アフリカンバードハウスにいるフサホロホロチョウ。ハゲワシのように頭の部分には羽毛が少ないのが特徴的ですね。
黒いけれど、のどと目の周りが赤いのがミナミジサイチョウです。
・「アフリカのサバンナ」 ラクダ
ベビーだとラクダライドに乗ることはできませんが、ラクダを見ることはできます。
・「アフリカのサバンナ」47 リカオン
アフリカのサバンナにいるリカオンも見られます。飼育員さんのブログで紹介されていましたが、よく見ると一頭ごとに模様が違うことに気付くと思います。
・「アフリカのサバンナ」48 ケープハイラックス
ネズミのように見えるけど、ゾウに近い特徴を持つケープハイラックス。
飼育員さんのブログでは、口癖のように「ネズミじゃないよ、ハイラックスだよ(`・ω・´)」と言い続けていますね。
・「アフリカのサバンナ」49 ライオン
百獣の王ライオンもいます。どうしても寝そべっている姿が多いですが、こんな立ち姿も見られることもあります(飼育員さんのブログより)。
・「アフリカのサバンナ」50 ミーアキャット
ミーアキャットはかなり近づいて見ることができます。
・「アフリカのサバンナ」51 チーター
飼育員さんのブログによれば、個別展示場にいるこのチーターはガラスの前で休んでいることが多いので、ベビーもゆっくり見ることができるはずです。
・「アフリカのサバンナ」52 ヒガシクロサイ
体長が3メートルを超すヒガシクロサイにも会えます。
・「アフリカのサバンナ」53 エランド、キリン、グラントシマウマ、チーター
とっても背の高いキリン。ベビーにとっては最も背の高い生き物との出会いになるかもしれませんね。
・サバンナテラスでご飯
アフリカのサバンナを一周したら、サバンナテラスでお昼ご飯を食べましょう。
アフリカのサバンナにふさわしい肉料理が多いのですが、例えば原始人っぽいマンガ肉のような「ハムバーグプレート」がおすすめです。
・続いてぱかぱか広場で馬へのえさやりを
お昼を食べたら、ぱかぱか広場へ向かいましょう。地図上で中央付近にある風の丘からすぐ右側にあります。直接下りると階段ですが、ころころ広場を経由すればスロープの坂道なのでベビーカーでも移動が楽です
ぱかぱか広場では馬へのエサやりができます。朝の時間帯と13:30~14:30も可能です。
隣にあるモルモット・ネズミのおうちでふれあい体験をしましょう。14:00~15:00の回に参加できると思います。
・ころころ広場でひと休み
たくさん動いて疲れたら、ころころ広場でひと休みしましょうか。
おむつ替えは、近くのころこロッジで可能です。ロッジの中で休憩もできます。
「アマゾンの密林」ゾーンへ
続いて「アマゾンの密林」ゾーンに向かいましょう。
・「アマゾンの密林」35 ヤブイヌ
ヤブイヌに会えます。
・「アマゾンの密林」36 オセロット
オセロットは取材日はお休みでした。
・「アマゾンの密林」37 ハイイロウーリーモンキー
ハイイロウーリーモンキーにも会えます。
・「アマゾンの密林」38 カピバラ
癒し系で有名なカピバラにも会えます。
・「アマゾンの密林」39 メガネグマ
メガネグマもいます。
ベビー向け設備の充実度
ここまで、ふれあい体験を中心にベビー向けのおすすめコースをご紹介してきました。
ベビーを連れての移動の場合、気になるのがおむつ替えや授乳などのスペースだと思います。ズーラシアはベビー向け設備が充実しています。
ころこロッジには授乳室があります。
授乳室に入ってみると、
おむつ替えの台が数台並び、奥に授乳スペースがあります。
あると嬉しい粉ミルク用の給湯設備もあります。
こうした授乳室が各ゾーンにあります。例えばアマゾンセンターにも授乳室のマークがあります。
