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2019年12月06日(金)更新

ガイドブック10冊以上から厳選!屋久島の歩き方徹底ガイド|お出かけNote

緒方 慎之介

主夫ライター。妻の海外赴任についていくため、13年間勤めた会社を辞めて専業主夫に。カナダとアメリカで合計4年半を過ごして帰国、今は小さな会社で事務員をしつつライター業と主夫業にも勤しんでます。趣味は旅行やカメラや陶芸など薄く広く。最近はウエイトトレーニングがブームのカープファン。


樹齢数千年の縄文杉や、映画「もののけ姫」のイメージの元にもなった白谷雲水峡などの美しい大自然で、日本で初めての世界自然遺産に指定された屋久島。

既に行かれたことがある方も、これから行こうかと検討されている方も、この記事に目を通して屋久島のことを深く知っていただければ、訪れた際にはより一層楽しんでいただけること請け合いです。

PassMe!の「屋久島で遊ぼうクーポン」を使えば、島内約40カ所の施設・交通機関の中からお好きなメニューを組み合わせて自分だけの特別なプランが楽しめます!

屋久島観光センター
大人2,000円 など
  • 10:00〜16:00(時期により変動あり)
  • 0997420091
  • 〒8914502 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦799
地図

●目次

1. 基本情報
 1.1 場所と地形
 1.2 天候
 1.3 ベストシーズンはいつ?
 1.5 世界自然遺産について
 1.6 インバウンドと移住者
 1.7 アクセス
 1.8 島内のインフラ
 1.9 食事
2. 観光・アクティビティ
 2.1 登山・トレッキング
 2.2 温泉
 2.3 ダイビング・シュノーケリング
 2.4 サーフィン
 2.5 スタンドアップパドル
 2.6 カヤック(カヌー)
 2.7 沢登り
 2.8 ウミガメ観察
 2.9 その他の観光スポット
3. 名産品とお土産
 3.1 焼酎
 3.2 鯖節
 3.3 屋久杉加工品
まとめ

1. 基本情報

1.1 場所と地形

九州本土の最南端、大隅半島佐多岬より南南西約60kmの海上に浮かぶ、周囲が約132km、面積が約505k㎡の円形の島です。
また、九州最高峰の宮之浦岳(標高1,936m)を筆頭に、九州本土にはない標高1,800m超えの山岳を七座も擁しており、「洋上のアルプス」とも呼ばれています。

マップ1
沖縄の一部だと思っている人もいるようですが、屋久島は鹿児島県屋久島町、つまり鹿児島県に属しています。
当然、島の人が話す言葉も鹿児島弁です。町の木は屋久杉、町の花はヤクシマシャクナゲ。町を象徴する木と花はぜひ見ておきたいですね。

ヤクシマシャクナゲ写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

ちなみに屋久島の東(右側)にある細長い島が、鉄砲伝来で有名な種子島です。
最近ではJAXAの種子島宇宙センターとロケット発射台があるところとしても有名です。

1.2 天候

1.2.1 「月に35日雨が降る島」

屋久島の天気について語られるときに必ずと言っていいほど出てくる、その気候を非常にシンプルかつ的確に表すこの表現は、林芙美子氏※の『浮雲』という小説の終盤の一節で、

「はア、一ヶ月、ほとんど雨ですな。屋久島は月のうち、三十五日は雨といふ位でございますからね……」

というセリフに由来します。

実際に屋久島は雨の多い島で、年間降水量は平地で4,000mm前後、山間部では8,000mm以上に達します。
雨の多い原因は地形にあります。
屋久島には標高1,000m以上の山が多くあり、北上する黒潮で発生した湿った暖かい空気が、山の斜面を上昇する際に急激に冷却され雨雲になりやすいのです。

雨の仕組み
また、雨は同じ屋久島内でも東部で多く、西部で少ない傾向にあります。
これは、低気圧や台風が南西海上にある場合に南東の風が吹き付けることから、東部から南東部を中心に多量の雨を降らせることになるからです。

※林芙美子は『屋久島紀行』という紀行文も同時期に出しています。
1950年ですから、世界遺産に認定され多くの観光客が訪れる現在の屋久島とは全く異なる、「昔の離島」の趣が感じられます。
『浮雲』『屋久島紀行』とも青空文庫で無料で読むことができますので、興味を持たれた方はご一読ください。
浮雲』
屋久島紀行

1.2.2 日本一の降水量

雨量が多い屋久島ですが、島東部の小瀬田にある屋久島測候所の記録によると年間降水量の過去20年の平均値は4689.9mmで、気象庁の観測所の中での最大の値です。
ちなみに2位は宮崎県のえびの市で4577.5mmです。

1.2.3 雨が少ない季節もある

そんな屋久島ですが、比較的雨が少ない時期もあります。下のグラフをご覧いただくと、8月と12〜2月は少なめということが分かりますね。

グラフ1

1.2.4 平地は年間を通じて暖かい

海岸付近の年間平均気温は20℃前後と、年間を通じて暖かいといえるでしょう。
季節ごとに見てみても、夏が暑いのはもちろんのこと、冬でも平均気温が12℃前後、最低気温も10℃を少し下回るくらいです。

グラフ2

1.2.5 山の上は冷える

平地が暖かい一方、山の上は標高1,800m超ということもあり、さすがに寒くなります。
平均気温は6〜7℃で、平地と比べると10℃以上の差に。これは北海道の気候に匹敵します。実際、冬には雪が積もります。

1.3 ベストシーズンはいつ?

1.3.1 ベストシーズンは5、7、8月

上記の天候をふまえると、混雑度を抜きにすれば5月、7月、8月あたりがベストシーズンといえますが、長期連休はやはり混みます

ゴールデンウィークとお盆休みにはその混雑はピークに達します。
縄文杉を見に行く場合、どうしてもみんな同じ時間帯に出発するため、ひたすら人の列の中を進み続けることに。さらにトイレも30分以上待つという状況になります。

グラフ3上のグラフは屋久島の月別入込客数の推移、つまり屋久島を訪れた人の月別の数です。
6月に激しく落ち込んでいるのは前述の降水量のグラフからも分かる通り、特別に雨が多い時期だからでしょう。

このグラフから読み取れる混雑度も考慮すると、比較的雨が少なく新緑も美しい4月、5月がベストオブベストでしょう。
ただし上述の通り、ゴールデンウィークは激混みとなりますのでご注意を。

1.3.2 何泊くらいが目安?

忙しい現代人の休暇事情を反映してか、屋久島を訪れる観光客の宿泊数は「2泊」または「3泊」が全体の7割以上を占めています。
一方で屋久島は、縄文杉だけを目的に訪れるにはもったいないほどアクティビティにあふれています。
トレッキングで1日フルに使い、残りでその他のアクティビティや観光をと考えると最低でも3泊、余裕があれば5泊以上滞在したいところです。

1.3.3 台風シーズンに気をつけたいこと

気象庁のデータによると、過去20年で九州南部に接近した台風の数は年間平均4個、8月は0.9個・9月は1.3個、多い年はそれぞれ3〜4個の台風が接近しています。

台風
こればっかりは長期予測が難しいので、事前のチェックを怠らないようにしましょう。
天候不順により飛行機や船が出なかった場合のツアーやホテルのキャンセル料がどうなるのかも事前に確認し、必要に応じて旅行保険に加入しておくと、もしものときも安心です。

1.4 エリア紹介

屋久島マップ1
・宮之浦
高速船やフェリーが発着する宮之浦港がある島内でいちばん大きな町で、宿泊施設も多い。飲食店や土産物屋も充実しています。
白谷雲水峡に行くならバスも出ており便利です。

・安房
宮之浦に次いで大きな町で、宿泊施設や飲食店も充実しています。縄文杉を目指すなら荒川登山バスの乗り場も近くて便利です。

・尾之間
海と山に恵まれた自然豊かなエリアで、屋久島で随一の人気を誇るリゾート「sankara hotel&spa屋久島」もここにあります。商店や飲食店などは宮之浦、安房に比べると少ないです。

・永田
落ち着いた雰囲気の静かなエリアで、飲食店などは極めて少ないです。ウミガメの産卵地として有名な永田浜や、島内一の美しさを誇る一湊海水浴場が近く、マリンレジャーを楽しみたいならここが便利です。

1.5 世界自然遺産について

世界遺産に登録(平成5年)
屋久島は平成5年(1993年)に、日本で初の世界自然遺産として登録されました。

日本ではまだ4カ所のみ(屋久島、小笠原諸島、白神山地、知床)で、世界では213カ所が登録されています。
ちなみに、国立公園がたくさんあり自然遺産がものすごくたくさんありそうなアメリカ合衆国は、アラスカやハワイのものを含め29カ所。
やっぱり多いですが、面積が日本の45倍もあることを考えると、日本の4カ所というのはなかなかすごいのではないでしょうか。
日本の世界自然遺産(環境省)

永田浜がラムサール条約湿地に登録(平成17年)
ラムサール条約は正式名を「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいます。
条約が採択されたときの会議の開催地であるイランの都市ラムサールの名をとってその名で呼ばれています。

永田浜の湿地タイプは「砂浜海岸」。一般的にイメージする湿地ではありませんが、たしかに湿った土地ではありますね、海岸。

1.6 インバウンドと移住者

平成5年に世界自然遺産に登録されて以降、エコツーリズムの影響で観光客は大幅に増加しており、その環境に憧れて移住者も増加しています。資料によると年代別に見ると20〜34歳くらいを中心にUターン、Iターンしてきています。

一方で、15〜29歳の年代では逆に学業や就職の機会を求めての島外への転出が多く見られています。
全体で見るとじわじわと人口は減る方向ですが、日本全体に比べるとその減少速度は緩やかです。

また、産業構造を見ると、高齢化や担い手の不足に伴い一次産業(農業や林業、漁業)就労者数は減少の一途をたどっています。一方で観光客向けのサービス業就労者数は増加傾向にあります。
仕方がないこととはいえ、古くからの産業が下火になっていくのは少し寂しいものです。
参考資料:屋久島町人口ビジョン・屋久島町観光基本計画

・移住受け入れは積極的
屋久島は移住の受け入れには非常に積極的で、町が専用のウェブサイトまで立ち上げているほどです。
屋久島移住ガイド
一方で、気候や食べ物・住環境などが合わなかったり、職種が限られていたりするために島になじむことができず、本土に戻っていくパターンもどうしても出てきてしまいます。
移住を検討する際にはよく調べて、熟慮に熟慮を重ねたいものです。

・インバウンドは急増中
インバウンド面で見てみると、外国人観光客は急増しています。平成23年には全体のわずか1%だったのが、平成28年には全体の8%を占めるまでになっていて、現在もさらに増えていると思われます。

日本の物価が相対的に下がったことや近隣諸国の景気が好調なことも影響しているでしょうが、決して交通の便が良いとは言えない場所にそれだけの数の外国人が訪れてくれているというのは、日本人として誇らしいことですね。
参考資料:屋久島町入込数推移

1.7 アクセス

屋久島へのアクセスは大きく分けて空路(飛行機)と海路(船)に分かれます。
空路の方が速くてラクですが、その分お値段が張ります。旅程に余裕がある場合は、鹿児島での観光も兼ねて高速船を利用するというのも一つの手です。

1.7.1 空路

大阪(伊丹空港)、福岡(福岡空港)からそれぞれ1日1便、鹿児島(鹿児島空港)からは1日4便飛んでいます。

空路
奄美新聞社の記事によると、屋久島便の過去10年間の平均就航率は95.4%です。
県内離島空港就航率(奄美新聞社)

欠航率が4.6%というのはかなり高めの数字ですが、これには理由があります。
屋久島空港には航空管制官(無事に離着陸できるようサポートする人)がいる管制塔がなく、計器着陸装置もないため、空港への着陸は有視界飛行と呼ばれるパイロットの目視情報に頼るしかありません。

当然、視界が悪いと着陸は大きな危険を伴いますので(飛行機事故の7割は離着陸前後の合計11分に集中しているといわれています)、欠航せざるを得ません。

運悪く欠航のタイミングに当たってしまうと「せっかく休みを取って来たのにけしからん!」と怒りたくなるかもしれませんが、命あっての物種です。
「見えないんじゃ危ないもんな、仕方ないな」と寛大な心で過ごすようにしたいものです。

1.7.2 海路

鹿児島港からフェリーと高速船が、同じ鹿児島県の谷山港からフェリーが出ています。
フェリーは車も一緒に運べて料金も安いですが、その分かなり時間がかかります。
・フェリーはいびすかす 新屋敷商事株式会社 099-261-7000
・フェリー屋久島2 折田汽船株式会社 宮之浦代理店:0997-42-2220
・高速船トッピー 種子屋久高速船株式会社 宮之浦営業所:0997-42-2003