女性トイレだけでなく男性トイレでもオムツ交換の台があるので、安心してオムツ交換ができます。
各ゾーンでトイレが充実しているのも安心ポイントの一つです。こちらはアフリカのサバンナのトイレ。
アジアの熱帯林にもトイレがあります。
世界一周の動物旅行は、ベビー向け設備やトイレ充実のおかげで快適に回れそうです。
※授乳室は合計5カ所(正門入口、アマゾンセンター、ころこロッジ、サバンナテラス、北門ゲート)あります。このうち正門入口には給湯機はないので、正門入口の授乳室をご利用の際は正門インフォメーションでお尋ねください。
続いて「シニアの方々」向けのズーラシアの楽しみ方をご紹介します。動物園というと子供向けの施設と思われがちです。しかし、動物に限らず多様な植物もズーラシアの魅力です。花や植物に関心を持たれているシニアの方々も多いと思いますが、ズーラシアではゾーンごとにその地域の特徴的な植物を見ることができます。
ズーラシアで見られる植物
それぞれのゾーンで見られる代表的な植物を挙げていきます。
・亜寒帯の森
ヒマラヤスギ
アカエゾマツ
メタセコイア
・オセアニアの草原
ブラシノキ
・中央アジアの高地
サルスベリ
ニューサイラン
・アマゾンの密林
カナリーヤシ
ヤタイヤシ
ワシントンヤシ
・日本の山里
イロハモミジ
・アフリカの熱帯雨林
アオノリュウゼツラン
ソテツ
・アフリカのサバンナ
アガパンサス
シャカランダ
・自然体験林
イチリンソウ
カタクリ
見頃はそれぞれ違いますが、貴重な植物を見られるチャンスです。例えば2,000円の年間パスポートを使って、見頃を狙って何度も訪れる楽しみ方もありますね。
シニア向けの季節イベント
シニア向けの季節イベントをご紹介します。
・9月 動物画コンクール
毎年9月に動物画コンクールがあります。小学生・幼児部門だけでなく大人部門もあるので、腕試しに応募してみてもよいのではないでしょうか。
シニア向けおすすめルート
ここからはシニア向けのおすすめルートをご提案します。動物だけでなく植物もウォッチング対象にしているところがポイントになります。
・正門からころころ広場へ
マップ左下の正門から最初に向かうのは、右に向かって中央付近にあるころころ広場です。
大きな広場にはさまざまな植物があります。
春先なら満開のソメイヨシノを楽しめます。
・ぱかぱか広場と自然体験林へ
ころころ広場から引き続き、マップの右側にあるぱかぱか広場に向かいましょう。
ひき馬体験など馬舎のあるスポットですが、6月、7月ならビヨウヤナギを見ることができます。
ぱかぱか広場から下りると見えてくるのが自然体験林です。
冒険気分で一周してみましょう。取材日は気温が25度を超えるとても暑い日でしたが、木々が太陽を遮ってくれるので一転して涼しいです。
歩行路脇にはさまざまな植物を見ることができます。サッと回れば20分とかからない道のりですが、時間を忘れて観察をしても楽しいと思います。
・ころこロッジでひと休み
自然体験林を出たら、ころころ広場の下のほうにある池の周囲を回りながら、ころこロッジを目指しましょう。ロッジ内のテーブルとチェアでこれまで見てきた植物を振り返りながら、たくさん歩いて疲れた体をひと休みです。
「日本の山里」ゾーンへ
ころこロッジからマップの左上方向に進み、ごろろ橋を渡って「日本の山里」ゾーンへ向かいましょう。
・「日本の山里」34 ニホンザル
広い展示場ではたくさんのニホンザルを見ることができます。
たくさんいますが、飼育員さん手作りの紹介ボードもあるので安心です。
ただ見るより、紹介を予習してから見ると、サルとサルの関係性が見えてきて面白くなりますよ。
・「日本の山里」33 ニホンツキノワグマ