航路

1.8 島内のインフラ

1.8.1 宿泊施設

屋久島の宿泊施設は高級リゾートから民宿まで幅広く用意されています。また、キャンプ場もあります。

ホテルや旅館はサービスが行き届いており施設もきれいですが、その分料金がやや高くなる傾向にあります。

民宿は、逆にホテルや旅館ほどのサービスは求められませんが料金が安く抑えられます。
食事に地元の名産品が多く出てくるのも魅力の一つでしょう。

貸別荘やAirbnbはさらに料金が抑えられる一方、料理は用意されない素泊まりタイプです。食物アレルギーなどで外での食事に不安がある方は、キッチンも付いているのでこういったタイプの方が安心かもしれません。
1棟丸ごと借りられるタイプも多く、多少騒いでも周りに迷惑がかかりにくいのも魅力です。

これらの宿は、ほとんどのところでWiFi完備です。ただし、屋久島にはまだ光回線が通っておらずADSLのため回線速度は遅く、夕方など混み合う時間帯はさらに遅くなることを覚悟しておきましょう。

今回の記事を書くに当たって問い合わせた際に、どの宿も必ず「WiFiはありますがADSLのため遅いです」と言われました。おそらく問い合わせも多いのでしょう。

ただこれは宿のせいではありませんので、ネットデトックスと思ってすっぱり諦めましょう。
※ちなみに光回線は2020年中に開通する予定です。

キャンプ場は屋久島の美しい自然に囲まれて過ごせるのが最大の魅力ですが、季節によってはとにかく雨が多いため注意が必要です。

宿泊施設は予算や楽しみ方に合わせ、立地(エリア紹介の項をご参照ください)も考えながら選びましょう。ここでは人気の宿をいくつかタイプ別にご紹介します。

♦ホテル・旅館
屋久島いわさきホテル【PassMe!クーポン対象】
JRホテル屋久島【PassMe!クーポン対象】
シーサイドホテル屋久島【PassMe!クーポン対象】本館はWiFiなし
屋久島グリーンホテル【PassMe!クーポン対象】
sankara hotel&spa 屋久島【PassMe!クーポン対象】
縄文の宿 まんてん【PassMe!クーポン対象】
田代別館【PassMe!クーポン対象】

屋久島グリーンホテル
大人 2,000円 など(温浴料金)
  • 0997463021
  • 〒8914311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房788-110
地図

♦民宿
癒しの館 つわんこ
民宿 宇美河
民宿nicoichi
四季の宿 尾之間 部屋と天候によってはつながりにくいことも
民宿 海星 

♦貸別荘・Airbnb(民泊)
コテージ屋久杉の家 
森のこかげ
・水照玉ホステル 
平内ホットスポット 
コテージオレンジハウス屋久島 

♦キャンプ場
・屋久島 青少年旅行村
オーシャンビューキャンプ場
海楽園キャンプ場

1.8.2 島内の移動

屋久島は全周132kmと比較的大きな島で、高低差もあるため徒歩のみでの移動はよほどの健脚でない限りとてもできるものではありません。
用途によってレンタカーやタクシー、公共交通機関、レンタサイクルを組み合わせて利用しましょう。

♦レンタカー
好きなタイミングで好きな場所へ行きたい、という方にはレンタカーがおすすめ。空港や港、宿への納車引取(配車・乗捨て)、あるいは送迎の有無で使い勝手が変わってきます。

滞在期間中、スポットで借りる場合は宿泊施設への納車引取ができると格段にラクになります。
縄文杉や白谷雲水峡へのトレッキング、登山をメインのアクティビティに計画している方は、その間は車が遊んでしまうことも考慮すると良いでしょう。

全般的に地元の小さいレンタカー会社の方が小回りが効き、納車引取やガイド等のサービスも充実している傾向にあります。また料金も比較的安いです。

一方、車に不具合があったときの対応などは本土にも支店を持つ大手に譲るでしょう。料金やサービスだけでなく、そのあたりのリスクマネジメントを考慮するのも良いと思います。
Jネットレンタカー 屋久島店
安房しんじやまレンタカー
オリックスレンタカー【PassMe!クーポン対象】
カミヤマレンタカー
スズキレンタリース屋久島
デスティーノレンタカー屋久島
トヨタレンタリース鹿児島
南星レンタカー
ニッポンレンタカー
まつばんだレンタカー
屋久島空港レンタカーNAVI
ウィングレンタカー
タイムズカーレンタル
バジェットレンタカー
寺田レンタカー
日産レンタカー
ニコニコレンタカー
ワンズレンタカー

  • 9:00〜18:00
  • 0997435888
  • 〒8914207 鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田773-6
地図

♦レンタルバイク
・YOUSHOP南国

♦タクシー
港や空港に常駐のタクシーはいますが、都市圏にいるような流しのタクシーはいません
必要な場合は営業所に電話して配車してもらう必要があります。
・安房タクシー
  安房:0997-46-2311
・まつばんだ交通タクシー
  宮之浦・空港・安房: 0997-43-5555
・屋久島交通タクシー
  宮之浦: 0997-42-0611
  安 房: 0997-46-2321
  尾之間: 0997-47-2018

♦路線バス
種子島・屋久島交通とまつばんだ交通バスが運行しています。
両社ともICカードRapicaを採用していますが、Suica、ICOCA、PASMOなどのICカードとは互換性がありませんのでご注意ください。

移動距離によっては片道距離が1,000円を超える場合もありますので、1日乗車券(1日2,000円、3日3,000円、4日4,000円)を購入するのも良いでしょう。
1日乗車券は空港や観光案内所、大きいホテルなどで販売しています。
料金表(2社共通)

本数は1時間に1~2本程度です。
乗り遅れるとだいぶ待つことになりそうですので、トレッキングなどで利用する場合はしっかり時計とにらめっこしながら行動したいところです。
種子島・屋久島交通 時刻表
まつばんだ交通バス 時刻表

♦観光バス
「移動の足として使う」というのとは少し異なりますが、屋久島の人気スポットに連れて行ってくれて料金も比較的安価ということで、観光バスを利用するというのも1つの手段として知っておいても良いでしょう。

特に1人ないし2人の場合はレンタカーを借りるより安く済む上に運転もしないで済むので、行きたい場所によってはオススメです。
事前にあれこれ調べなくても、乗っていれば見所をきちんと押さえてくれるというお手軽さも見逃せません。

デメリットは、行き先と時間配分が決まっているため行動の自由度が低いということです。
屋久島ゆうらんバス【PassMe!クーポン対象】
屋久島周遊観光バス

♦レンタサイクル
屋久島のレンタサイクル屋さんはお互い協力関係にあり、下記の店舗ならばどこで借りてどこで返してもOKなんです。
自転車での移動は通常は帰りのことを考えながら行動しないといけないのですが、屋久島ならば片道だけでも大丈夫。これって地味にすごいですよね!


① 屋久島観光センター TEL: 0997-42-0091
② 内田石油 TEL: 0997-42-0722
③ まるそう石油 TEL: 0997-45-2103
④ 肥後石油 TEL: 0997-44-2102
⑤ 南邦石油 TEL: 0997-43-5321
⑥ 森のきらめき TEL: 0997-49-7101
⑦ ボタニカルリサーチパーク TEL: 0997-47-2636
⑧ 日高石油 TEL: 0997-47-2946
⑨ Sマート TEL: 0997-48-2805

また、宿によっては自転車の貸し出しをしているところもあります。
宿周辺を移動する程度に使いたいということであれば、事前に宿に確認しておくと良いでしょう。

1.9 食事

1.9.1 屋久島の郷土料理


代表的なものは首折れサバ、そしてトビウオ。お肉では鹿肉料理をせっかくの機会ですので試しておきたいところです。
また、珍しいところではカメノテも。

カメノテは文字通り亀の手のような見た目をした生き物ですが、実はカニやエビなどと同じ甲殻類です(エビ・カニアレルギーの人はご注意を!)。
スペインやポルトガルでは「ペルセベス」の名で高級食材として食されています。

首折れサバとは、鮮度を保つために漁獲後すぐに首を折って血抜きをしたサバのこと。
プリプリの刺身やサバスキとして食べられる他、鯖節などに加工され、関東や関西地方の高級料亭などで使用されています。鯖節はお土産としても人気です。

トビウオは、屋久島が日本一のトビウオの漁獲量を誇るだけのことはあります。
刺身や丸ごと1匹の豪快な唐揚げ、一夜干し、すりつぶして「つきあげ」にするなど、バリエーション豊富な食べ方が楽しめます。

1.9.2 人気のお店

ここではこれらの郷土料理を出すお店を中心に、ネットで高評価のお店をいくつかご紹介します。お店選びの参考にしてください。
カッコ内は左から順に 食べログ/Google Map/Retty の評価です(2019年10月20日現在)。
評価が「-」になっているお店は、掲載されていないもしくは口コミ投稿数が少なくて評価が掲載されていないお店です。
【PassMe!クーポン対象】とついているお店はクーポンを使ってお得に飲食ができるお店です。

♦寿司・海鮮
・お食事処 潮騒(3.58/4.1/90%)
・いその香り(3.56/4.3/86%)
・漁火(3.50/4.3/91%)
・海舟(3.28/4.2/87%)
・一条(3.26/4.3/- )
・若大将(3.06/4.8/97%)
・屋久島ふるさと市場 島の恵み館レストラン(3.31/3.8/87%)
・屋久島観光センター(3.22/3.8/79%)
  ∟【PassMe!クーポン対象】
・レストラン杉匠(3.11/3.8/- )
  ∟【PassMe!クーポン対象】

  • 8:00〜18:00
  • 0997462123
  • 〒8914311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房
地図

♦居酒屋
・恵比寿大黒とし(3.39/4.3/80%)
・鮨居酒屋やしま(3.32/4.2/82%)
・酒菜屋たぬき(3.30/4.5/- )
・RESTAURANT&WINE BAR ヒトメクリ(3.13/4.1/94%)
  ∟【PassMe!クーポン対象】

ヒトメクリ
大人 2,000円 など
  • 11:30〜21:30(L.O.19:30)
  • 月曜・火曜
  • 0997422772
  • 〒8914205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2467-86
地図

♦洋食
・かもがわ(3.46/3.9/90%)
・イルマーレ(3.41/4.2/94%)
  ∟【PassMe!クーポン対象】
・okas(3.34/5.0/- )
・散歩亭(3.31/4.6/90%)
・レストラン「かたぎりさん」
  ∟【PassMe!クーポン対象】
・屋久島ヴィータキッチン(3.24/4.2/- )
  ∟【PassMe!クーポン対象】

イルマーレ
大人 2,000円 など
  • 11:30〜15:00ランチタイム (ラストオーダー14:00)
    18:00~21:00ディナータイム (ラストオーダー20:00)
  • 木曜 (祭日の時は水曜日に振替)
  • 0997435666
  • 〒8914207 鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田815-92
地図

♦うどん・そば
・屋久どん(3.38/4.2/90%)
・手打ちそば松竹(3.14/4.5/- )
・きらんくや( -/4.5/100%)

♦焼肉
・れんが屋(3.47/4.3/87%)

♦スイーツ
・八万寿茶園(3.28/4.2/85%)
・屋久島ジェラート・そらうみ(-/4.3/97%)

1.9.3 お酒が好きな方は焼酎も

芋焼酎好きに「屋久島と言えば?」と問えば、縄文杉より先に「三岳(みたけ)!」と返ってきてもおかしくないくらい人気の焼酎「三岳」をはじめ、屋久島で醸造された焼酎は多々あります。
中には、屋久島でしか手に入らない焼酎も。

多種取りそろえた居酒屋さんで、いろいろと飲み比べてお土産選びの参考にしたいですね。

2. 観光・アクティビティ

屋久島といえばもちろん縄文杉!という人が多いのではないでしょうか。
屋久島町の調査によると、来島者の実に80%以上が縄文杉等への登山を目的に来ています。

ですが、屋久島が縄文杉だけと思ってもらっては困ります。
もちろん屋久島を訪れるからには登山やトレッキングを楽しんでいただきたいものですが、それ以外にもたくさんのアクティビティがあります。

PassMe!のクーポンを使えばそれらをとってもお得に楽しむことができますので、屋久島を隅々まで楽しめるよう、しっかり予習をしておいてください!

  • 8:00〜20:00
    日祝日ならびに12月~2月(10:00~17:00)
  • 詳細はウェブサイトにてご確認ください。
  • 0997462221
  • 〒8914311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房500-8
地図

2.1 登山・トレッキング

色々とあるとは申しましたが、やはりこれ抜きで屋久島のアクティビティは語れません。詳細はガイドブック等に譲るとして、ここでは概要だけご紹介いたします。


メジャーなルートは3つ。
縄文杉コース、白谷雲水峡コース、ヤクスギランドコースです。
それぞれ距離や高低差などの難易度が異なるため、自分や家族・友人のレベルに合わせてどのルートを選ぶのか決めるのが良いでしょう。

2.1.1 縄文杉コース

難易度 :★★★★☆
距離  :往復22km
高低差 :710m
所要時間:8〜11時間

縄文杉(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

言わずと知れた、樹齢2000年超の縄文杉を拝みにいくルートです。往復22km、所要時間8時間以上となかなかタフな行程で、日が昇る前に宿を出発する必要があります。

ですが、それだけの値打ちはあります。
縄文杉だけでなく、中に入ってハート形の空洞を見上げることができる切り株のウィルソン株や、2本の木が手をつないでいるように見える夫婦杉など……。
大自然の不思議を感じずにはいられない見どころがたくさんあり、多くの人を惹きつけるだけの魅力があることは疑いようがありません。