二ホンツキノワグマもいます。
・「日本の山里」32 ホンドギツネ
ホンドギツネにも会えます。北海道に棲むキタキツネとは区別されます。
・「日本の山里」31 二ホンアナグマ・ホンドタヌキ
二ホンアナグマとホンドタヌキが見られる建物です。
ホンドタヌキや、
名前の通り穴掘りが得意な二ホンアナグマもいます。
・「日本の山里」30 ツシマヤマネコ
長崎県の対馬にだけ生息する天然記念物でもあるツシマヤマネコにも会えます。
・「日本の山里」29 クロヅル・マナヅル
冬季に日本などに越冬に来るマナヅルや、
冬季にアフリカ北東部やインド北部、中国南部に南下するクロヅルにも会えます。
・「日本の山里」28 コウノトリ
国の特別天然記念物に指定されているコウノトリです。
各動物には飼育員手作りの「ここがポイント」という説明があるのですが、コウノトリのこの説明は日本人なら必見かもしれません。
「中央アジアの高地」ゾーンへ
引き続き、「中央アジアの高地」ゾーンを進みましょう。
・中央アジアの高地27 モウコノロバ
アジアの野生ロバとしては最も大きいモウコノロバがいます。
・中央アジアの高地26 ドール
別名でアカオオカミとも呼ばれるドールがいます。
・中央アジアの高地25 テングザル・チベットモンキー
ボルネオ島にいる、大きな鼻が特徴的なテングザルにも会えます。
普段は展示場の後ろのほうに隠れていることが多いですが、取材したときは飼育員のとっておきタイムの真っ最中。飼育員さんとその手に持つえさ(ヤマブキでした)目当てに、私たちの前に出てきてくれていました。
「オセアニアの草原」ゾーンへ
引き続き「オセアニアの高原ゾーン」へ行きましょう。
・「オセアニアの草原」24 セスジキノボリカンガルー
皆さんが普段イメージする「カンガルー」とは見た目が異なり、木の上で暮らす「キノボリカンガルー」がいます。
「オセアニアの草原」23 アカカンガルー
もちろん、皆さんの「カンガルー」でイメージする通りのアカカンガルーにも会えますよ。
・オージーヒルでお昼ご飯
午前中にたくさん回ってしまい、少し遅めですがお昼ご飯の時間です。オージーヒルグリルレストランでお食事をしましょう。お弁当を持参されていれば、手前の芝生にレジャーシートを敷いてピクニック気分でお食事もよいですね。
オージーヒルグリルレストランのさまざまなメニューもお楽しみいただけます。
ころころ広場や自然体験林の植物を楽しむシニア向けおすすめルートは、お昼を食べるオージーヒルを目指しながらルート内で見られる動物も楽しんでしまおうという設定なので、お昼までにじっくり時間をかけています。
ここまででも十分にズーラシアの魅力を満喫できると思いますが、体力がまだまだ残っている方には、引き続きマップ左上から下方向に向けて、ホッキョクグマやミナミアフリカオットセイ、フンボルトペンギンが見られる「亜寒帯の森」ゾーン、インドライオンやスマトラトラ、インドゾウなどが見られる「アジアの熱帯林」ゾーンを回って楽しんでいただくのもおすすめです。
最後はデートや遊び場として動物園を選ぶ高校生や大学生などの「カップルやグループ」向けの紹介です。
カップルやグループ向けの通常イベント
まずはカップルやグループ向けの通常イベントからご紹介します。
・正門入ってすぐのところにある記念撮影スポット
正門を入って「アジアの熱帯林」ゾーンに向かう途中に記念撮影スポットがあります。
お互いをスマホで撮りあいっこしたり、自撮り棒で全員を撮ったりすることもできますが、スタッフの方々に撮ってもらえるこの記念撮影を有効に使いましょう。かぶり物も貸してくれるので盛り上がりますよ。
・ジャングルカフェでオリジナルの記念写真を撮ろう!