一方で、その人気が故に、ゴールデンウィークやお盆などのトップシーズンには人の列の中をひたすら歩き続けることにもなります。
できれば時期を、難しいようならば時間帯を少しずらすなどして対策したいところです。

後述しますが、特に繁忙期は数少ないトイレに行列ができる問題がかなり深刻です。
携帯トイレは必ず持参するなど、こちらもしっかり対策を立てておきましょう。

いつがベストシーズンかというのは、何を重要視するかによって異なってきます。
4〜6月は花が美しく、7〜9月は防寒着が不要なので身軽に登山ができます。
また10〜11月は涼しくなるので歩きやすくなります。
いつ訪れるのがいいか、検討してみてください。

2.1.2 白谷雲水峡コース

難易度 :★★☆☆☆
距離  :往復5km
高低差 :300m
所要時間:4〜5時間

苔むす森写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

難易度がぐっと下がるためもあってか、実は縄文杉コースより人気です。
冒頭にも書きましたが、もののけ姫の森のモデルとしても有名です。奥まで入らず、もっと手前で折り返してくるコースもあります。

高低差も少ないため、縄文杉コースに比べると難易度はグッと下がりますが、びびんこ杉や奉行杉などこちらでも立派な屋久杉を見ることができます。
苔に覆われた幻想的な「苔むす森」はまさしく「もののけ姫の森」であり、決して縄文杉コースに劣るものではありません。

ベストシーズンは4〜7月で、緑が最も美しく白谷雲水峡らしい風景が見られます。
ただしこの時期はハイシーズンでもあるため、人混みは避けられません。
ゆっくりと楽しみたい場合は空気が澄み切った10月ごろに訪れると良いでしょう。

2.1.3 ヤクスギランドコース

難易度 :★☆☆☆☆
距離  :往復3km
高低差 :110m
所要時間:2.5時間

ヤクスギランド(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

屋久島のメジャーなトレッキングコースの中でも、最も手軽に楽しむことができるのがヤクスギランドコースです。
所要時間は最長でも150分、短いコースは30分ですが、樹齢1,000年を超える立派な屋久杉も見られ、初心者や小さいお子さんがいる家族連れにオススメです。
30分コース、50分コースは遊歩道も整備されています。

また、年間を通じて安定して楽しめるのもこのコースの魅力です。
短時間で回れますので他の予定と組み合わせて行くことも可能ですが、明るいうちに戻れるよう、14時くらいまでに入るようにしましょう。

2.1.4 注意点

・十分な装備で臨む
山岳部の天気は変わりやすく、防寒具と急な雨対策の雨具は必須です。
縄文杉は標高1,300m近くの場所にあり、沿岸部との気温差は10℃以上になることも。
沿岸部が暖かいからと油断して薄着で行くと、寒いというだけでなく危険ですので必ず十分な装備で臨むようにしましょう。

・携帯トイレは必需品
山の中にあるトイレの数は限られていて、ハイシーズンになるとトイレ待ちの行列ができてしまいます。対策として携帯トイレを持参しましょう。

縄文杉コースに4カ所、白谷雲水峡に1箇所、宮之浦岳コース3カ所、携帯トイレブースが設置されています。
観光協会の各案内所や店舗または民宿・ホテルで購入することができます。
携帯トイレ販売店一覧

・根っこを踏まない
地表にはっている根っこを踏んでしまわないよう気をつけてください。
一人一人のダメージは微々たるものでも、塵も積もれば山となります。木の成長を妨げることになってしまうのは避けたいですよね。

同様の理由で、トレッキングポール(ストック)も先端にキャップを付けるようにしましょう。

・苔にも注意
杉とともに屋久島の森を構成している苔も大切な森の一部です。
根っこ同様、地味だからといって踏んだり座ったりしないように気をつけましょう。

・山や森、沢を汚さない
わざわざ書くまでもないことかもしれませんが、山の中にゴミ箱は設置されていません。
お弁当の容器はもちろんのこと、食べ残しも全て、出たゴミは持って下山しましょう。沢で器などを洗うのもNGです。

・増水に注意
屋久島の土壌は保水力が低いため、雨が降ると途端に増水します。少しでも激しい雨が降ったら無理せず引き返すようにしましょう。

・登り優先が基本
縄文杉コースなどの人気コースでは、登山者と下山者がすれ違うことも多々あります。
登山のマナーとして登山者が基本的に優先のため、下山者は道を譲るようにしましょう。
とはいえ状況にもよりますので、お互いが気持ち良くすれ違えるようにすることが大切です。

・サルやシカは見るだけに
小柄でかわいいヤクザルやヤクシカ。だからといって餌を与えたり近づいたりするのは絶対にNGです。

鹿(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

サル(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

2.1.5 ガイドを頼もう

地図を片手に自分たちだけで楽しむのがダメというわけでは決してありませんが、世界自然遺産に認定される屋久島の森では、他では見られない動植物がたくさん見られます。
それを見逃してしまうのはもったいないと思いませんか?

ガイドさんがいれば、自分たちだけでは見落としてしまうであろう珍しい動植物にも光が当たり、トレッキングがより充実したものになること請け合いです。
屋久島では公認ガイド制度を採っているので、海外でたまに見かけるようなお金だけを取る悪質なガイドには当たりません。
安心して頼みましょう。
屋久島観光協会 ガイド一覧

また、ガイドさんにもそれぞれ得意分野があります。
興味のあるポイント(植物・動物・苔・撮影等)を絞って、そのポイントが得意なガイドさんを見つけると、より楽しく満足度の高いツアーになるでしょう。
ツアーによっては送迎つきのものもあります。バスやレンタカーで移動するより圧倒的にラクですし、バス代やレンタカー代もかかりません。
そのあたりも選ぶ際に考慮しても良いかもしれません。

PassMe!のバリューチケットなら、屋久島の体験・グルメをまるっと楽しむことができます!

  • 9:00〜18:00
    日祝日ならびに12月~2月(10:00~17:00)
  • 1月3日と山の神まつりはツアーはお休みをいただきます
  • 0997422013
  • 〒8914205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦799
地図

2.1.6 服装・持っていくもの

縄文杉コースのような1日がかりのタフなコースとヤクスギランドコースのような初心者向けのコースでは、必要な装備が異なります。
森(白谷雲水峡やヤクスギランド)に行く場合と山(縄文杉や登山)に行く場合とでそれぞれ必要なものをリスト化しましたので、参考にしてください。

ただし、季節や個々人の体力・レベルによっても必要なものは異なってきます。
実際に行く際にはガイドさんに相談することを強くオススメいたします。

リスト1

リスト2

2.1.7 レンタルショップを活用しよう

上記のアイテム全部を用意して行くとなると荷物も大きくなりますし、必然的にハードルも高くなります。
持っていないものやかさばるものは、積極的にレンタルショップを活用しましょう。

レンタルの山下
ナカガワスポーツ
屋久島観光センター
やくしま屋
山岳太郎ショップ
森のきらめき
カミヤマレンタカー

上記だけでなく、ホテルや民宿でも貸し出し対応しているところもあります。宿が決まったら相談してみるのも良いですね。

2.1.8 お弁当のオーダーも忘れずに

縄文杉コースなどの1日がかりの登山・トレッキングの場合、山中に食事処などもちろんありませんので、お弁当を持って行く必要があります。
屋久島には、そのためのお弁当屋さんがいくつかあります。前日の夕方までにオーダーしておき、翌朝早朝に受け取る仕組みになっています。

宿で手配できるところもあります。その場合は宿に依頼しておくと翌朝に届けてくれるので、ピックアップの手間が省けます。
朝の貴重な時間をセーブするためにも、可能ならば宿手配にしたいところです。
宿によっては、宿自体でお弁当を用意してくれるところもあります。いずれにしても早い段階で宿に相談するようにしましょう。

安房
・できたて屋 TEL: 0997-46-3071
・あさひ弁当 TEL: 0997-46-4007
・日の出弁当 TEL: 0997-46-2882
・かもがわ TEL: 0997-46-2101

宮之浦
・島むすび TEL: 0997-42-0770

2.1.9 写真を撮る

旅の思い出として撮るのはもちろん、どこもかしこもフォトジェニックな屋久島の自然を少しでもステキに切り取りたい!と願う方は多いのではないでしょうか。
そんな方のためにいくつかTIPSをご紹介いたします。

♦ガイドツアーを利用する
ガイドについては先にもご紹介していますが、中にはフォトトレッキングといって素敵な写真が撮れるスポット、撮れるコツを教えてくれるガイドツアーもあります。

フォレック
旅楽
屋久島メッセンジャー
屋久島自然学校
美屋久
上記は全て公認ガイドですので安心して依頼しましょう。

PassMe!のバリューチケットなら、屋久島の体験・グルメをまるっと楽しむことができます!

  • 9:00〜17:00(コースにより異なります)
  • コースにより異なります
  • 0997422900
  • 〒8914205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦823-1
地図

♦写真のコツ

森の中では高感度に設定
森の中はどうしても暗くなりがちです。一眼レフ等を持っていく場合はISO感度を上げておくようにしましょう。
スマートフォンの場合はとにかく手ブレに注意してください。

マクロと広角を上手く使う
マクロとは近接撮影のことです。
水滴がついた苔などは普通にパシャリと撮っても面白みがありませんので、グググッと近づいて撮ると幻想的な写真が撮れます。

一方、縄文杉含め杉の雄大さ、迫力を写すためには全体を入れたいところ。そういうときは広角レンズの出番です。
最近のスマートフォン(メジャーどころだとiPhone11)は、機種によっては超広角レンズが付いています。
下手なデジカメより良いかもしれませんね。

♦注意点
水濡れ・結露に注意
とにかく雨が多いため、水濡れ対策は十分にしておきましょう。
また、夏場にエアコンの効いた涼しい部屋に長く置いた場合も、外に出るときに結露しないよう注意が必要です。
足元に気をつけて
素敵な写真を撮ろうと夢中になり過ぎて転んだり、あるいは希少な植物を踏んでしまったりといったことがないよう、足元に十分気をつけてください。

♦本やウェブの写真を参考に
どんな写真が撮れるのか、撮りたいのかを事前に本やウェブを見て調べておくと良いでしょう。
『屋久島の撮り方』という本も出ています(絶版のため中古のみ)。こちらは内容としてはハイアマチュア向けですが、構図の参考にするにはとても良い本でおすすめです。

屋久島の撮り方

2.1.10 苔を楽しむ


屋久杉のように大きく雄大ではありませんが、屋久島の苔にもぜひご注目を。
なんとなく見ればさほど違いがないように見える苔も、よくよく観察するとそれぞれに個性があり、なかなかに美しいものです。

屋久島は苔のサンクチュアリとも呼ばれ、実に650種類以上の苔が生息しています(ちなみに日本全体では約1,600種です)。
日本蘚苔類(せんたいるい)学会という苔類専門の学会からも、「日本の貴重なコケの森」に選定されています。

そんな屋久島の苔だけを紹介した『屋久島のコケガイド』という本も出ています。
そしてこちら、Amazonでは買うことができません!屋久島環境文化財団のウェブサイトでのみ購入できます。
1冊500円、売り上げは屋久島の自然環境保全活動に利用されますので、自然保護に協力しながら苔について学んでみてはいかがでしょうか。
屋久島環境文化財団

苔についてより興味が出た方は、苔に詳しいガイドさんによるネイチャーガイドツアーへの参加がおすすめです。
自分ではなかなか見分けがつかない苔や見つけにくい苔も、詳しい説明を交えながら教えてもらうことができます。
屋久島野外活動総合センター

2.1.11 上級者は登山や縦走も

縄文杉ルートも20km超えの中・上級者向けですが、さらに上のレベルの方々も。
宮之浦岳などの山に登ったり、さらには縦走と呼ばれる山々の尾根を伝ったりする登山を行ったりします。
このレベルになると数泊することが前提で、食事もその間のものをすべて背負って山を登ることになります。
初級者がおいそれと手を出せるものではありません。

もし縦走にチャレンジされる場合は、そういうツアーが得意なガイドさんと一緒に行かれた方が良いでしょう。
「洋上のアルプス」の名は伊達ではありませんし、雨も多いので上級者でも油断は禁物です。

島結
Yamakara
屋久島ガイド協会
フォレック
屋久島山歩

公認ガイドからいくつかガイドツアーをピックアップしました。
他にも多くのツアー会社で縦走ガイドを用意していますので、お好みのガイドさんを見つけてみてください。

2.2 温泉


屋久島は火山島ではありませんが、島のあちらこちらで温泉に入ることができます。
登山やトレッキングでかいた汗を流すもよし、お湯につかってのんびり海を眺めるもよし。至福のひとときを堪能しましょう。

なお、営業時間は日帰り入浴のものを、料金は大人料金を記載しています。

温泉マップ
① 平内海中温泉
「海中温泉」の名の通り、満潮になると海に沈んでしまう温泉で、干潮の前後2時間程度しか入浴できません。
営業時間:24時間365日
料金:無料(100円の寄付箱あり)
泉質:単純硫黄泉