ジャングルカフェには、ズーラシアオリジナルフレームで記念写真を撮れる機械があります。ズーラシア来園の記念に最高の写真が撮れますね。プリクラのような小さいシールタイプではなく、ポストカードタイプです。
・飼育員のとっておきタイム
カップルやグループで動物を見るだけでもよいですが、想定されている高校生などの学生さんなら、ちょっと詳しい補足情報があってもいいかもしれません。そんな「知識欲」のあるカップルやグループにおすすめなのが「飼育員のとっておきタイム」です。
説明はもちろん、飼育員の手元にあるえさを目当てに普段は隅っこでおとなしくしている動物たちを間近に見られる大チャンスでもあります。
スケジュールが公開されているので、お目当ての動物がいれば、「この時間にコレを見に行こう」と計画を立てるのも楽しいですね。
カップルやグループ向けの季節イベント
続いて、カップルやグループ向けの季節イベントをご紹介します。
・8月 ズーラシア夜市とナイトズーラシア ビアガーデン
8月の土日祝日に普段の16:30閉園が20:30になるナイトズーラシア。この期間中はオージーヒルグリルレストランやサバンナテラスがビアガーデンに様変わりします。8月の週末は、「ズーラシアで楽しみながら一杯!」を合言葉にグループで集まるのも楽しくなりそうです。
カップルやグループ向けのおすすめコース
ここからは、カップルやグループ向けのおすすめコースをご紹介します。
・正門から「アジアの熱帯林」ゾーンへ
正門からマップの左上方向に進み「アジアの熱帯林」ゾーンに向かいましょう。
先ほどご紹介した、記念撮影スポットで忘れないうちに写真を撮ってもらいましょう。
・「アジアの熱帯林」1 インドゾウ
最初に見えてくるのはインドゾウです。実は複数の場所から見られるので、さまざまな角度から観察してみましょう。
・「アジアの熱帯林」2 カンムリシロムク、カンムリセイランなど
アジアの熱帯林に棲むカンムリセイランなどがいます。
・「アジアの熱帯林」3 ボルネオオランウータン
ボルネオ島にいるボルネオオランウータンにも会えます。
・「アジアの熱帯林」4 ボウシテナガザル
見た目に特徴のあるボウシテナガザルにも会えます。
「飼育員のとっておきタイム」の説明を聞くと、複数いるボウシテナガザルの性格や関係性も見えてくるのでおすすめです。
・「アジアの熱帯林」5 マレーバク
バクの仲間の中でも最も大きいマレーバクもいます。タイミングが良いと水辺で泳ぐ姿も見られます。
・「アジアの熱帯林」6 スマトラトラ
続いて見えてくるのがスマトラトラです。
・「アジアの熱帯林」7 ウンピョウ
カラダの斑紋が雲のように見えるウンピョウですが、飼育員さんのブログでは、こんな寝姿も紹介されています。
・「アジアの熱帯林」8 フランソワルトン、ドゥクラングール
フランソワルトンです。
フランソワルトンはここのところ毎年赤ちゃんが生まれています。この写真は昨年(2018年)5月に生まれた頃のモカの様子です。
とってもカラフルなアカアシドゥクラングールも見られます(現在、赤ちゃんはいません)。
・「アジアの熱帯林」9 シシオザル
顔の周囲の体毛が特徴的なシシオザルは一日の大半を樹上で過ごします。飼育員さんのブログによれば地上を歩いていることもあります。
・「アジアの熱帯林」10 インドライオン
アフリカのライオンと比べてやや小柄なインドライオンにも会えます。
「亜寒帯の森」ゾーンへ
続いて「亜寒帯の森」ゾーンを進みましょう。
・「亜寒帯の森」11 ゴールデンターキン
中国やブータンに生息するゴールデンターキンがいます。
・「亜寒帯の森」12 レッサーパンダ
愛らしいレッサーパンダにも会えます。飼育員さん手作りの紹介ボードで学んでから見ると、それぞれの関係も見えてくるかもしれません。
・「亜寒帯の森」13 キジなど
多彩な羽の色を持つギンケイなどキジ類を見ることができます。
「亜寒帯の森」14 アムールヒョウ
ロシア沿海地方に生息するアムールヒョウもいます。
・「亜寒帯の森」15 ウォークインバードケージ