② 湯泊温泉
平内海中温泉のように水没はしませんが海沿いにある野趣溢れる温泉。
営業時間:24時間365日
料金:無料(100円の寄付箱あり)
泉質:単純温泉

③ 尾之間温泉
開湯は数百年前という歴史ある温泉で、源泉掛け流し。
営業時間:7:00-21:00(月曜のみ12:00-)
料金:200円
泉質:硫黄泉

④ JRホテル屋久島
東シナ海から太平洋へとつづく大海原を一望できる大浴場と露天風呂が自慢。
営業時間:15:00-19:00
料金:1,400円
泉質:アルカリ性単純泉
公式サイト

⑤ 屋久島いわさきホテル
雄大な山々を眺めながら入ることができる温泉。
営業時間:15:00-17:00
料金:1,200円
泉質:アルカリ性単純泉
公式サイト

⑥ 縄文の宿まんてん【PassMe!クーポン対象】
空港すぐ近く。露天風呂やサウナも利用できる日帰り湯もあり。
営業時間:11:00-22:00
料金:1,600円
泉質:アルカリ性単純泉
公式サイト

⑦ 楠川温泉
古くから湯治場として親しまれてきた、昔ながらの味のある温泉。
営業時間:9:00-20:00
料金:300円
泉質:アルカリ性単純泉

⑧ ゆのこの湯
湯治場を再現して作られた温浴施設。浴室は2室のみの完全貸切制。
営業時間:12:00-20:00(月曜休み)
料金:400円
泉質:単純硫黄泉
公式サイト

⑨屋久島グリーンホテル【PassMe!クーポン対象】
温泉ではありませんが、日帰り入浴ができる浴場に加え岩盤浴も楽しめます。
営業時間:14:00-23:00, 6:00-9:00
料金:600円
公式サイト

⑩sankara hotel&spa屋久島【PassMe!クーポン対象】
温泉ではありませんが、ホテルの名前にあるとおり極上のスパで心も体も癒されます。
営業時間:10:00-22:00
料金:30分7,700円〜(クーポン対象:フットリフレ+フットバス、ハーブティ付き40分8,500円)
公式サイト

  • 夕方 14:00〜23:00、朝 6:00~9:00
  • 詳細はお問い合わせください
  • 0997463021
  • 〒8914311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房788-110
地図

2.3 ダイビング・シュノーケリング

屋久島というとどうしても「森!山!」となってしまいますが、周りは海に囲まれた離島ですから、当然海水浴には最適の環境です。
特にダイビング、シュノーケリングは人気のアクティビティの1つです。
ダイビングは未経験者向けの体験ダイビングのツアーも1万円前後で用意されていますので、ベテランダイバーはもちろん初めての方も楽しめます。

エバーブルー屋久島
屋久島ダイビングガイド夢心地
屋久島ダイビングステーション「まる」
屋久島ダイビングセンター
屋久島マリンサービス

シュノーケリングは一湊(いっそう)の元浦栗生(くりお)の塚崎タイドプールがおすすめスポットです。
どちらも砂浜ではなく岩場のため、岩や貝で手足を切らないようにグローブとマリンシューズを着用するようにしましょう。また日差しが強いのでラッシュガードも忘れずに。

上述のツアー会社ではシュノーケリングのツアーも催行しています。
シュノーケリングギアをお持ちでない方や初心者は、ツアーに参加した方が安心して楽しむことができるのでそちらをおすすめします。

2.4 サーフィン

残念ながら、島の位置関係により潮流がサーフィン向きではなく、屋久島はサーフィンには向いていません。
サーフィン目当ての方はお隣の種子島がオススメです。

2.5 スタンドアップパドル

近年にわかに人気上昇中のスタンドアップパドル、通称SUP(Stand Up Paddleの略)。
サーフボードより大きいボードの上に乗って、オールで漕いで移動するアクティビティです。
立っても座ってもOKですので、水に触れながら自然を感じることができます。

波のない栗生川、安房川、宮之浦川は安心して体験できますし、海でシュノーケリングなどとセットで楽しむこともできます。
宮之浦川でのSUPツアーはPassMe!のクーポン対象です。
【宮之浦川スタンドアップパドル】緑の川をただよう

2.6 カヤック(カヌー)

川で遊ぶリバーカヤックと、海で遊ぶシーカヤックがあります。

リバーカヤックは川の流れが穏やかな場所で行うため、救命胴衣は装着するものの転覆の心配なく、小学生のお子さんでも楽しめます。

シーカヤックは、カヤックでしか行けない場所へ案内してもらえることが魅力。
海へ流れ出る滝や洞窟など、海側からしか見ることができない景色を楽しめます。
宮之浦川でのカヌーツアーはPassMe!のクーポン対象です。
【宮之浦川カヌー】水の上を歩く

2.7 沢登り

雨が多いということは川も多い屋久島。
透明度の高い川を上流に向かって進みながら、時には泳いだり飛び込んだりと、ちょっとワイルドな水遊び体験をできるのが屋久島の沢登りです。

沢登りツアーをやっているツアー会社もあります。
安全に遊べる場所に連れて行ってくれてライフジャケットや沢登り用の足袋を貸してくれるので、より満喫することが可能です。

2.8 ウミガメ観察

ウミガメ(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

ラムサール条約湿地に登録されている永田浜は、ウミガメが産卵に来るとても貴重な浜です。
5〜7月には、ウミガメの産卵を観察できる「ウミガメ観察会」が開催されます(1,500円、中学生以下無料)。
参加は予約制ですので、興味がある方はネットで申し込みしましょう。
永田ウミガメ連絡協議会

なお、永田お宿組合に加盟している宿に宿泊する場合は予約不要で参加することができます。
希望者は、卵の移植作業(台風や高波の被害を受ける可能性がある卵を安全な場所に移植する保護活動)に参加することもできます。

永田が他の集落から大きく離れていること、観察会の開催自体が夜遅くにあることから、観察会に参加希望の場合は永田に宿泊することをオススメします。

参加する際は、「ウミガメ観察ルールガイド」を事前に入手し熟読したいところです。
屋久島観光協会、屋久島空港、宮之浦港、安房港などで無料で手に入ります。

「観察会に参加しなくても、夜に海に行けばいいんでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ウミガメは人の気配を感じると産卵せずに海に帰ってしまいます。