鳥が放し飼いになっているケージの中に入ることができる「ウォークインバードケージ」もあります。
こちらが入り口。
ケージの外に逃げ出さないように二重扉になっています。
中に入ると、足元のすぐ近くでオウギバトなどを見ることができますよ。
・「亜寒帯の森」16 ユーラシアカワウソ
ユーラシアカワウソが水辺で遊びまわる姿を見ることができます。
・「亜寒帯の森」17 オオワシ・ウミネコ・セグロカモメ
オオワシをはじめ、セグロカモメやウミネコもいるケージがあります。
・「亜寒帯の森」18 フンボルトペンギン
フンボルトペンギンはさまざまな角度から観察することができます。まずは上から水中を飛ぶように泳ぐ姿を見られます。
水槽越しに泳ぐ姿も見られますし、
すぐ近くを歩く姿も見られます。
・「亜寒帯の森」19 ミナミアフリカオットセイ
ミナミアフリカオットセイも、猛スピードで泳ぐ姿を上から、
そして水槽越しに見ることができます。じっくり観察すれば、実は前ヒレを掻いて推進し、後ろヒレは方向転換やブレーキに使って泳ぐ様子もわかるかもしれません。
・「亜寒帯の森」20 ホッキョクグマ
ホッキョクグマもいます。
・亜寒帯の森21 トウホクノウサギ
トウホクノウサギもいます。警戒心が強いのでなかなか見えるところにいてくれませんが、根気よく見てみましょう。
・オージーヒルでお昼ご飯
順番通りに20以上の動物を見てきました。そろそろお昼の時間ですね。
オージーヒルでお食事をしましょう。
お手製のお弁当を持参してきたのなら、手前の芝生にレジャーシートを敷いてピクニック気分でお食事を。
オージーヒルグリルレストランのオージービーフメニューでガッツリ食べて午後に備えるのもよいですね。
・お昼を食べたら、おススメはバードショー!
体力のある皆さんなので、そのまま「オセアニアの草原」ゾーン、「中央アジアの高地」ゾーン、「日本の山里」ゾーン、「アマゾンの密林」ゾーン、「アフリカの熱帯雨林」ゾーンと順路通りに進み、全動物を制覇するのもよいと思います。
ここでは、カップルやグループに特におすすめの「アフリカのサバンナ」ゾーンで行われるバードショーを見に行きましょう。お昼を食べた後なら、14:00からの回に間に合います(普段は11:30からも開催しています)。
会場はバードショー広場。定刻になると飼育員さんが登場します。
30分にわたってさまざまな鳥たちが飼育員さんの掛け声に合わせて観客の目の前をダイナミックに飛んでいきます。圧巻だったのがダルマワシ。私たちの目の前をビューっと飛んでいくのです。
そして器用に革手袋を着けた飼育員さんの腕にピタッと止まるのです。鳥たちの本来の姿を見られるバードショーはおススメですよ。
最後に1つ、イベントをご紹介します。
ドリームナイト・アット・ザ・ズー
1996年にオランダのロッテルダム動物園で始まった、障害のあるお子さんとご家族を動物園に招待するドリームナイト・アット・ザ・ズー。2005年にズーラシアが日本で初めて開催して以来、日本の動物園でも広く開催されるようになりました。
(こちらは、3年前に開催した時のブログの写真です)
もともと車いすやベビーカーでの移動に無理のないズーラシアですが、障害のあるお子さんにも楽しめる企画も用意されています。
・入園チケットは1種類 Pass Me! なら1割引き
入園チケットは1種類です。
一般800円、高校生300円、小・中学生200円、小学生未満は無料です。
ちなみにPassMe!なら1割引きで一般720円、高校生270円、小・中学生180円でゼッタイお得です。
・よこはま動物園・金沢動物園共通年間パスポート
また、よこはま動物園・金沢動物園共通の年間パスポートなら、18歳以上は1年間2,000円です。ズーラシアに毎週のように通うこともできるし、金沢動物園も楽しめるのでお得ですね。
・新江ノ島水族館&よこはま動物園ズーラシアの前売りセット券
同じ神奈川県で人気の新江ノ島水族館との前売りセット券もあります。
こちらは、大人2,880円、高校生1,620円、中学生・小学生1,080円、3歳以上幼児540円です。「今週はズーラシア、来週はえのすい」と2週連続で動物園と水族館をはしごするのも楽しいかもしれませんね。