また、孵化したばかりの子ガメは光の方向へ進む習性があるため、人が懐中電灯で照らしてしまうときちんと海に出ることができなくなってしまいます。

大切な自然を守るため、ウミガメを見たい方は必ず観察会に参加するようにしてください。

2.9 その他の観光スポット

2.9.1 銘水

銘水(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

屋久島では、名水百選にも選ばれている宮之浦岳流水をはじめ、島内各所で美味しい水が湧き出ています。
屋久島の清水は硬度10mg/Lの超軟水※で、やや甘みがあるのが特徴です。数ある中でも有名な湧き水スポットをご紹介します。
※WHOの基準では120mg/L未満が軟水、東京の水道水が約60mg/Lです。

・大川湧水
屋久島の名瀑大川大滝近くの道路沿いにある自然の山から湧き出ていて、昔から健康にいいと伝えられ島民に愛飲されています。

・紀元銘水
ヤクスギランドから紀元杉に行く道筋、特に紀元杉界隈にはこの紀元銘水をはじめ名水スポットが点在しています。

・益救雲水(ぐくううんすい)
白谷雲水峡の管理棟の手前にあるのが不老長寿の水とも言われる益救雲水。トレッキングの行き帰りはここで水分補給しましょう。

2.9.2 滝

日本でいちばん雨が降り、九州でいちばん高い山がある屋久島ですので、滝もたくさんあります。
特に雨の後は水量も増えて迫力満点。チャンスがあればぜひ拝んでおきたい滝をご紹介します。

大川の滝
大川の滝(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

「おおこのたき」と読みます。落差88mは九州一を誇り、日本の滝百選にも選ばれています。
遊歩道も整っていて、滝つぼのすぐ真下まで歩いて行くことができます。
雨の後は近づけないほどの水しぶきで、その迫力をより一層体感することができます。

トローキの滝
トローキの滝(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

落差は6mとあまり大きくないのですが、日本では数少ない海に直接流れ込む滝(海岸瀑)です。
陸からもすぐ近くまでアクセスできますし、シーカヤックで近づくこともできます。

千尋の滝
千尋の滝(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

「せんぴろのたき」と読みます。
屋久島南東部のモッチョム岳東側の斜面に広がる250×300mの巨大な花こう岩の岩盤に面していて、その岩盤の大きさが千尋、すなわち千人の人間が手を結んだくらい大きいという例えから名付けられています。
滝の南側の高台が展望台になっており、車で容易に訪れることができます。
また、「ファイト一発!」でおなじみリポビタンDのCMのロケ地になったこともあります。

蛇之口滝
蛇の口(写真提供:公益財団法人 屋久島環境文化財団)

大川の滝、千尋の滝と並び屋久島で最大級の滝です。落差は約30mで、滝の上部に50m長さ100mの一枚岩が続いています。
尾之間温泉脇の登山口から2時間ほど分け入った山奥にあるため、気軽にアクセスすることはできません。

2.9.3 資料館

屋久島や屋久杉について事前に資料館で学ぶことで、実際に島を巡ったり屋久杉を見た時の感動が何倍にも膨らみます。
できれば到着した日に訪れたいところ。
また、雨で野外アクティビティを中止した場合に過ごす場所としてもおすすめです。

屋久島環境文化村センター
写真や模型を使って屋久島のことを色々な角度から学ぶことができます。
屋久島に関する書籍も販売していて、館内でしか手に入らない本もあります。
入館料:530円
開館時間:9 - 17時(入館は16時半まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
公式サイト

屋久杉自然館
屋久杉の長寿の秘密や伐採の歴史など、屋久杉のことを深く学ぶことができます。
積雪で折れてしまった縄文杉の枝「いのちの枝」の展示もあり、実際に触れることもできます。
枝といってもその太さは直径約1mもあり、迫力は十分。
入館料:600円
開館時間:9 - 17時(入館は16時半まで)
定休日:第1火曜日
公式サイト

3. 名産品とお土産

旅行に欠かせないのが旅の思い出になるお土産。
いろいろあって目移りしてしまいそうですが、屋久島ならではのアイテムをピックアップしました。

3.1 焼酎

屋久島の美味しい水で作られた焼酎が美味しくないわけがありません。
屋久島には焼酎の蔵元が2つあります。どちらも島内限定の焼酎を販売していますので、お土産にぜひ。

三岳酒造
「三岳(みたけ)」は屋久島の宮之浦岳、永田岳、黒味岳のことを指します。
「屋久島の焼酎といえば三岳」と言われるほどの人気銘柄で、何を隠そう筆者のいちばん好きな焼酎でもあります。自宅には常に一升瓶のストックがあります。
三岳以外にも、敬宮愛子内親王殿下ご生誕の際に皇太子殿下に贈られたことで有名な「愛子」(屋久島の愛子岳の名からとっています)もあります。

本坊酒造(公式サイト)
三岳ほどメジャーではありませんが、島外にも流通していて人気を博しているのが本坊酒造の「太古屋久の島」。
その他にも多数の焼酎を取りそろえていて、その多くが島内限定販売です。
また、こちらの蔵元は見学もできます(要予約)ので、興味がある方はぜひのぞいてみてください。

3.2 鯖節

現地で食べるなら首折れサバが人気ですが、持って帰るなら長期保存も利く鯖節。
鰹節の枯れ節のようなカチコチのものではなく、もう少し柔らかくそのまま食べられるなまり節や鯖スモークが人気です。

薄くスライスしてわさびじょうゆで食べても美味しいですし、玉ねぎスライスなどとあえても美味しく、屋久島の焼酎にぴったり合います。
ほぐしたものをクリームチーズ、マヨネーズなどと混ぜてディップにして、クラッカーやパンと一緒に食べれば他のお酒とも相性抜群。

最近は鯖缶が人気ですが、鯖節も保存が効いてヘルシーで美味しいと文句の付け所がないお土産です。

3.3 屋久杉加工品

樹齢1,000年以上の屋久杉は現在は伐採が禁止されていますが、その貴重な屋久杉を使った屋久杉工芸は、日用工芸品から観賞用芸術品までさまざまな形で販売されています。
日用工芸品ではストラップや箸、お盆、テーブルなどが購入できます。

まとめ

屋久島は本当に見どころの多い島です。
あまりにおすすめポイントがたっぷりなので、ここまで絞るのも(これだけ長くなっておきながら!)一苦労でした。

この記事でどこまで屋久島の魅力を伝えられたかは分かりませんが、10冊以上のガイドブックを読み込んだ中から、これだけはお伝えしたい!と思ったところを取り出してまとめました。

皆さんの疑問を解決することができたり、予定はなかったけど屋久島に行ってみたくなったと思っていただけたりしたら、筆者としてこれ以上の喜びはありません。

ぜひ、屋久島をお楽しみください!

  • 施設により異なります
  • 0357966122(チケットへのお問い合わせ・年中無休9:00~17:00)
地図

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