ズーラシアのグルメ情報
ズーラシアにはゾーンの特徴に合わせた飲食施設があります。
・フレッシュネスバーガー
「アジアの熱帯林」ゾーンにあるジャングルカフェにはフレッシュネスバーガーがあります。
おすすめは栗カボチャ入りのパンプキンバンズにベーコン・目玉焼き・タルタルソースをサンドした、この店限定メニューのズーラシアバーガーです。
・オージーヒルグリルレストラン
「オセアニアの草原」ゾーンにあるオージーヒルグリルレストランでは、オージービーフのメニューが豊富です。
・サバンナテラス
「アフリカのサバンナ」ゾーンにあるサバンナテラスでのおススメはハムバーグプレート。
あの、ハムでできた「原始人っぽいマンガ肉」を豪快に食べられますよ。
・サーティワンアイスクリーム
正門横のアクアテラスにはサーティワンアイスクリームがあります。
・キッチンカーなど
これらの飲食施設のほかに、日替わりのキッチンカーなどもたくさんあります。
暑い時期におススメのかき氷、
いま流行りのタピオカミルクティー、
ポップコーンや、
イカ焼きもあります。
ころころ広場をはじめピクニックが楽しめる場所がたくさんあるので手作りのお弁当持参もよいですが、こうしたレストラングルメも楽しめますよ。
ズーラシアのお土産情報
それぞれのショップでお土産が楽しめます。
・オージーヒルギフトショップ
例えばオージーヒルのギフトショップ。
ちょっとしたお土産に「オカピのおつまみ」は面白いかも。
もちろん、オカピをはじめとしたズーラシアでおなじみの動物たちのぬいぐるみもたくさんあります。
・アクアテラスギフトショップ
アクアテラスにはおなじみのお菓子のズーラシア限定バージョンがたくさんあります。
たとえば風月堂のゴーフレットの限定版。こちらはオカピゴーフレットです。
同じく風月堂のオカピサブレ。
みんなが知っているおなじみのお菓子のズーラシアバージョンなら、お土産として間違いなしですね。
・電車でのアクセス
最寄り駅は3つあります。
相鉄線の鶴ヶ峰駅と三ツ境駅、JR横浜線・横浜市営地下鉄の中山駅です。
相鉄線の鶴ヶ峰駅北口、三ツ境駅北口、JR横浜線・横浜市営地下鉄の中山駅南口から「よこはま動物園行き」のバスで約15分です。
9:30の開園を目指す9時台には、土日ならいずれも15分から20分に1本程度の本数があります。詳しくはこちらのバス時刻表一覧をご覧ください。
よこはま動物園 路線バス時刻表
・クルマでのアクセス
東京方面からは、東名高速道路の横浜町田I.C.で保土ヶ谷バイパスへ向かい、次の出口となる下川井I.C.で下ります。下りたら左手に進みます。
中原街道を約2キロ進んだ先にある、動物園入口交差点を左折するとズーラシアが見えてきます。
さて、ズーラシアの駐車場はA、B、C、D、Eの2階建て駐車場5棟で2,200台収容可能です。正門に一番近いE棟を目指しましょう。
取材した土曜日の10時前は既にE棟が満車だったので、私が停められたのはD棟でした。
駐車場は開園1時間前の8:30から営業を開始しています。
ズーラシアの徹底攻略についてご紹介してきましたが、改めてポイントをまとめてみます。
① とても魅力的な通常イベント、季節イベントがたくさんある。事前に申し込み方法をリサーチして、事前申込や当日先着申込でイベントに積極的に参加しよう。
② 広大な敷地が魅力でもあるけれど全部回るのは大変。1日で全エリアを制覇しようと欲張らない。大人で3回来園すればおつりがくる年間パスポートなども有効に活用しよう。
③ 夏のビアガーデンや冬のクリスマスデコレーションはもちろん、寒くて足が遠のきやすい冬場には限定の「わくわく裏側ウォッチング」が開催されるなど、季節限定イベントが盛りだくさんなので、さまざまな季節のズーラシアを楽しんでみよう。
いずれも「事前の計画づくり」が攻略のカギです。この徹底攻略も参考にしながら、皆さんのオリジナルの計画を作ってズーラシアを楽しんでください!
※この記事の内容は2019年6月現在のものです。最新の情報はズーラシア公式ウェブサイトでご確認ください。